はかいこうせん
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注意:安全性はロケット団を相手にした人体実験で確認済みです。どうぞ安心してご使用ください。
破壊光線(はかいこうせん)とは、ポケットモンスターに登場するとても安全な技である。
概要
超高威力な代わりに使用すると1ターン反動で動けなくなる大艦巨砲主義的な技である。主に体力が残り少なくなってから使用されるため、じばくやだいばくはつを連想させる。かなりロマン成分が強い技といえる。
「破壊」という名を冠されているのに相手のポケモンが瀕死にしかならず、死亡しないのは、はかいこうせんがとても安全だからである。かがくのちからってすげー!
考察
はかいこうせんがどのような物であるか、今のところ不明だが仮説はいくつか存在する。まず、特徴を整理すると
- はかいこうせんが内蔵されている「わざマシン15」が60,000円((コイン=20円/枚)×3,000枚)。メガトンパンチが内蔵されている「わざマシン01」が1,000円なので、少なくともメガトンパンチの60倍の破壊力がある。しかし最近では技術の進歩により7,500円まで下落した。…が技マシンの性能が上がったことで値段も90,000円に上昇した。
- はかいこうせんを受けたポケモンや人間は死亡しないことから、生体を深刻なまでに破壊する作用はなくとても安全である。
- 何かを収縮した後、高音と共に直線状の光線が放たれる。
- あまりにも大きい反動で、次の回に全く動けない。
- タイプは「ノーマル」なので、他のタイプに類似する技ではない。岩・鋼などに弱い。ゴースト系に至っては全く破壊に至らない。
「破壊」というからには、なんらかの物理的な作用があるものと考えられる。また、「光線」とは幾何光学的な意味ではなく通俗的な意味だろう。これらを踏まえた上で、はかいこうせんの仕組みを考察する。
- レーザーや電磁波
- 高出力のレーザーならば物体を破壊することが可能となる。しかし、それほどの威力となれば受けた相手が無事では済まないし、岩だろうが地面だろうがお構い無しである。
- 低出力でも目潰しなどで相手を行動不能にすることは可能だが、今度は物体に影響しない。岩どころか細胞にも作用しないだろう。
- マイクロ波で体液を沸騰させたり、X線などで相手を被爆させるといった手段も考えられる。高音が出たり、ゴースト系のポケモンに効かない理由も説明できるが、生かさず殺さずといった加減は難しいし、相手が瀕死になる前に発信源の自分が絶命する可能性がある。
- 荷電粒子砲(荷電粒子ビーム)
- この手の兵器で大気圏内で使用されたもののうち、一番有名なのは新世紀エヴァンゲリオンTV版第6話のヤシマ作戦で使用されたポジトロンスナイパーライフル(陽電子砲)だと思われる。使用には粒子加速器を用いるが、大気圏内で直進させる場合は莫大な電力が必要な上、磁場、太陽風の影響や荷電粒子の減退もあり実用的ではないが、短距離の相手に使用されることを考えれば電力以外の問題はクリアできそうである。また、減退を利用して威力を抑えることも可能だと考えられるため、はかいこうせんが荷電粒子ビームである可能性は大いにあるといえる。ただし、ポケモンが体内に加速器のようなものを備えているかは解剖しなければ分からない。
- プラズマ砲
- 上記の荷電粒子砲と混同されがちだが、こちらはプラズマを発射する兵器である。電荷粒子砲よりも実用性に乏しい。ほのおタイプの技であるかえんほうしゃのようなものなら比較的簡便に運用できそうだが、その可能性は低い。
- 超音波
- 要するにギャオスと同じである。これだと、直線状の光線や高音も説明できる。しかしこれだと、超音波に振動されて砂粒が研磨するので、岩ポケモンにはむしろプラスに作用するはずである。
- 念力
- だったら最初からサイコキネシスを使えよ・・・
このように様々な可能性を考察したが、条件に完璧に合致するものはなかった。こうなると条件を見直す必要も出てくるが、それでも可能性の域は出ないだろう。
「ポケモンはSFじゃないんだから、そんな柳田理科雄みたいなことしなくても……」というのは禁句である。
覚えるポケモンについて
- レックウザ
- 特攻種族値150から繰り出されるはかいこうせんは、見た者にハルマゲドンを想起させるという。
- また、レックウザはストレスがたまるとげきりんやはかいこうせんで周りにやつ当たりをする。そらのはしらが妙にぼろぼろなのはそのせいである。
- カイリュー
- 第二世代でポケモンリーグチャンピオンのワタルが好んで使っていたドラゴンポケモンの中で、最も有名なポケモンである。人間相手にはかいこうせんをぶっ放したことで有名である。
- ハクリュー
- ワタルのポケモンで、カイリューの進化前。しかし本人たちはこうそくいどうの方が好きなようである。
- バンギラス
- 一発目から使ってくることもある獰猛なポケモンである。しかし、実際にはいわなだれやじしんの方がメジャーである。
- メタグロス
- はかいこうせんが物理技だった第三世代までは良かったものの、第四世代になってからはかいこうせんを覚えさせるメリットが激減してしまった不遇なポケモン。元々、はかいこうせんを入れるぐらいならだいばくはつの方が良さそうだったが。
- ギャラドス
- やはり、ワタルが使うポケモン。一発目から使ってきたりするが、こんなポケモンでもピカチュウの10まんボルトであっさり死ぬんだから世の中は不思議である。
- ポリゴンZ
- この世で最も強力なはかいこうせんの使い手。てきおうりょくとタイプ一致の攻火力により凄まじい力を誇る。もちろん死亡の危険性はなく安全である。
備考
はかいこうせんはポケモンでなくともローマ法王くらいになれば人間でも放つことが出来るようになる。まあ、普通の人間でもわざマシンがあれば撃てますよ・・・きっとね。
関連項目
このページはアンサイクロペディアの記事・はかいこうせんを利用しています。 |