浪江インターチェンジ
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浪江インターチェンジ(なみえインターチェンジ)は、福島県双葉郡浪江町にある常磐自動車道のインターチェンジである。
概要
2011年度の開通を予定に建設を進めていたが、建設予定地は2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により引き起こされた福島第一原子力発電所事故に関連する帰還困難区域(原発事故発生当初は警戒区域)に位置しており、立入禁止となっている。警戒区域に指定されたことで建設は中断されたが、環境省による除染モデル事業が終了し、除染工事が実施されることになったため、2012年8月31日に当ICを含む広野IC - 南相馬IC間の工事を再開することが発表された[1]。
2014年3月10日に安倍晋三首相が、東日本大震災3周年を前にした記者会見において、未開通の浪江IC - 南相馬IC間・相馬IC - 山元IC間を2014年中に、常磐富岡IC - 浪江IC間を2015年3月1日に開通させ、常磐自動車道を全線開通させる方針を明らかにした[2]。
浪江IC - 南相馬IC間は2014年12月6日に開通した[3]。常磐富岡IC - 浪江IC間は2015年3月1日に開通を予定している。現在、常磐自動車道の北側部分の最南端のインターチェンジであり、仙台方面から走行してきた車両はここで終点となる[4]。
料金所は終日無人のため、一般レーンを利用する場合は自動精算機にて精算することとなる。
歴史
接続する道路
- 当ICは帰還困難区域内に位置するが、国道6号方面のみ通行可能となっている[5]。
周辺
隣
脚注
- ↑ 常磐自動車道広野ICから南相馬IC間の復旧・整備工事の実施について - NEXCO東日本、2012年8月31日
- ↑ 安倍内閣総理大臣記者会見 首相官邸.(2014年3月10日).2014年3月10日閲覧。
- ↑ 3.0 3.1 常磐自動車道 浪江IC〜南相馬IC間・相馬IC〜山元IC間の開通等について 東日本高速道路㈱ 2014年11月18日掲載・閲覧
- ↑ 常磐自動車道の南側部分に入り直すには国道6号などを経由して隣の常磐富岡ICから再進入となる。なお、料金は別扱いとなり、乗継に関する措置は一切無い。
- ↑ 上下線に線量表示板 6日開通の常磐道浪江-南相馬IC公開 2014年11月26日 福島民報社