アンネ＝ゾフィー・ムター

アンネ＝ゾフィー・ムター（Anne Sophie Mutter, 1963年6月29日 - ）は、ドイツのヴァイオリン奏者。

ドイツ連邦共和国領ラインフェルデン出身。５歳でピアノを始めたがすぐにヴァイオリンに転向。エルナ・ホーニヒベルガーにヴァイオリンを師事し、1974年からヴィンタートゥール音楽院でアイダ・シュトゥッキに師事。1976年にルツェルン音楽祭で演奏してヘルベルト・フォン・カラヤンの知己を得、1977年にはザルツブルクでカラヤンの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初共演している。1980年にはズビン・メータの指揮するニューヨーク・フィルハーモニックと共演してアメリカ・デビューを果たし、その翌年にはカラヤンの指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に帯同する形で初来日を果たした。1989年には弁護士のデトレフ・ヴンダーリヒと結婚し、２児を儲けたが1995年に死別。2003年にはアンドレ・プレヴィンと再婚したが、2006年に離婚している。