コジロウ (アニメポケットモンスター)

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コジロウ(日本国外名:James)は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優は三木眞一郎[1]

プロフィール[編集]

  • 出身地:カントー地方のどこか
  • 職業:ロケット団員
  • 年齢:25才[2]
  • 登場時期[3]:全シリーズ

人物[編集]

ロケット団の一員で、ムサシニャースのパートナー。髪は青く瞳は緑。

ムサシ同様ナルシストであるが[4]、ムサシに比べるとマトモな部分もあり少々ナイーブ。物語が進むにつれキザな言動やナルシストな部分の描写は少なくなり、人の良さや少々ヘタレな部分が強調されるようになる[5]。ロケット団としてターゲットにしていないポケモンに対しては手持ち・野生に関わらず優しく[6]、手持ちのポケモンからも懐かれており、そのポケモンたちには愛情表現に近い形で噛み付いたりするものも存在する。また、ポケモンとの絆が試される「ポケモンオリエンテーリング」という競技ではマネネとパートナーを組み優勝するなど、トレーナーとしての資質も備えており、サボネアと別れた後はその悲しみから深く落ち込んだり、サボネアがドレインパンチを完成させたことを知ると感激するなど、ロケット団人とは思えないほどポケモンを愛しているといえる。

ポケモンのことはお菓子のおまけのカードや市販されているポケモンカードなどで勉強しているので、ムサシよりは戦略を考えてバトルをしている模様。何故かくさタイプのポケモンを多く持つ傾向にある(そして、愛情表現の表れとして痛い目に遭う)。ムサシと同様に、他のロケット団員と異なる色の制服を着ている。趣味は瓶の王冠集めで、相当なレア物も持っているほか、拾った王冠の年代・生産状況を即座に言い当てるなど王冠集めへの熱中は激しい(余談だが瓶の王冠だけでなく牛乳瓶の蓋なども持っている)。しかしことあるごとにムサシやニャースにばらまかれたりしている。

子供の頃は、パートナーのムサシとは対称的に超大金持ちな家庭で育ち[7]ガーディの「ガーちゃん」をペットにしていたが、礼儀作法に厳しくしきたりに捕らわれた生活や親が決めた婚約者[8]との結婚を嫌がり、家を飛び出しチャリンコ暴走族を経てロケット団に入った。チャリンコ暴走族時代は、メンバー中で唯一補助輪付きの自転車に乗っていたため、「補助輪のコジロウ」と呼ばれていた。このチャリンコ暴走族にはムサシも所属していたが、当時はお互いに面識がなく、ロケット団員の訓練所で初めて顔を合わせた。

初期のころは他の一般団員の指揮を務めたり、ボスであるサカキから直々に命令が下されるなどのシーンがある。これは相棒のムサシと共にコジロウが元々はエリート候補の団員であるためだが、サトシ達と出会って以降は失敗の連続であるため、現在はエリートから外されている。

本人曰く、少年時代は家庭教師が23人居た上にピアノやバイオリンの稽古もさせられていたようだが、ポケモンゼミの入学試験には落ちている(ポケモンゼミはムサシも受験し不合格になっているが、チャリンコ暴走族時代と同じく直接の面識はなかったようである)。分刻みのスケジュールを押し付けられることに不満を抱いていたものの、根がお人よしのせいか親のことを完全に嫌うことはできず、家を捨てた今でも両親のことは「パパン」「ママン」と呼ぶ。どうしても耐えられなかったとはいえ、両親と婚約者から逃げ出したことを多少負い目に感じていたらしく、訓練所時代は「(どんなことからも)逃げたことはない」が口癖だった。

首藤剛志による小説版では、初登場の際「子供の頃から大人しく影が薄いと言われていたので、泥棒のくせにやたらと写真写りを気にする」と描写されている。

名前の由来は佐々木小次郎

銀魂とのコラボレート[編集]

真撰組近藤勲土方十四郎沖田総悟によって、無理やりロケット団から離脱させられ真撰組に加入、更には松平片栗虎に公認された。当の本人は当初は馴染めなかったが、次第に団結しつつある。3人からは「サカキの手下だったら先が無かった。ここに入れば、マシーンを作ってくれると思った。」というのが理由である。

略歴[編集]

家出後チャリンコ暴走族を経てロケット団に入団し養成所でムサシとニャースと出会いチームを結成する。抜群の成績で養成所を卒業したため当初はエリート候補と目されていたがサトシピカチュウを狙い始めてから殆ど成果を出せずダメ団員の烙印を押されてしまう。金銀編では1度ムサシやニャースと共に自分の知らないうちにロケット団を強制的に辞めさせられてしまうが、そのことを知った直後に再入団を果す。

AG編ではサカキからホウエン地方にロケット団の支部を作るよう指示されたが命令を果たせなかった。そのためかDP編ではついにサカキから存在を忘れられてしまっている。

ホウエン地方に到着後からポケモンコンテストに積極的に大会に出場するようになったムサシとは対照的に自身はニャースと裏方に回る事が多い。ただ「ポケモンオリエンテーリング」や「ポケリンガ」などポケモンとの絆を試される大会にはよく出場し好成績を出す事も多い。現在の手持ちはマネネとマスキッパの2体。

コジロウのポケモン[編集]

