ルチアーノ・ロサーダ

ルチアーノ・ロサーダ（Luciano Rosada, 1923年2月19日 - 1998年11月26日）は、イタリアの指揮者。

ヴェネツィア出身。ヴェネツィア音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、1941年にヴァイオリン、1947年に作曲で卒業。また、キジアーナ音楽院でアントニオ・グァルニエリ、ヴェネツィアでヘルマン・シェルヘンの各氏に指揮法を学ぶ。1948年にはフェニーチェ座でパウル・ヒンデミットの《カルディヤック》の上演に於いてニーノ・サンツォーニョの代理で指揮を執り、同年ヴェネツィア現代音楽祭で打楽器奏者として参加。1957年にフランコ・ドナトーニのバレエ《ランパラ》をスカラ座で上演。1961年までスカラ座のバレエ団を率いる。1964年から1974年までボローニャ音楽院、1975年から1984年までミラノ音楽院のそれぞれで指揮法を講じ、1970年から1976年までミラノのポメリッジ・ムジカーリ管弦楽団、1980年から1983年までサンレモ交響楽団のそれぞれで芸術監督を務めた。

ミラノにて没。