ヘルマン・バウマン

ヘルマン・バウマン（Hermann Baumann, 1934年8月1日 - ）は、ドイツのホルン奏者。本名はヘルマン・ルドルフ・コンラート・バウマン(Hermann Rudolph Konrad Baumann)。

ハンブルク出身。元々はチェロとピアノ、合唱指揮を学び、エルンスト・モッシュのジャズ・バンドのドラム奏者も務めていたが、手押し車を使ってドラムを運ぶのが面倒だったため、17歳でホルン奏者に転向してハインリヒ・ケラーとフリッツ・フートに師事。1957年から1961年までドルトムント市立管弦楽団、1961年から1967年までシュトゥットガルト交響楽団のホルン奏者を務め、1964年にミュンヘン国際音楽コンクールのホルン部門で優勝。1967年から独奏者として活動し、1969年から30年に渡ってフォルクヴァンク大学でホルンを教えた。1993年に脳卒中に倒れたが、程なく回復している。