奈良警察官宅襲撃事件
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奈良警察官宅襲撃事件(ならけいさつかんたくしゅうげきじけん)とは、1952年5月31日に、奈良県磯城郡桜井町(現桜井市)で発生した襲撃事件。
事件の発端
詳細は 桜井町事件 を参照
1952年5月25日、桜井町で民団磯城支部書記長が、旧朝連系の在日朝鮮人に襲われる桜井町事件が発生した。国家地方警察奈良県本部は犯人を検挙し、奈良地検に送致した。
5月30日、奈良市警察に国警磯城地区警察署から「在日朝鮮人の一団が奈良市に向かっている」との連絡が入った。在日朝鮮人の一団は、そのまま奈良地検に突入したため、奈良市警は実力で排除した。
このことから、旧朝連系は奈良市警に反感を持つようになった。今回、襲撃を受けることとなる奈良市警の警察官宅は、まさに桜井町事件が発生した桜井町に所在していた。
事件の概要
1952年5月31日、桜井町の奈良市警警備課巡査部長宅に約10名の在日朝鮮人が覆面姿で押しかけて戸を叩いた。巡査部長の父が戸を開けたところ、いきなり暴行を加え意識不明の重体にした。そして窓ガラスや障子を破壊して逃走した。
参考文献
- 『大和タイムス』1952年5月・6月