M.U.G.E.N
MUGEN(ムゲン)は、元Elecbyte(エレクバイト)が開発したとされる、同人ゲームとされている。
目次
概要
MUGENはElecbyte社が開発した元格闘ゲーム作成プログラムであり、実はゲームデータ内の設定のテキストデータをいじくることで自分好みのゲームに仕立て上げることができる。さらに、キャラクターやステージを作成し、それをゲームに適用して遊ぶことが出来る。だが、現在は自分でキャラクターやステージを作ってそれでプレイするユーザーはごく一部にしか過ぎず、面倒くさがりやなユーザーたちはインターネットから配信されているキャラクターデーターや設定をダウンロードしてMUGENに適用して遊んでいる。しかも、最新版のMUGEN(公式版ではない)[1]は、設定がいらないという、ダウンロードプレーヤー[2]対象の内容となっているので、現在のMUGENはElecbyteの製作概念には大きく異なっていると言える。消えていった[3]Elecbyteがかわいそうなのやら、役に立っているのか…正直よく分かりません。
著作権問題
MUGENには著作権が存在しない。なぜならこれを著作し、著作権を持っているはずのElecbyteは、現在は存在しないのである。MUGENはElecbyteのホームページで配布されていたが、Elecbyte自体がホームページの配信サービスを除く全コンテンツを削除し、遺言とも言える「FAQ」のみを残して業務撤退をしてしまったのである。
したがってキャラクターやステージデータなどももちろん自己責任ということになるのだが、こちらのほうももちろん無視されている。犯罪者のキャラクターやもともとのキャラクターのあるべき形が無視されたキャラクターが非常にあったり、逆に余りにもマニアックだったりする。だが、誰も気にしないので問題ない。
配布
配布に関しては現在、絶対に手に入れられない人が激増しているが、次のようなことが起こっている。
- 公式版MUGEN(Winmugen & Dosmugen)がElecbyteによって公式配布される。
- 公式版MUGENが配布終了する。
- 改造版二次配布のMUGEN「No limit winmugen patch」が老兵なる人物により配布される。
- 改造版二次配布のMUGEN「No limit winmugen patch」が配布されているページが消失し、入手困難となる。
- 新しい改造版のMUGEN「MUGEN Plus」がファンサイト「Random-select」から配布され、専用キャラ等も増える。
バージョン
公式版MUGEN
普通に、自分で格闘ゲームを作ることをコンセプトとしたゲーム。
WinMugen制限解除パッチ
不可解なバグが修正されたうえに、テキストデータからいじることで65535人まで登録できる。
- 公式版のWinmugenをWinmugen制限解除パッチにアップデートするアプリケーションも追加された。
- エレクバイトが復活したら配布をやめると発表したが、復活しないうちに配布終了。
- エレクバイトはこれを公開するなとは言っていなかったが公開していいとも言っていなかったそうな。
日本語版テキストデータ
テキストデータのいじくり方がまったく分からない人のために、テキストデータに内容解説コメント付となっている。また、MUGENが快適に動作する環境にあらかじめ設定されている。操作方法まで変更されておりかなり面倒なところもあるが、これは孔明の罠でないかとされている。
MUGENプラス(Mugen-hi)
Winmugen制限解除パッチの最新版。
- アドインなる改造ツールなどの導入が簡単。
- テキストデータを一切いじくる必要がなくなった。
- 別名NO LIMIT MUGEN YUTORI EDITION。
有名な配布キャラクター
- ドナルド・マクドナルド
- 今までのキャラクターに飽き飽きしてきていた人がこれを見て大爆笑した。動きが早い上、非常に強いが、弱点も決定的である。また、改変して再配布も可能なので、現在ネットでは大量のドナルドが行き交っている。カーネル・サンダースも配布されているが、一緒に戦わせると何かが起こる。何が起こるかは、自分でプレイするか、お察しください。
- 河原 美代子(引越しババア)
- ババアのクセに普通の技でも非常に強い。しかもうるせえ。
- F1キー
- 敵に回されたら勝てないと思え。
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。 |
いろいろ
- ↑ MUGEN-Plusの事。詳しくはバージョンの項を参照。
- ↑ MUGENを自分で作って遊ぶのではなく、インターネットからMUGENのファイルをダウンロードして遊ぶ面倒くさがりやプレイヤーのこと。だが、もしもこの種のプレイヤーが100%になってしまった場合にはこの種のプレイヤーは消滅してしまうだろう(配布する側がなくなってしまうため)。
- ↑ え、消えていった!?なんて感じた人は、記事を最後まで読め。