音場professional
音場professional (オトバプロフェッショナル) は京都府出身のバンド。 フィールドレコーディングを基に、主にアンビエント、ノイズの楽曲を作る。 ライブは全て即興演奏で、扱うジャンルは多岐にわたる。
固定メンバーはインディーズの映像作家TUGUMI(vo,b,sampler)、ノリユキ(vo,g)とSYAM(vo,g,key,sampler)であるが この3人に加え、ライブ毎、レコーディング毎に流動的にメンバーが入れ替わる。だいたい5~8人編成のライブを行う。 京都を拠点とし、奈良、滋賀で活動。2007年4月、京都の精華大学で行われた音と映像の祭典2007では 刺激の強すぎる音と映像に、体調不良を訴える客が続出、伝説のライブとなっている。
インディー映画、インディー劇団に楽曲を提供している他、ライブ、自主音源の配布活動も 行っている。
来歴
SYAMが散歩している際、当時学生でありインディー映画監督であったTUGUMIをナンパしたのが 出会いであると「after hourse」のインタビューで語っている。 TUGUMIに影響を受け、SYAMは映画音楽としての音楽に取り組むことになる。
- 2002年
SYAMが音場production(オトバプロダクション)活動を開始。 ライブを極端に嫌う思考があり、音源制作、他アーティストとのコラボレーションの為の プロモーションが主な活動内容であった。
- 2003年
音場productionにTUGUMIが加わる。 初めての音源を自主制作する。
- 2004年
TUGUMIが監督するインディー映画、「タラのサイケデリック」に音場production名義で 楽曲を提供。各地地方の映画祭で上映され、好評を得る。 地元京都にて、映画のプロモーションの為のライブを1回だけ行う。
- 2005年
TUGUMIが監督する映画、「現実とその…」に音場production名義で楽曲を提供。
- 2006年
TUGUMIが監督する短編映画集、「写真」に音場professional名義で全楽曲を提供。 サウンドトラックをインディーレーベル「cherry music」より、DVDとCDと 写真集をセットでリリース。 このころより音場professional(オトバプロフェッショナル)と名乗るようになる。 TUGUMIの映画クルーの一員、ノリユキがメンバーに加わる。
SYAMのライブ嫌いの為、殆どライブ活動を行なっていなかったが、2006年後期より なぜか積極的にライブ活動を行うようになる。 香港にて、イングランド、マンチェスターのレーベル「City Centre Offices」主催のイベントに参加。ムスリムガウゼや、香港のノイズバンド原始公社SSSと競演を果たす。
音楽性
音源、ライブ共に非常に多岐にわたる。 メンバーが流動的であるため、ライブ毎にまったく違う音楽性を 出していが、ポップであればとことんポップ、抽象的であればとことん抽象的、叙情的であれば とことん叙情的と、一貫して極端なスタイルを追求している。
ライブパフォーマンスにもそのスタイルは徹底されており、[ギターの気持ち]と称して、SYAMが全身に ギターの弦を巻きつけ、自ら巻きつけた弦をかき鳴らす(もちろん無音)ようなこの上なく意味不明の パフォーマンスを度々披露している。
人物・パフォーマンス
- TUGUMI
- ノリユキ
- SYAM
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