白山丸 (1923)

白山丸（はくさんまる）は、日本郵船が所有していた貨客船。1923年に竣工し、欧州定期航路に就航。太平洋戦争中の1944年に沈没した。

建造

• 1920年2月より後に第一次世界大戦の戦災喪失船の補充として追加で建造が計画・発注され、三菱長崎造船所が建造、1923年に竣工した。

船主・船名

• 日本郵船による新造船。
• 船名は白山神社に因んで付けられた。

性能

総トン数

10,380トン

航路

• 欧州定期航路に就航した。

戦没

• 太平洋戦争中の1944年6月4日に、硫黄島付近で沈没した。

姉妹船

H型船・H級船

「香取丸型」で、1920年頃に建造が発注された、「H」で始まる神社に因んだ船名の、4隻の貨客船。

箱根丸 - 榛名丸 - 筥崎丸 - 白山丸

参考文献

• 松井(2006) 松井邦夫『日本商船・船名考』海文堂出版、2006年、ISBN 4303123307
• 日本郵船(2005) 日本郵船歴史博物館(編)『日本郵船歴史博物館 常設展示解説書』日本郵船、2005年

外部リンク

• 日本郵船ホーム > 海風日記 > 「航跡」バックナンバー > 戦争と壊滅 2017年9月20日閲覧。