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相対的幸福(そうたいてきこうふく)とは、創価学会内部で用いられる、第2代会長・戸田城聖が提唱した概念で、物質的充足や社会的地位などによって得られる幸福を指す。具体的には、財産、名誉、権力などがこれに当たる。これらが適度に満たされていれば、天界の状態であり、一応は幸福な状態であるといえよう。しかし、物質的充足や社会的地位は永遠不変のものではありえないため、それらを失えば、人は容易に不幸を感じる状態へと転落する。
これに対し戸田は、日蓮の教えである「南無妙法蓮華経」を信仰することにより得られる絶対の安心と確信の境涯を指して、絶対的幸福と称した。
関連項目[編集]