沖仲仕
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沖仲仕(おきなかせ)は、船から陸へ、荷揚げ荷下ろしを行う港湾労働者の旧称。
概要[編集]
1960年代以前の貨物船のほとんどは在来型貨物船であり、荷揚げ荷下ろしの作業は本船から艀、艀から桟橋と荷物を移動させるために、多くの作業員を要する仕事であった。高賃金で体力勝負となる労働現場は、荒くれ者が集まることから荒廃しやすく、暴力団などに対する人的供給源や資金源となることもあり、反社会的な位置づけを受けることがあった。
1970年代以降、各地の港湾が整備され大型コンテナ船の利用が主流になると、艀を使った労働集約型の作業は瞬く間に減少し、沖仲仕は港湾労働者として括られるようになった。現在、船の荷揚げ荷下ろしの作業を行う港湾労働者の仕事は、ガントリークレーンに代表される大型機械の操作などオペレーター的な作業が中心となり、かつて沖仲仕が活躍していた時代とは作業内容が大きく異なっている。