バフコーチン
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バフコーチンは、鶏の品種。上海からイギリスやアメリカに渡って、シャンハイ、コーチシナなどと呼ばれており、呼称が転訛してコーチンと呼ばれるようになったといい、「コーチシナ」と呼ばれていたのはベトナム(交趾)に由来するともいう[1]。「バフ」は改良種の褐色の羽色のこと[2]。
重さが9斤(約5kg)になる大きな鶏、という点から、九斤とも呼ばれた[3]。
赤い鶏冠に赤い耳たぶで、脚の先まで毛が生えている[4]。冬期にもよく産卵し、年間100個ほど卵を生む[5]。
1883年(明治16)以降、愛知県で、地鶏と交配させて海部種や名古屋コーチンが作出された[6]。
付録
脚注
参考文献
- 入谷 (2000) 入谷哲夫『名古屋コーチン作出物語』ブックショップ「マイタウン」、ISBN 4938341972