バレリーナ

提供: Yourpedia
2018年7月17日 (火) 10:45時点におけるYoi0723 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Otheruses||パチンコ機|バレリーナ (パチンコ)|井上陽水のアルバム|バレリーナ (井上陽水のアルバム)}} Image:バレリーナ_00.jpg...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
バレリーナ

バレリーナテンプレート:lang-it-short)とは、女性バレエダンサーのこと。主要な女性バレエダンサーの意味で用いることもある[1][2]

フランス語ではバレリーヌ (ballerine) といい、19世紀半ばにイタリア人女性ダンサーの活躍が顕著になると同時にイタリア語から移植されて初めて使われた。20世紀初頭にバレエ・リュスパリで旋風を巻き起こすと、主役を踊ったT・カルサヴィナアンナ・パヴロワらを指して用いられ、フランス語として広く普及した[3]。今日では女性バレエダンサー一般を指す言葉として使われるが、単にダンサーを指す場合には、男性はダンスール (danseur)、女性はダンスーズ (danseuse) ともいう。

ロシアにおいては、バレリーナ (балерина) という言葉はロシア帝室バレエ団内では数少ない、主役だけを演ずる女性第一舞踊手に与えられた階級のことであった。女性バレエダンサーの階級は上から下へ、次のようになっていた。

ロシア帝室バレエ団のプリマ・バレリーナ・アソルータはたった二人だった。すなわちピエリーナ・レニャーニと、マチルダ・クシェシンスカヤ(彼女はロシア皇帝ニコライ2世愛人だった)である。ソヴィエト時代の二人は、ガリーナ・ウラノワマイヤ・プリセツカヤである。

脚注[編集]

  1. 川路明 編 『新版 バレエ用語辞典』 東京堂、1991年、ISBN 4-490-10239-9, p.146
  2. Koegler, Holst, ed., The Concise Oxford Dictionary of Ballet, 1982, ISBN 0-19-311-330-9, p.31
  3. Roucher, Eugénia, "Ballerine", Dictionnaire de la Danse (Le Moal, Philippe, ed.), Larousse, 2008, ISBN 978-2-03-583335-8, p.692

外部リンク[編集]