新京成電鉄

提供: Yourpedia
2020年1月8日 (水) 04:12時点におけるSEOに熱心なMuttley (トーク | 投稿記録)による版 (rxy=森谷辰也=LTA:ASPELTA:DCHANCELTA:SASHOという動かせない事実。)

移動: 案内検索

'''新京成電鉄株式会社'''(しんけいせいでんてつ、{{Lang-en|Shin-Keisei Electric Railway Co., Ltd.}})は、[[千葉県]][[東葛地域]]に1路線([[新京成電鉄新京成線|新京成線]])を有する[[鉄道事業者|鉄道会社]]。[[京成グループ]]の会社(持分法適用関連会社)であり、京成グループ共通の「'''K'SEI'''」ロゴを使用している<ref>ただし、現在の公式サイトには「K'SEI」ロゴはなく、「新京成グループ」以外の京成電鉄など京成グループ他社へのリンクもない。</ref>。また、自社のロゴは「ステップマーク」と称する曲線のシンボルマークと小文字で「'''shin-kei-sei'''」と記されたロゴタイプである<ref name="shinkeisei20140530"/>(かつては「'''SHIN-KEISEI'''」だった)。[[東京証券取引所]]一部[[株式公開|上場]]。関東地方では唯一の[[準大手私鉄]]に分類される。[[パスネット]]の符丁はSK。 本社所在地は千葉県[[鎌ケ谷市]][[くぬぎ山]]4丁目1番12号。 鉄道事業のほか、[[不動産]]業なども行っている。なお、[[バス (交通機関)|バス]]事業については[[2003年]][[10月1日]]に全て分社し、当初[[船橋新京成バス]]・習志野新京成バス・[[松戸新京成バス]]の3社で営業していたが、そのうち習志野新京成バスが2014年4月16日をもって船橋新京成バスに吸収されて以降、船橋と松戸の2社で営業している。 == 歴史 == {{Main2|新京成線の詳細な歴史は「[[新京成電鉄新京成線]]」も}} * [[1946年]]([[昭和]]21年)[[10月23日]] - 会社設立。 * [[1947年]](昭和22年)[[12月27日]] - [[新津田沼駅]](初代) - [[薬園台駅]]間営業開始。 * [[1948年]](昭和23年)[[8月6日]] - 薬園台駅 - [[滝不動駅]]間開業。 * [[1949年]](昭和24年) ** 自動車事業営業開始。 ** [[1月8日]] - 滝不動駅 - [[鎌ヶ谷大仏駅]]間開業。 ** [[10月17日]] - 鎌ヶ谷大仏駅 - 鎌ヶ谷初富駅(現:[[初富駅]])間開業。 * [[1953年]](昭和28年) ** [[10月21日]] - 全線で[[軌間]]を1067mmから1372mmに[[改軌]]。 ** [[11月1日]] - [[前原駅]] - [[京成津田沼駅]]間開業。2代目新津田沼駅開業。同駅(初代) - 前原駅間廃止。 * [[1955年]](昭和30年)[[4月21日]] - [[初富駅|鎌ヶ谷初富駅]] - [[松戸駅]]間が開業し、全線開業([[単線]])。[[京成千葉線]]への直通運転実施(8月31日まで)。 * [[1959年]](昭和34年)[[11月30日]] - 全線で軌道を1372mmから1435mmに改軌。 * [[1961年]](昭和36年) ** 10月 - [[東証|東京証券取引所]]二部に上場。 ** [[8月23日]] - 新津田沼駅(3代目) - 前原駅間開業。2代目の同駅は[[藤崎台駅]]に改称。 * [[1968年]](昭和43年)[[5月14日]] - 新津田沼駅を現在地に移転(4代目)。同駅(4代目) - 京成津田沼駅間開業。前原駅 - 藤崎台駅 - 京成津田沼駅間廃止。 * [[1971年]](昭和46年) - [[新京成電鉄800形電車|800形]]電車営業運転開始。 * [[1975年]](昭和50年)[[2月7日]] - 京成津田沼 - 新津田沼間1.2kmをのぞく全線[[複線]]化完成。 * [[1978年]](昭和53年)[[12月1日]] - [[新京成電鉄8000形電車|8000形]]電車営業運転開始。 * [[1979年]](昭和54年)[[3月9日]] - [[北総鉄道北総線|北総開発鉄道線]](当時)と相互直通運転を開始。 * [[1984年]](昭和59年)[[3月19日]] - [[北総鉄道北総線|住宅・都市整備公団線]](当時)と相互直通運転を開始。 * [[1985年]](昭和60年)[[7月1日]] - [[定期券発行機]]の使用を開始(係員操作型)。 * [[1986年]](昭和61年)[[2月26日]] - [[新京成電鉄8800形電車|8800形]]電車営業運転開始。 * [[1987年]](昭和62年)[[4月5日]] - [[三咲駅]]を橋上化。同駅で[[自動改札機]]の導入を開始。 * [[1990年]]([[平成]]2年)[[6月1日]] - [[相模鉄道]]の大手私鉄昇格に伴い、関東唯一の[[準大手私鉄]]となる。 * [[1992年]](平成4年)[[7月8日]] - [[新鎌ヶ谷駅]]開業に伴い、北総開発鉄道線、住宅・都市整備公団線(当時)との相互直通運転を廃止。 * [[1993年]](平成5年)[[9月26日]] - [[新京成電鉄8900形電車|8900形]]電車営業運転開始。 * [[1994年]](平成6年)[[4月1日]] - ダイヤ改正。データイムは12分間隔のパターンダイヤとなる。新京成初の冊子型有料時刻表(税込200円)を発売。 * [[1995年]](平成7年)4月1日 - [[SKカード]]([[乗車カード|ストアードフェアシステム]])を導入。 * [[1996年]](平成8年)4月1日 - ダイヤ改正。最高速度を従来の75km/hから85km/hに向上。データイムは10分間隔となる。2回目の冊子型有料時刻表(税込200円)を発売。スピードアップ記念SKカードも発売された。 * [[1999年]](平成11年)[[8月2日]] - [[公式ウェブサイト|公式サイト]]を開設。 * [[2000年]](平成12年)[[10月14日]] - 共通乗車カード[[パスネット]]の運用を開始。 * [[2002年]](平成14年) ** [[3月1日]] - 東証一部に上場。 ** [[7月26日]] - 車両部門で[[ISO 9000|ISO9001:2000]]認証取得(登録日)。 ** 11月1日 - [[忘れ物]]検索システムを導入(鉄道)。 * [[2003年]](平成15年) ** [[3月13日]] - 高根[[変電所]]を新設。 ** [[10月1日]] - バス事業の3社への分社化により、自動車事業はすべてグループ会社の運営となる。 ** [[10月4日]] - ダイヤ改正。夜間帯の増便と終電繰り下げが行われたが、夕ラッシュ時の運転間隔が広がった。また、3回目の冊子型時刻表が作成され、駅で無料配布された。 ** [[10月31日]] - [[八柱駅]]第2ビルが竣工。 * [[2005年]](平成17年)[[5月29日]] - [[新京成電鉄N800形電車|N800形]]電車営業運転開始。 * [[2006年]](平成18年) ** 10月1日 - 創立60周年を記念して[[制服]]を紺色から現行のグレーのものに変更。 ** [[12月10日]] - ダイヤ改正。データイムのみ20分間隔で京成千葉線[[千葉中央駅]]までの直通運転を再開。また、運転時分の見直しが行われ、松戸 - 京成津田沼が40分から44分のゆとりダイヤに。 4回目の冊子型時刻表が無料配布された。 * [[2007年]](平成19年) ** [[3月18日]] - IC乗車カード[[PASMO]]を導入。同時に[[Suica]]との相互利用を開始。係員定期券発売所(松戸・八柱・北習志野・新津田沼)で、京成カードによる定期券発売を実施。 ** 12月1日 - 松戸新田駅と前原駅に[[駅集中管理システム|遠隔監視システム]]を導入し、近隣駅からの遠隔制御による運用を実施。 * [[2008年]](平成20年) ** [[1月10日]] - PASMOの普及に伴いこの日の終電をもって共通乗車カードパスネットの発行・発売を終了。 ** [[2月27日]] - タッチパネル式[[自動券売機]]で[[京成カード]]による[[定期乗車券|定期券]]の発売を開始。 ** [[3月14日]] - この日の終電をもって共通乗車カードパスネットの自動改札機での使用を終了。 ** [[3月15日]] - パスネットの残額の払い戻し及びPASMOへの移し替えを開始。同日から駅構内の一部の飲料[[自動販売機]]でPASMO[[電子マネー]]の取り扱いを開始。八柱乗り換え定期券の発売を開始。 * [[2009年]](平成21年)4月1日 - 8800形で英語での[[車内放送|自動車内放送]]を開始。 * [[2010年]](平成22年)[[7月17日]] - ダイヤ修正に伴い800形が定期運用を離脱。[[7月24日]]・[[7月25日|25日]]にさよなら運転実施。この時も5回目の冊子型時刻表が無料配布された。 * [[2013年]](平成25年) ** [[2月8日]] - 在籍する全編成の電動車が[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]になる。記念乗車券も発売<ref name="shinkeisei20130204">{{PDFlink|[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/pdf/shinkeisei0450.pdf 全営業列車が「VVVFインバータ制御電車」になります(2/8〜)]}} - 新京成電鉄、2013年2月4日</ref>。 ** [[3月23日]] - [[Kitaca]]、[[manaca]]、[[TOICA]]、[[ICOCA]]、[[PiTaPa]]、[[nimoca]]、[[はやかけん]]、[[SUGOCA]]がIC乗車カード全国相互利用開始で利用可能になる。 * [[2014年]](平成26年) ** [[2月23日]] - 新京成線で[[駅ナンバリング]]導入<ref name="shinkeisei20140203">{{PDFlink|[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/pdf/shinkeisei0603.pdf 新京成線に駅ナンバリングを導入します(2/23〜)]}} - 新京成電鉄、2014年2月3日</ref>。 ** [[6月1日]] - [[#シンボルマーク|シンボルマーク]]とスローガンを刷新、[[#コーポレートカラー|コーポレートカラー]]を制定<ref name="shinkeisei20140530">{{PDFlink|[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/pdf/shinkeisei0658.pdf 「シンボルマーク」と「スローガン」が新しくなります(6/1)]}} - 新京成電鉄、2014年5月30日</ref>。 ** [[8月29日]] - コーポレートカラーを採用しデザインを刷新した車両の運行を開始<ref name="shinkeisei20140714">{{PDFlink|[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/pdf/shinkeisei0679.pdf 新京成線の「車両デザイン」が新しくなります(8/29〜)]}} - 新京成電鉄、2014年7月14日</ref>。以後4年間で新京成保有全車両を共通の塗装に変更予定。 <!-- 車両については最初の編成の営業運転開始/最後の編成の運用終了以外の細かな動きは後の車両節で、駅の施設については(新京成初や最後のものでなければ)その駅の記事で記述を。--> == 新京成電鉄グループ会社の歴史 == * [[1974年]](昭和49年)[[3月20日]] - [[スタシオン・セルビス|下総緑地]](後の下総興業、現在のスタシオン・セルビス)設立。 * [[1979年]](昭和54年)[[7月25日]] - 大成輸送より現・船橋グリーンハイツ線の営業権と車両を譲受され、[[船橋バス]]株式会社を設立。 * [[1981年]](昭和56年)[[8月11日]] - 下総緑地が下総興業に社名変更。 * [[2003年]](平成15年) ** [[4月15日]] - [[上本郷駅]]の駅ビル内に、[[新京成鉄道模型館]]が開館。[[新京成フロンティア企画|フロンティア企画]](当時)が運営。 ** [[4月28日]] - バス事業の分社化のため、[[船橋新京成バス]]株式会社・[[船橋新京成バス|習志野新京成バス]]株式会社・[[松戸新京成バス]]株式会社の3社を設立。 ** [[10月1日]] - バス事業を分社子会社の船橋新京成バス株式会社(鎌ヶ谷営業所)・習志野新京成バス株式会社(鎌ヶ谷営業所習志野車庫→習志野営業所)・松戸新京成バス株式会社(松戸営業所)の3社に譲渡。 * [[2005年]](平成17年)[[4月22日]] - フロンティア企画が新京成フロンティア企画に社名変更。 * [[2006年]](平成18年) ** [[3月1日]] - 下総興業がスタシオン・セルビスに社名変更。 ** [[7月]] - 新京成車輌工業が[[京成車両工業]]に吸収合併される。 * [[2007年]](平成19年)10月1日 - 船橋バスを吸収合併。路線及び車両は船橋新京成バスが継承。 * [[2008年]](平成20年) ** 9月27日 - 船橋新京成バス・習志野新京成バスの2社がPASMOを導入。 ** [[10月25日]] - 松戸新京成バスがPASMOを導入し、新京成バス3社とも導入を完了。 * [[2009年]](平成21年)2月 - 京成車両工業豊富工場(元・新京成車輌工業豊富工場)が閉鎖される。 * [[2011年]](平成23年) ** 3月20日 - 船橋新京成バス・習志野新京成バスの2社が乗降方式を中乗り・前降り・運賃後払いに統一。ただし、コミュニティバスをのぞく。 ** [[12月23日]] - 松戸新京成バスが乗降方式を中乗り・前降り・運賃後払いに統一し、新京成バス3社とも同じ乗降方式に変更完了。 * [[2012年]](平成24年)[[4月8日]] - 新京成鉄道模型館が閉館。 * [[2013年]](平成25年)[[4月16日]] - 船橋新京成バスが新京成バスグループとして初めて[[深夜急行バス]]の運行に参入。 * [[2014年]](平成26年)4月16日 - 習志野新京成バスが船橋新京成バスに吸収され同社の習志野営業所となる<ref>[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/detail.html?news_id=636 新京成の連結子会社、2社を4月16日付で合併します(予定)] 新京成電鉄 2014年4月9日</ref>。 == 路線 == * [[新京成電鉄新京成線|新京成線]]:[[松戸駅]] - [[京成津田沼駅]]間 (26.5km) [[ファイル:Shin-Keisei Electric Railway Linemap.png|thumb|right|none|400px|路線図(クリックで拡大)]] == 車両 == === 自社車両 === ==== 現有車両 ==== [[2013年]][[2月8日]]から、在籍する全編成の電動車が[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]車両となった<ref name="shinkeisei20130204" />。 現有車両はすべて「8」から始まる形式となっている。[[新京成電鉄800形電車|800形]]が新京成にとっては大変使いやすい車両だったようで、それを上回る車両ということで8000形と命名され、さらに800形と8000形の長所を併せ持った車両ということで8800形と命名されたという説がある。その後、8900形、さらにN800形と続いている。また、[[都営地下鉄浅草線|都営浅草線]]・[[京浜急行電鉄|京急線]]直通の北総開発鉄道(当時)と同社が以前に直通運転を行い、現在は京成とも直通する関係上、車番重複を避けるための関係各社の協定による割り当て(千位が1・2は京急<small>(この他特例で「[[京急600形電車 (3代)|600形]]」を使用)</small>、3・4は京成<small>(4は不使用)</small>、5・6は都営<small>(6は浅草線において不使用)</small>、7は北総、'''8は新京成'''、9は千葉ニュータウン鉄道〈旧・都市公団〉)が存在している。 完全新造車両はすべて[[日本車輛製造]]が製造を担当している。また、[[電動機]]や[[制御装置]]などの電気機器は[[三菱電機]]製([[避雷器]]と8000形・800形の車内[[扇風機]]など一部機器は[[東芝]]製)を採用しているが、これは[[1955年]]の全線開業に際して同社の協力があったためである<ref>『新京成電鉄50年史』より。</ref><ref>『ちばの鉄道一世紀』より。</ref>。ただし、N800形のみ[[京成3000形電車 (2代)|京成3000形]]をベースにしているため、電動機のみが三菱電機製で、制御装置は[[東洋電機製造]]製、[[エア・コンディショナー|冷房装置]]および[[静止形インバータ|補助電源装置(SIV)]]は東芝製である。