庄司紗矢香

庄司 紗矢香（しょうじ さやか、英:Sayaka Shoji、1983年〈昭和58年〉1月30日 - ）は日本のヴァイオリン奏者。

東京都国分寺市出身。画家であった母の仕事の都合で４歳の頃から１年間イタリアのシエナで暮らす。当初はピアノを学んでいたが、ウート・ウーギの演奏を聴いてヴァイオリンに興味を持ち、５歳で帰国した後はヴァイオリンを本格的に学び、原田幸一郎や海野義雄に師事。1994年の全日本学生音楽コンクールのヴァイオリン小学生部門で優勝している。1995年から2000年までキジアーナ音楽院に在籍し、ウーギにヴァイオリン、リッカルド・ブレンゴーラに室内楽を学んだ。1996年からサシュコ・ガヴリーロフのレッスンも受け、1997年にはイスラエルより奨学金を得てシュロモ・ミンツにも学んだ。同じ1997年には、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールの17歳までの部門で優勝。ルツェルン音楽祭でルドルフ・バウムガルトナーの指揮するルツェルン音楽祭合奏団の演奏会の独奏者として初舞台を踏み、そのままバウムガルトナー等と共にドイツ・オーストリアの演奏旅行に出て、ウィーン・ムジークフェラインザールでも演奏した。1998年にはケルン音楽大学に行き、2004年までザハール・ブロンの許で研鑽を積んだが、1999年にパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝している。