「葉っぱ」 (楽曲)

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ピアノ・ソロのための「[「葉っぱ」]」Späne・WVE(暫定作品番号)-29.

作曲者[編集]

菅野茂

作曲年代と作曲地[編集]

1989年10月7日、シュトットガルト・ミッテ、ドイツ

初演[編集]

1991年3月3日. 第一次湾岸戦争中の東京の新宿で星出雅子クラスのサロン・ピアノ発表会、作曲者による演奏

初録音[編集]

1997年7月3日 シュトットガルトのべヴェーグンクスチフレン・スタジオでディアーナ=マリア・サグヴォスキーナが監督

演奏時間[編集]

約8分

概略[編集]

当初第一曲はヘルムート・ラッヘンマンの初期のレッスン用に書かれて,旧題は「二つのピアノ曲と二つのフラグメント」であり、次第に楽章が追加され、改定されて現在のような形になった,最初の題名はWVE-110aと同じく「汚物・Ordure」であったが,出版社が『汚くて売れないと』拒否したので、ユリアーネ・グロースの提案によって現在の女性的な名前の「Spaene・葉っぱ]」に変えさせられた。現在15回の演奏記録があるが,初演以外はほとんどオイリュトミーの伴奏として使われた。第5曲を筆者は直接ガムラン音楽を意識したわけではないが,その後しばらくしてシュトットガルトでそこのインドネシア人達と交流があり、半年ほどガムラン打楽器の演奏の手ほどきを受けたりしている。現在までに13曲の編曲がある。なおオリジナルも含めてアムステルダムガーディアムス財団の図書館ですべて閲覧可能。テクニック的に現代音楽にしては比較的演奏が容易な方である。

曲の構成と内容[編集]

第一曲: a.“フラグメントI“,和音とアルぺジオのエレメントの交差 b.はパレルゴン、多様なバランスの組み合わせ。 第二曲:機械的な音の香り。 第三曲:極端な音域による構成物。 第四曲:エレメントの増加過程。 第五曲:リズムの音色ヴァリエーション。


==編曲版==  29-a.Un Déchets für Marimbaphon (9.11.99/Stgt) ca.4 min. 29-b.Extrem for Orgel positiv (9.12.99/Stgt) ewig min. 29-c.Extrem for Snare Drum von aller Richtungen (9.12.99/Stgt) ca.7 min. 29-d.Extrem for Xylophon: 0 DB/0 Phon (9.12.99/Stgt) ca.7 min. 29-e.Extrem for 2 Flutes unendlich DB/unendlioch Phon ca.7 min. 29-f.Extrem for Bongos:e2=0 Hz 29-g.Extrem for Cembalo f1= endlos Hz. 29-h.Extrem for Nichts/Nothing (9.12.99/Stgt) ca.7 min. 29-j. Extrem for guitar solo (23.11.2000/Stgt) ca.5 min. 29-k.Abfälle by Rhythm only for Percussion Ensemble (18.2.2001/Hilgenroth) ca.5 min. 29-l. Extrem for Flutec with Piccolo and Drums (15.3.04/Hilgenroth) ca. 7 min. 29-m. Extrem Stopped Time for Flute and 2 Guitars (Hilgenroth, 15.12.04) ca. 9 min. 29-n.“Extrem” for Handel for small Organ solo (Hilgenroth,4.1,06) ca.4 min.

==出版と録音==  ミュンヘンの4分33秒出版社、CDは当時のモデラート・レーべル(廃盤)