なおN838編成の冷房装置は三菱電機製である。また、8000形のインバータ制御改造編成のインバータは三菱電機製であるが主電動機は東芝製となっている<ref>{{PDFlink|[http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2008/12/63_12pdf/f06.pdf 環境に優しい鉄道車両用 全閉自冷式主電動機]}} - 東芝レビュー Vol. 63 No. 12 (2008)</ref>。 伝統的な車内装備品として客用扉脇に備えられた[[鏡]]がある。日本の他事業者では[[名古屋市営地下鉄]]、[[相模鉄道]]の車両に見られる程度である。 2011年からVVVFインバータ制御に改造されていない8000形を順次廃車、8800形の全編成を6両編成とし、一部編成が京成千葉線へ乗り入れている。 後述したコーポレートカラーを採用したデザインの展開を2014年8月29日より始めた<ref name="shinkeisei20140714"/>。4年間かけて全形式全編成に展開するとしている。 2014年9月30日から全編成6両で運行される。 * [[新京成電鉄N800形電車|N800形]](全編成6両編成。京成千葉線直通対応) * [[新京成電鉄8900形電車|8900形]](全編成6両編成。京成千葉線直通には使用されない。) * [[新京成電鉄8800形電車|8800形]](全編成6両編成。一部編成は京成千葉線直通対応) * [[新京成電鉄8000形電車|8000形]](全編成6両編成。京成千葉線直通対応) ==== 過去の車両 ==== * [[新京成電鉄800形電車|800形]] 800形以前の過去の車両([[吊り掛け駆動方式|釣り掛け式]])については京成電鉄の「[[京成電鉄#1988年以前消滅形式|1988年以前消滅形式]]」の項目を参照。 === 乗り入れ車両 === 新京成は[[京成千葉線]]に乗り入れているが、片乗り入れであるため他社から乗り入れてくる車両は存在しない。 ==== 過去の乗り入れ車両 ==== * [[北総鉄道|北総開発鉄道]](当時、現・[[北総鉄道]]) ** [[北総開発鉄道7300形電車|7300形]](7308編成・7318編成のみ) ** [[北総開発鉄道7000形電車|7000形]] * [[住宅・都市整備公団]](当時、現・[[千葉ニュータウン鉄道]]) ** [[住宅・都市整備公団2000形電車|2000形]](当時、現・9000形) == 列車番号 == 新京成では運行番号と関係なく下り列車では1から奇数を、上り列車では2から偶数を'''初列車から順に振っていく'''付番方法となっている。 ちなみに、親会社の京成電鉄やその乗り入れ先である北総鉄道・[[都営地下鉄浅草線|都営浅草線]]・[[京浜急行電鉄]]では始発駅の発車時刻の'''「時」の数字と運行番号2桁'''(南行列車では1を引いた偶数、前後にアルファベット1文字が加わる場合もある)とを組み合わせた付番法であり、新京成のそれとは全く異なる(「[[列車番号の付番方法#京成電鉄|列車番号の付番方法]]」を参照)。 運転区間によって百位の数字が区別されており、それぞれの種類ごとに始発駅発車順の付番となっている。 * '''松戸 - 京成津田沼(新津田沼)間''':'''1'''列車および'''2'''列車から順に'''**'''、'''1**'''を経て'''2**'''まで * '''松戸 - '''(京成津田沼経由)''' - 千葉中央間'''の'''京成千葉線直通列車''':'''3**'''(ただし下り301列車は欠番) * '''くぬぎ山 - 京成津田沼(新津田沼)間'''の区間列車:'''5**''' * '''松戸 - くぬぎ山間'''の区間列車:'''7**''' * '''新津田沼 - 京成津田沼間'''の区間列車:'''8**'''(現行ダイヤでは早朝の下り801列車のみ) なお、千葉線直通列車では'''3xx'''列車が直通した場合、京成では'''aaxxF'''('''aa'''は始発駅発車時刻の'''「時」'''、'''F'''は新京成所属車を表すアルファベット)という列車番号になる。京成線内での'''運行番号'''は下り列車では'''xx'''、上り列車では'''xx+1'''の奇数となる。 == 運賃 == 大人普通旅客[[運賃]](小児半額・端数は1円単位で切り捨て)。