道産子男子事件
道産子男子事件とは、ウィキペディア日本語版における、「道産子男子」なるウィキペディアでいう目的外利用者の投稿ブロック(以下「ブロック」)に関する経緯をいう。
安易な投稿ブロック解除が2018年に問題となったものである。
道産子男子(以下「同人」)は、2015年6月にアカウント作成され、直後から、宣伝目的の投稿が目立ち、2015年9月に3日間のブロックが「暴言または嫌がらせ」を理由になされ、2016年12月に無期限ブロックとなった[1]。このブロック依頼によると、他の利用者の性別を聞き出そうとしていたともいう(wiki:Wikipedia:投稿ブロック依頼/道産子男子)。
しかし、それからわずか半年後に、wiki:利用者:ミランブラジルによって、「問題点に一定の改善が認められ、今後も同様の問題を繰り返す可能性は低いと判断し」たとして解除依頼が出され、「解除されてもまた同様の問題を起こすとしか思えません」という反対意見があったものの、wiki:利用者:Hman、wiki:利用者:WDS487、wiki:利用者:森藍亭が続々と賛成票を投じ、2017年6月に解除された(wiki:Wikipedia:投稿ブロック依頼/道産子男子 解除)。
しかし、解除後も、「とあるプロ野球球団の単に地方後援会に過ぎない記事を立項」するなどの問題行為を繰り返し、2018年2月に「他ユーザーのプライベート情報を詮索する内容でした。さらに、同ユーザーからの私的メール(機微情報を含む)を流出させるもの」である行為が問題となってwiki:Wikipedia:投稿ブロック依頼/道産子男子 20180218がたてられた。
この依頼について、解除依頼で賛成票を投じた者から
- 森藍亭 「(前略)残念ながら、被依頼者は以前と同様の問題を再び起こし、しかもその収拾に積極的に動くこともしなかった。結局のところ、被依頼者は過去の失敗から何も学んでいなかったのですね。今後、再び被依頼者からブロック解除申請が出されたとしても、その文面をそのまま受け入れて解除依頼を出すのは、ほぼ不可能ではないかと思います」
- WDS487「本件被依頼者につき、解除依頼にて解除票を投じたものとして。ブロック解除の前提が崩れたものと判断します」
という票が投じられた。結局、同人は「無期限ブロック。会話ページ編集禁止、メール送信禁止」となったが、決して少なからず者の時間と労力がつぎ込まれた。