ショパン国際ピアノコンクール
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ショパン国際ピアノコンクール(International Chopin Piano Competition)はポーランドのワルシャワで開催される国際的なピアノコンクールである。若手の登竜門と言われる。現在はフレデリックショパン研究所が主催する。クラシック音楽では最も高い評価を受ける音楽コンクールのひとつである。
概要
1925年にポーランドの ピアニストで指揮者のイェジ・ジュラヴレフ教授(ワルシャワ音楽院)が基金を探し、1927年に第一回コンクールを開催した。第二次世界大戦中と2020年にはコロナのため延期された。
公式ピアノ
使用するピアノはスタインウェイ、ヤマハ、カワイ、ファツィオリの4製造者から、演奏者は選ぶことができる。
歴代入賞者=
回数 | 開催年 | 1位 | 2位 | 3位 |
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1 | 1927 | レフ・オボーリン | Stanisław Szpinalski | Róża Etkin |
2 | 1932 | アレクサンダー・ウニンスキー | ImreUngár | Bolesław Kon |
3 | 1937 | Yakov Zak | 未記入 | 未記入 |
4 | 1949 | ベラ・ダヴィドヴィチ/ Halina Czerny-Stefańska | Barbara Hesse-Bukowska | Waldemar Maciszewski |
5 | 1955 | アダム・ハラシェヴィチ | ウラディーミル・アシュケナージ | フー・ツォン |
6 | 1960 | マウリツィオ・ポリーニ | Irina Zaritskaya | Tania Achot-Haroutounian |
7 | 1965 | マルタ・アルゲリッチ | Arthur Moreira Lima | Marta Sosińska |
8 | 1970 | ギャリック・オールソン | 内田光子 | Piotr Paleczny |
9 | 1975 | クリスティアン・ツィマーマン | Dina Joffe | Tatyana Fedkina |
10 | 1980 | ダン・タイ・ソン | Tatyana Shebanova | Arutyun Papazyan |
11 | 1985 | スタニスラフ・ブーニン | Marc Laforet | Krzysztof Jabłoński |
12 | 1990 | 該当なし | Kevin Kenner | 横山幸雄 |
13 | 1995 | 該当なし | Philippe Giusiano/ Alexei Sultanov | Gabriela Montero |
14 | 2000 | ユンディ・リ | Ingrid Fliter | Alexander Kobrin |
15 | 2005 | Rafał Blechacz | 該当なし | Dong-Hyek Lim/ Dong-Min Lim |
16 | 2010 | Yulianna Avdeeva | Lukas Geniušas/ Ingolf Wunder | Daniil Trifonov |
17 | 2015 | チョ・ソンジン | Charles Richard-Hamelin | Kate Liu |
18 | 2021 | Bruce Xiaoyu Liu | 反田恭平/ Alexander Gadjiev | Martín García García |
日本人入賞者
- 第15回 ショパン国際ピアノコンクール」に辻井伸行は最年少の17歳で参加し、「批評家賞」を受賞したが、第二次予選から本選には進めなかった。
- 日本人の歴代最高位は第8回(1970年)に内田光子が2位となり、第18回(2021年)に反田恭平が同じく2位となった。
世界三大音楽コンクール
世界三大音楽コンクールは次の3つと言われる。
- エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)、
- チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)
- ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)