筥崎丸

筥崎丸（はこざきまる）は、日本郵船が所有していた貨客船。1922年に竣工し、欧州定期航路に就航した。太平洋戦争中の1945年に沈没した。

建造

• 1920年2月に第一次世界大戦の戦災喪失船の補充として建造が計画・発注され、三菱長崎造船所が建造、1922年に竣工した。

船主・船名

• 日本郵船による新造船。
• 船名は筥崎宮に因んで付けられた。

性能

総トン数

10,413トン

航路

• 欧州定期航路に就航した。

乗船した著名人

• 秩父宮雍仁親王 - 1925年6月に乗船。

戦没

• 1945年3月19日に、東シナ海で沈没した。

姉妹船

H型船・H級船

「香取丸型」で、1920年頃に建造が発注された、「H」で始まる神社に因んだ船名の、4隻の貨客船。

箱根丸 - 榛名丸 - 筥崎丸 - 白山丸

参考文献

• 松井(2006) 松井邦夫『日本商船・船名考』海文堂出版、2006年、ISBN 4303123307
• 日本郵船(2005) 日本郵船歴史博物館(編)『日本郵船歴史博物館 常設展示解説書』日本郵船、2005年

外部リンク

• 日本郵船ホーム > 海風日記 > 「航跡」バックナンバー > 戦争と壊滅 2017年9月20日閲覧。