マリエル・ノールマン

マリエル・ノールマン（Marielle Nordmann, 1941年1月24日 - ）は、フランスのハープ奏者。

モンペリエ出身。６歳の頃からピアノを始めたが、10歳の時にリリー・ラスキーヌと出会い、パリ音楽院でラスキーヌにハープを師事して1958年にプルミエ・プリを取得。またジャン・ユボーにも室内楽を学び、1959年には室内楽でもプルミエ・プリを取得して音楽院を卒業した。1960年から1978年までフルート奏者のアンドレ・ギルベールとチェロ奏者のルノー・フォンタナローザとでノールマン三重奏団を結成して活動。また師のラスキーヌとの二重奏も行った。1968年にはヴァイオリン奏者のパトリス・フォンタナローザと結婚している。1989年から1999年までアルゼンチンでハープを教える傍らで母校のパリ音楽院でマスター・クラスを開講していた。1993年からは師のラスキーヌの名を冠した国際ハープ・コンクールを主催。1995年にはアルルのイベント「ハープの日」の発起人に名を連ね、2008年にはレ・ミュージカル・ド・バガテル・フェスティバルの芸術監督を務める。2010年からバンドネオン奏者のエドゥアルド・ガルシアとデュオ「エンクアントロ」を結成。