リリー・ラスキーヌ

リリー・エーメ・ラスキーヌ（Lily Aimée Laskine, 1893年8月31日 - 1988年1月4日）は、フランスのハープ奏者。本名はエーメ・エミリー・ラスキン(Aimée Emilie Laskine)。

パリにロシア移民の子として生まれる。６歳からハープをはじめ、1904年から1906年までパリ音楽院 に通い、アルフォンス・アッセルマンとジョルジュ・マルティにハープを学び、プルミエ・プリを得た。卒業後、1926年までパリ・オペラ座管弦楽団のハープ奏者を務め、パリ・オペラ座管弦楽団の在任中からコンセール・クーセヴィツキー、コンセール・ラムルーやコンセール・ストララム等に参加した。1934年にフランス国立放送管弦楽団の首席ハープ奏者を務め、1938年からヴァイオリン奏者のローラン・シャルミーと結婚。1948年から1958年まで母校のパリ音楽院で教鞭を執った。

パリにて没。