卒業生 (東京03)

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卒業生(そつぎょうせい)とは、東京03の第7回単独ライブ「スモール」に登場するネタの1つ。別名「忘れられた卒業生」。

内容

とある日の放課後、職員室でベテラン教師の角田と体育教師の飯塚が、かつての卒業生たちについて雑談をしていた。すると、かつて角田の教え子であった豊本が職員室を訪れてきた。久しぶりの再会に意気揚々とする豊本とは対照的に、角田の反応はどこかぎこちなく、話もいまいち噛み合わずにいた。そんな中、豊本が突然「先生、僕のこと覚えてます?」と質問してきた。そして、その問いに角田はばつの悪い顔を浮かべ、「ごめん……ちょっと覚えてない……」と本音を漏らした。当然のごとく職員室には気まずい空気が流れ、見るに見かねた飯塚が割って入ったが、角田はどうしても豊本のことを思い出せなかった。すると突如、豊本が「飯塚先生ですよね?」と今度は飯塚に言い寄ってきた。その途端、飯塚の表情が一気に曇っていき、豊本のプレッシャーに耐えきれなくなって、「お前、誰だよ――っ!」と禁句を口にしてしまった――。

登場人物

豊本明長(とよもと あきなが)
影の薄い5年前の卒業生。在学中は野球部に入りたかった。万引きの常習犯。
飯塚悟志(いいづか さとし)
体育教師。当初は豊本に優しかったが、実は自分もかつて授業で受け持った生徒だと知った途端、手のひらを返したかのように冷たくなった。
角田晃広(かくた あきひろ)
ベテラン教師。普段は「教師の鏡」のような振る舞いをしているが、豊本の登場でメッキが剥がれた。