消防設備点検資格者
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消防設備点検資格者は仕事に就かなくても指定の講習を一生涯受講しなければならず場合によれば一生涯苦しむことになる。東京都内の求人誌に株式会社ニチボウが,無免許者の求人広告出しており他社も 無免許者の求人広告をだしているが、なぜかというと端的にいうと監督官庁に提出する書類にだけ免許者の名前を書けば良いのであり、消防設備点検業務は無免許者でも良いという求人広告な訳である。 消防設備点検資格者免状を有する者は、消防用設備等の工事又は整備に関する新しい知識、技能の習得のため、免状交付を受けた日以後最初の4月1日から2年以内に、その後は受講日以後最初の4月1日から5年以内ごとに、都道府県知事、又は総務大臣が指定する講習機関が行う講習に参加しなければならない。しかし大臣指定講習機関となっている者はこれまで存在せず、都道府県知事が主催する講習のみが行われており、いずれの知事も都道府県単位の消防設備関連団体(「社団法人○○県消防設備協会」といった名称が多い)に委託実施させている。 同じ消防法を根拠とする危険物取扱者免状所持者は危険物に関する実務に就いていない場合は保安講習の受講義務が免除されるのに対し、消防設備点検資格者の場合は関連実務に全く就いてない場合でも受講の義務がある。消防設備点検資格者の免許取得はよく考えたほうが良い。