乾漆盧舎那仏坐像

提供: Yourpedia
2021年12月9日 (木) 23:31時点におけるEifuku21 (トーク | 投稿記録)による版 (新規 唐招提寺の金堂に安置されている盧舎那仏の坐像)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

乾漆盧舎那仏坐像(かんしつるしゃなぶつざぞう,Rushanabutsu)は唐招提寺の金堂に安置されている盧舎那仏の坐像である。

概要

座像だが、像高は304.5cmある。横幅がある体幹に両肘を低くし、引き締まった頬の張り、水平に伸びる眉毛、眼球がふくらみ、太目の鼻梁など、それまでの仏像には見られない表現である。『唐招提寺建立縁起』によれば、鑑真の弟子の義静の制作によるとされる。

千体の化仏をつける5mを超える光背がある。化仏は現時点で864体が残る。


乾漆盧舎那仏坐像(かんしつるしゃなぶつざぞう,Rushanabutsu)は唐招提寺金堂に安置されている盧舎那仏の坐像である。

概要

座像であるが、像高は304.5cmあり、乾漆造としては異例の大きさである。

横幅がある体幹に両肘を低くし、引き締まった頬の張り、水平に伸びる眉毛、眼球がふくらみ、太目の鼻梁など、雄大さとやわらかさは、それまでの仏像には見られない表現でとなっている。『唐招提寺建立縁起』によれば、鑑真の弟子の義静の制作によるとされる。 奈良時代に盛んであった脱活乾漆造で作られる。 光背には本来1000体の化仏をつけていたとされるが、現時点で862体が残る。