2014年(平成26年)4月1日改定。 * 下表は[[乗車カード|ICカード]]利用時の運賃である。[[乗車券#鉄道|切符]]の運賃は10円単位で、端数は切り上げる(小児半額・端数は10円単位で切り上げ)。 {| class="wikitable" rules="all" style="text-align:center;" |- !キロ程!!運賃(円) |- |初乗り5km||144 |- |6 - 9||174 |- |10 - 13||195 |- |14 - 17||216 |- |18 - 22||237 |- |23 - 27||258 |} [[京成津田沼駅]] - [[北習志野駅]]間は特定運賃で165円(切符は170円)。 <!--(比較出典の不明記。また初乗り144円(切符は150円)は首都圏のその他の私鉄と比較して必ずしも安いとは言えず、この表現は誤解を招く)首都圏内の鉄道では非常に安い運賃である。--> === 乗継割引 === * [[新京成電鉄新京成線|新京成線]](習志野駅 - 新津田沼駅)と京成津田沼駅経由で[[京成本線]](船橋競馬場駅 - 実籾駅)・[[京成千葉線|千葉線]](京成幕張本郷駅 - 検見川駅)との間を乗車する場合は、各社大人運賃で10円(合計20円)の割引。 === 乗車券・カードの取り扱い === * [[パスネット]]が[[2008年]](平成20年)[[1月10日]]で発売終了、同年[[3月14日]]で自動改札機での使用終了を受け、翌[[3月15日|15日]]から残額の払い戻しと自動券売機で残額をPASMOに移し替えるサービスを行っている。 * 2008年(平成20年)3月15日から連絡定期券の発売範囲が一部拡大され、[[八柱駅]]連絡・[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[武蔵野線]]経由の定期券や、[[北習志野駅]]連絡・[[東葉高速鉄道東葉高速線|東葉高速線]]経由[[東京地下鉄]](東京メトロ)[[東京メトロ東西線|東西線]]各駅、[[松戸駅]]連絡・[[常磐線]]経由[[東京メトロ千代田線|千代田線]]各駅までの定期券も購入することが可能となった。 == 旅客案内・駅施設 == * 各駅で流れる自動アナウンスは、声優の[[萩原えみこ]]によるものである。この放送は2004年2月に導入された。 * 2010年7月17日に実施された京成グループ各線(京成電鉄・[[北総鉄道]]・[[芝山鉄道]])のダイヤ改正で導入された[[駅ナンバリング]]は、新京成線では導入されていなかったが、2014年2月23日に導入されることとなった<ref name="shinkeisei20140203"/>。 * [[駅名標]]に関してはほぼ全駅新しいコーポレーションロゴの導入と同時に桃色調でかつ4カ国語(日本語・英語・韓国語・中国語)対応のものに更新された。京成電鉄でも新京成線で使われているものに準拠したものに更新が始まっている。 * 2012年(平成24年)7月現在、[[発光ダイオード|LED]]式[[発車標|発車案内表示器]]が松戸・八柱・常盤平・五香・くぬぎ山・新鎌ヶ谷・鎌ヶ谷大仏・二和向台・高根公団・北習志野・薬園台・新津田沼・京成津田沼の各駅に設置されている。また、松戸新田・みのり台・三咲・滝不動・高根木戸・習志野・前原の各駅(後述の遠隔監視システム導入駅)には簡易式の列車接近案内表示が設置されている。 * 2012年(平成24年)7月現在、松戸・八柱・五香・新鎌ヶ谷・高根公団・北習志野・新津田沼・京成津田沼の各駅に[[自動体外式除細動器]](AED)を設置している。 * 2014年(平成25年)9月現在、上本郷・松戸新田・みのり台・三咲・滝不動・高根木戸・習志野・前原の各駅は[[駅集中管理システム|遠隔監視システム]]導入駅となっており、夜22時から翌朝7時まで無人駅となる。ほかの時間も係員がいるだけで事実上の無人駅となった。このことに関しては2012年7月8日放映の「[[噂の!東京マガジン]]」([[TBSテレビ|TBS]])のコーナー「噂の現場」で、「首都圏の駅で無人化!朝と夜駅員がいない」と題されて取り上げられた。 * [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の番組『[[笑神様は突然に…]]』の企画で録音した、[[SKE48]]・[[乃木坂46]]の[[松井玲奈]]や[[中川家]]の[[中川礼二]]、[[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]]による車内放送(マナー放送)が2014年11月8日から11月22日まで放送された<ref>[http://www.shinkeisei.co.jp/topics/detail.html?news_id=723 日本テレビ「笑神様は突然に…」出演者が車内放送(11/8〜11/22)] - 新京成電鉄、2014年11月7日</ref>。 == 関連会社 == * [[子会社]] ** [[船橋新京成バス]] ** [[松戸新京成バス]] ** [[スタシオン・セルビス]](下総興業から改称) ** [[エスピー産業]] ** エスケーサービス ** [[新京成エステート]] ** [[新京成フロンティア企画]] * [[持分法|持分法適用会社]] ** [[京成車両工業]] ** [[京成建設]] * かつて存在した子会社 ** [[習志野新京成バス]](船橋新京成バスに吸収合併) ** [[新京成車輌工業]](京成車両工業に吸収合併) ** [[新京成タクシー]](下総興業に吸収され事業廃止) ** [[船橋バス]](新京成電鉄に吸収合併) : ※船橋新京成バス・習志野新京成バス・松戸新京成バスの3社は、[[2003年]][[10月1日]]に新京成電鉄から分社して独立した会社である。 : ※「船橋新京成バス」と「船橋バス」は別の会社であった。なお、「船橋バス」は[[2007年]]10月1日に新京成電鉄に吸収合併され、また路線と車両を船橋新京成バスが引き継いだ([http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/home/oracle/00/2007/461b0c9/461b0c90.pdf 日本経済新聞社ウェブサイトより])。 == 労働組合 == 新京成電鉄の[[労働組合]]は、「新京成交通労働組合」という名称で[[日本私鉄労働組合総連合会|私鉄総連]]に加盟している。同組合の下部組織として「新京成電鉄労働組合」と「新京成バス労働組合」があり、[[ユニオン・ショップ|ユニオンショップ制]]であるので、社員は一部管理職などをのぞきそれらに所属することになる。また、バス事業は3社に分社しているが、組合は1つになっている。 === 沿革 === [[1947年]](昭和22年)[[10月25日]]に「新京成電鉄電鉄労働組合」を結成した。鉄道の営業開始は同年[[12月27日]]なので開業より2か月早い。[[1997年]](平成9年)[[10月30日]]には関係者により組合結成50周年の祝賀会が開催されるとともに組合50年史も出版され、関係者に配布された。その後、[[2003年]](平成15年)[[10月1日]]のバス事業分社化に伴い「新京成交通労働組合」となり、交通労組の下部組織として「電鉄労組」と「バス労組」がある現在の状態になった。 === 現在の概要 === * 新京成電鉄の組合員は「新京成電鉄労働組合」に、船橋・習志野・松戸の各新京成バスの組合員は「新京成バス労働組合」に所属する。バス会社の社員は分社前新京成電鉄労働組合に所属していたが、分社時に移籍した。 * 事務所は以前[[新津田沼駅]]付近の線路沿いにあったが、現在は[[五香駅]]付近の線路沿いに移転しているので、電車の車窓から建物が見える。同駅ホームの[[松戸駅|松戸]]側先端付近の線路脇にある。 * 2003年(平成15年)のバス事業分社前は「新京成電鉄労働組合」という1つの組織で、私鉄総連への加盟も「新京成電鉄労働組合」という名称で行っていた。 * [[船橋バス]]は元々別会社([[船橋バス|大成輸送]])であったという経緯から新京成交通労組には属していなかったが、独自の労働組合があった。組合結成時には新京成労組から組合旗を贈っている。長年にわたって独自に活動していたが、[[2006年]](平成18年)秋に新京成交通労組に加盟した。その後、翌[[2007年]](平成19年)10月1日の新京成電鉄への吸収合併に伴いバス労組に合流した。 * 旧電鉄系組合で行う[[ボウリング]]大会・[[野球]]大会・サマーキャンプなどの交流行事は交通労組で行う(従って交通労組に属していなかった船橋バスは参加していない)。 そのほか、職場ごとの支部で交流行事を行うこともある。 * 広報誌の名称は「新路」(しんろ)で、[[新聞]]版で発行される。そのほか、冊子版で発行されることもあり、組合員から寄せられた原稿が掲載される(内容は家族の話題や趣味の話題など)。 * その他の子会社には労働組合はない。 * 新京成電鉄の社員(労働組合員)が子会社に出向した場合、組合員資格は停止される。組合費は納入しない。電鉄本体に戻って組合員資格が復活した場合、また組合費を納入する。組合費は給料から天引きされる(これを[[チェック・オフ|チェックオフ]]制度という)。 == シンボルマーク == [[ファイル:Shin-Keisei Logo (Horizontal).PNG|thumb|right|240px|シンボルマーク(ヨコ組)]] * 現在のシンボルマークは「ステップマーク」(Step Mark)と称する曲線であり、「カーブの多い路線の特徴から着想」したもの<ref name="shinkeisei20140530"/>。 * タテ組とヨコ組があり、状況によって使い分けられる(主に前者は運賃表や駅名標及び現行デザインでの車体の側面、後者はホームページやニュースリリースの先頭、新デザインでの車体の前面及び側面で用いられる)。 == コーポレートカラー == * メインカラーとサブカラーがあり、それぞれ「ジェントルピンク」「ニューマルーン」と称する。 * メインカラー(ジェントルピンク)はコーポレートカラー制定後駅名標を含めた駅のサイン類のほか、ラインカラーとしても用いられている。 * サブカラー(ニューマルーン)はそれまでの「新京成マルーン」を「継承しながら新しくし」たもの。ロゴタイプの文字のほか、シンボルマークや駅名標のワンポイントとして用いられている。 == マスコットキャラクター == * しんちゃん ** 設定では[[ツバメ]]の男の子とされており、「けいちゃん」というガールフレンドが存在する。 ** また、[[ドアステッカー]]も以前は[[カニ]]を配したものを使用していたが、「しんちゃん」を配したものに交換されている。 == CiaO == * 「CiaO」という[[フリーペーパー]]を出版している。 * また、「CiaO-CiaO」として公式の沿線情報[[ブログ]]も開設している。 == その他 == * 開業当初の沿線は未開発地域が多く、雨や霜解けでぬかるんだ[[道路]]を駅まで歩いて革靴や[[ハイヒール]]に履き替える乗客が多かったため松戸延伸開業時には各駅に[[下駄箱]]が置かれたという。 * 比較的早くから[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ]]制御方式や[[純電気ブレーキ]]、[[集電装置|シングルアームパンタグラフ]]を装備する電車を投入したり、[[乗車カード|ストアードフェアカード]]([[SKカード]])の導入を行うなど、意欲的な面がある。ただし[[ステンレス鋼|ステンレス]]車両の導入は会社の方針もあって関東大手・準大手としては遅い方であった([[アルミニウム合金]]車両は試作車両が入線したことがある)。バス部門も、[[深夜バス]]の運行と[[ノンステップバス]]の導入は千葉県内の事業者で初めてのことであった。 * [[動力車操縦者]](運転士)の養成は、社内に動力車操縦者養成所がないため、[[京成電鉄]]に委託している。そのため、新京成の運転士になるためには京成電鉄の車両と路線で訓練を受ける。免許取得後、改めて新京成線内で訓練を受ける。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == * [[京成グループ]] * [[BMK推進運動]] * [[鉄道連隊演習線]] == 外部リンク == {{Commonscat|Category:Shin-Keisei Electric Railway}} * [http://www.shinkeisei.co.jp/ 新京成電鉄] {{デフォルトソート:しんけいせいてんてつ}} [[Category:大手私鉄・準大手私鉄|準しんけいせいてんてつ]] [[Category:日本の鉄道事業者]] [[Category:鎌ケ谷市の企業]] [[Category:千葉県の交通|社しんけいせいてんてつ]] [[Category:東証一部上場企業]] [[Category:京成グループ]] [[Category:新京成電鉄|*]]