香取丸 (1913)

香取丸（かとりまる）は、日本郵船が所有していた貨客船。1913年に竣工し、欧州定期航路に就航。太平洋戦争中の1941年に沈没した。

建造

• 1911年9月に欧州航路用の大型・高速船として建造が計画・発注され、三菱長崎造船所が建造、1913年に竣工した。

船主・船名

• 日本郵船による新造船。
• 船名は香取神宮に因んで付けられた。

性能

船種

客船

総トン数

10,513トン

航路

• 欧州定期航路に就航した。

戦没

• 1941年12月24日に、サラワクの沖合で沈没した。

姉妹船

香取丸型

1911年に建造が発注された、1万トン級の性能を持つ、神社に因んだ船名の5隻の貨客船。

香取丸 - 鹿島丸 - 諏訪丸 - 八阪丸 - 伏見丸

参考文献

• 野間(2008) 野間恒『増補 豪華客船の文化史』NTT出版、2008年、ISBN 9784757141889
• 松井(2006) 松井邦夫『日本商船・船名考』海文堂出版、2006年、ISBN 4303123307
• 日本郵船(2005) 日本郵船歴史博物館(編)『日本郵船歴史博物館 常設展示解説書』日本郵船、2005年

外部リンク

• 日本郵船ホーム > 海風日記 > 「航跡」バックナンバー > 戦争と壊滅 2017年9月20日閲覧。