ドガースマタドガス
2話から登場。お歳暮でサカキから貰った。「えんまく」でサトシ達から逃げる作戦を使う。31話でコジロウの涙で進化する。(ニャース曰くたまたま進化の季節になっただけ)ムサシに強制レンタルされることも多く、人を乗せても浮遊することができるため海などで移動手段として使われることもある。282話(AG6話)で密猟者から野生のドガース達を逃がすためにコジロウと別れる。進化前と比べて進化後は声が高い。
「たいあたり」や「ヘドロこうげき」、「えんまく」を使用していた。
コイキングギャラドス
15、16話に登場。サントアンヌ号でコイキング売りの親父の嘘に騙されたコジロウに3万円で買われた。「はねる」しか覚えていないため16話でコジロウに蹴り捨てられるが、直後に怒りで進化し「りゅうのいかり」でサトシ達を巨大ポケモンの島まで飛ばしてしまう。モンスターボールは通常のものに金メッキが施されたもの。
「はねる」や「りゅうのいかり」を使用していた。
ウツボット(メス)
57話から登場。元はウツドンだったが、カントー地方でヤマトとコサブロウが任務のために営む育て屋に預けたことでいつの間にか進化する。コジロウのことが大好きらしく、モンスターボールから出た直後よくコジロウに噛み付く(というより飲み込もうとする。ムサシを飲み込もうとしたことも何度かある)。498(DP31)話でコジロウが「またウツボットに飲まれたい」と言ったことから、コジロウはウツボットの自分への愛情表現に喜んでいたようである。
「つるのムチ」や「はっぱカッター」、「たいあたり」や「すてみタックル」、「ねむりごな」を使用していた。
ウツドン→ウツボット(オス)
261話に登場。元々はコイキング屋のオヤジが持っていたウツドンで、コジロウのウツボットと交換される。その後、ウツボットに進化しムサシを飲み込もうとして逆鱗に触れ、どこかへ蹴り飛ばされる。オヤジに渡したウツボットもオヤジを飲み込もうとして同じように蹴り飛ばされるが、その先で互いに出会い恋に落ちたのか、そのままどこかに行ってしまう。
「あまいかおり」を使用していた。
サボネア
282(AG6)話から登場。マタドガスと別れた直後にゲットされる。ウツボット同様コジロウが大好きなようで、モンスターボールから出た直後よくコジロウに抱きつこうとするが、そのトゲだらけの身体のせいでコジロウは毎回痛い目に遭う(数回だけ抱きつきをかわされたこともある)。521(DP54)話で、ハクタイジムのジムリーダーのナタネに「まだまだ強くなれる」と言われ、サボネアの将来を考えたコジロウによりナタネに預けられる。その後はコジロウとの特訓でも不完全だったドレインパンチを完成させ、たくましく成長したことがジュンにより語られている。
「ミサイルばり」や「ニードルアーム」、「すなあらし」や「ドレインパンチ」を使用していた。
チリーン
360(AG84)話に登場。ヒマワキシティでチリーンに思い出があったコジロウに抵抗無くゲットされる。ロケット団にとって文字通り「癒し」となる音色を出すが、間違えて「おどろかす」を使うこともある。ムサシがコンテストで使用した際は、コジロウは嫌がったものの一次審査ではパーフェクトな評価を出す。しかし元々丈夫ではなかったらしく、ロケット団の極貧生活で衰弱したため、423(AG147)話でコジロウの実家の別荘の管理人である老夫婦に預けられる。
「いやしのすず」や「すてみタックル」、「おどろかす」や「まきつく」を使用していた。
マネネ
422(AG146)話から登場。コジロウの実家の別荘の管理人である老夫婦の所にいた。チリーンが衰弱したことで落ち込むコジロウを励まそうと、自らゲットされる。いつも他の人間やポケモンの真似をしている。コジロウにはチリーン同様に非常に大事にされているが、チリーンに「すてみタックル」を使わせるのを物凄く嫌がったのに対し、タケシのウソハチの「すてみタックル」を「ものまね」させたことがある。
「ものまね」や「フラフラダンス」、「くすぐる」を使用する。
マスキッパ
469(DP2)話から登場。ノモセ大湿原で弱っていたところを子供の頃のコジロウに助けられ、その後ゲットされシンオウ地方にある別荘でよく一緒に遊んでいたらしい。長年玩具箱の中にモンスターボールともども仕舞われ忘れ去られていたが、偶然その場所を訪れたコジロウにより玩具箱から脱出。その後はコジロウの手持ちとして同行する。モンスターボールに入れられたまま(恐らくは10年近くもの間)忘れ去られるという酷い目にあったにも関わらず、コジロウには非常に懐いており、ボールから出てきたときや吹っ飛ばされたときには愛情表現としてよくコジロウに噛み付く。
「かみつく」や「タネマシンガン」、「つるのムチ」を使用する。

脚注[編集]

  1. 緑川光も声優のオーディションを受けたが、落選した。
  2. 『ルギア爆誕』において、フルーラがサトシに恋愛感情があるのかとカスミをからかった際、10歳の2人に対しムサシが「恋愛で揉めるなんて10年早い」と言った後、コジロウが「僕たちは5年遅い」と言うやり取りがあり、これを根拠に25歳だとする説が有力。
  3. 登場時期に示されている略号
  4. 初期には女装好きという一面もあり、ことあるごとに女装姿を披露していた。ムサシが男装、コジロウが女装するシーンが数多く見られる。
  5. 少年時代やロケット団訓練所のエピソードを見ると、昔はわざとキザに振舞っていただけで、お人よしな性格の方が素のようである。
  6. 特に手持ちのチリーン・マネネへの愛情は凄まじく、半ば親馬鹿と化している。
  7. カントーには城同然の別荘(シンオウにも別荘を持っているがこちらは至って普通)があることから、実家の資産はかなりのものであると思われる。
  8. 名前はルミカ(声優:林原めぐみ)で顔がムサシにそっくりであるが、しつけと称してムチを振り回したり、ラフレシアの「しびれごな」を浴びせるなどかなりの奇人。

関連項目[編集]