砂防会館

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ギャラリー

本館
別館A
赤木正雄像


テンプレート:建築物 砂防会館(さぼうかいかん)は、社団法人全国治水砂防協会が本部を置き、管理運営する会館である。全国治水砂防協会の関連施設の他、貸事務所としても用いられている。

概要

本館
  • 完成:1957年8月28日
  • 建物:地上5階、地下2階建て
  • 主な施設
    • 全国治水砂防協会(事務局、会議室、会員談話室)
    • 砂防図書館
    • 赤木正雄資料室
    • 多目的ホール「砂防会館ホール」(800人収容)
別館
  • 完成:1984年3月
  • 建物 地上7階、地下1階建て
  • 主な施設
    • 全国治水砂防協会(役員室、会議室)
    • 多目的会議室「シェーンバッハ・サボー」(最大1200人収容)

砂防会館と政治

かつて砂防会館には、自民党の最大派閥木曜クラブ(田中派)の派閥事務所や田中角栄の個人事務所があり、「砂防会館」「平河町(砂防会館の所在地)」の名は当時の田中角栄の代名詞であった。ロッキード事件では、主な現金授受の場所と認定された。1976年には、田中角栄を題材とした清水一行の小説『砂防会館3F』が発表されている。

現在では、志帥会事務局や同会初代最高顧問中曽根康弘の個人事務所が入居している。中曽根の愛弟子だった野田毅が初代幹事長や第2代党首を務めた保守党本部、さらに現在国民新党の代表を務める亀井静香の事務所も砂防会館内にあった。長年、砂防会館を舞台に政治活動を展開した中曽根は、2009年で事務所を閉鎖することが報道された。


関連項目

外部リンク