邪神モッコス
邪神モッコス(じゃしんもっこす)は、ゼノサーガシリーズの登場人物であるKOS-MOSのフィギュア に関連した俗称である。
概要
ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)から発売されたプレイステーション2用RPG『ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸]』の、限定版ソフトであるプレミアムボックスに同梱されたKOS-MOSのフィギュアが、評価の分かれた非常に特徴的な商品本体のCGモデルにも勝る程の余りにも異様な風貌であった事から、画像掲示板ふたば☆ちゃんねるにおいてフィギュアの写真が貼られた際に付けられた呼び名である。フィギュアは「邪神像」と呼ばれ、それ以降醜悪な作りと評価を受けたフィギュアのことを「邪神」と呼ぶ人間がインターネット上に発生するようになった。余談だが、初回版と通常版の価格の差を考えると、このフィギュアは実質1万円近い金額ということになる。
具体的には座っている体勢で、両手をキョンシーやゾンビの様に前に伸ばしている。これは、同梱のバイクフィギュアに乗せるためだが、作中のキャラクターはレーシングバイクの様に前かがみになって乗っているにもかかわらず、モッコスの背筋は伸びている。また首筋の下半分が黒いため(作中では首全体が黒い)、身体と頭が離れて生首が浮いているように見えてしまう。更に頭、腕、脚、身体の全体のバランスも悪く、まるでホラー作品に出てくる人形のような顔も相まって意図せず恐ろしい姿を演出している。なお、フィギュア製作は、ナムコからの外注によってエンターブレインが行った。
邪神モッコスの噂は4chan(yotuba-channel)経由で海外にまで飛び火し、いくつかの海外サイトでも紹介された。
「もっこす」とは、熊本弁で「頑固者」「融通の利かない者」という意味でもある。邪神モッコスが現れる以前はKOS-MOSを「もっこす」の愛称で呼ぶ者もおり、ひらがなとカタカナは区別されていると主張する者もいる。
また、『バテンカイトスII』(任天堂(開発は同じモノリスソフト))の闘技場において、邪神モッコスをモチーフにしたと思われる敵キャラ「試作型マキナアルマM」が登場する。外見は人型のロボットで邪神像とは全く似ていないが、KOS-MOSのXバスターを元にしたと思われる「十字邪光線」という技があり、また敵キャラのデータを載せる図鑑におけるこの技の説明にも邪神モッコスのことをほのめかすような内容がある。
関連項目
KOS-MOS関連
類似例
外部リンク
このページは Wikipedia日本語版由来のコンテンツを利用しています。もとの記事は邪神モッコスにあります。執筆者のリストは履歴をご覧ください。 Yourpediaと同じく、WikipediaはGFDLのライセンスで提供されています。 コンテンツを再利用する際には同じくGFDLのライセンスを採用してください。