日清貿易研究所
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日清貿易研究所(にっしんぼうえきけんきゅうじょ)、正式名称:日進貿易研究商会附属日進貿易研究所は、1890年(明治23)に、清国の上海で荒尾精が設立した学校[1]。
沿革
明治23年(1890)に、日清提携のための人材養成を目的として、上海に研究所が設立されることになり、荒尾は九州各地を巡回して生徒を募集[1]。自費や、地方税の補助、有志の義捐を受けた生徒が応募し、入学試験も実施されて、第1期生150人が集まった[2]。
(未完)
評価
小峰 (2010 137)は、研究所の設立は、荒尾の篤志的事業としての枠を超えて、国策的な性格を持つに至った、と評価している。
付録
脚注
参考文献
- 小峰 (2010) 小峰和夫『満洲紳士録の研究』吉川弘文館、2010年、ISBN 978-4-642-03795-2