バシディオマイセテス-X

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バシディオマイセテス-X (Basidiomycetes-X) とは新潟で栽培されている新種の食用キノコ。担子菌類の一種で、近年の実験結果から高い抗酸化活性と免疫調整機能が認められ、健康食品として注目されている。

概要

新潟県で2000年代初め頃から食用キノコ「白トリュフ」として栽培されてきたが、その後、新種のきのこであることが判明。βーグルカンの含有量が21%と高く、他の多くのキノコと比べて際立つ特徴となっている。その後、急速に研究が進展。新潟薬科大学応用生命科学部食品機能・分析化学研究室の小西徹也教授によってマウス実験が行われ、活性酸素を消す抗酸化活性がきわめて高いことが確認された(05年に開催された第10回日本フードファクター学界及び、同年の第27回フリーラジカル学会で発表)。また聖マリアンナ医科大学の研究では、リンパ球活性化などの免疫調整機能も認められている。今後、この結果を受けて、多分野での応用と開発が進むものと期待される。

試飲試験による結果

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アトピー治療効果

2007年2月、九州大学・野本亀久雄名誉教授の監修の下、特定非営利活動法人 日々黎明塾が行った人への試飲試験ではアトピー性皮膚炎の患者に通常の治療とともにバシディオマイセテス-Xを乾燥、粉末加工した錠剤を2ケ月飲んでもらい、血液検査とアンケートを実施。試験を完了した全患者に症状の改善向上が認められた。

安全性

前記実験ならびに、2007年3月に報告された三重大学生物資源学部によるマウス実験でも安全性が確認された。

参考文献

  • 実験報告書「バシディオマイセテス-Xのラットに対する90日間亜慢性経口毒性実験」(三重大学生物資源学部 菌類薬理研究所)
  • 研究報告書「『バシディオマイセテス-X組成物』のヒトへの試飲試験について」(特定非営利活動法人 日々黎明塾)

関連項目


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