木原紡
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木原 紡(きはら つむぐ)は、『凪のあすから』に登場する架空の人物。
設定[編集]
- 声 - 石川界人
概要[編集]
海の世界の住人だった漁師の木原勇を祖父にもち、海の世界に関心を持っている。口数が少ない、マイペースで落ち着いた男子。
中学生[編集]
先島光達との出会いは、漁師の手伝いをしていたところ、網にかかった向井戸まなかを引き上げた場面。光曰く「誰かが誰かと特別な出会いをしたその瞬間」。
他のクラスメイトと違い、汐鹿生から来た光たちに対しても、偏見の目をもっていないなど友好的な態度だった。最初のうちは、嫉妬心で光が突っかかてきていたが、光が紡のことを認めるにつれて良き友人となった。出会ったときから、まなかには好意的な感情を向けられており、太陽のような存在と言われている。
比良平ちさきとは、光に関することでに感情をぶつけられたり、ちさき自身が変わろうとすることに対する意見の相違から口論になったりしている。真意は不明なものの、変わろうとするちさきに対して、紡は今のちさきのことを好意的にとらえていることを伝えている。おふねひきでは、海に投げ出されたところを、ちさきと伊佐木要に助けられた。その際、ちさきに頭を抱き寄せられているが、それを見た後に要は海に落ちてしまっている。
大学生[編集]
おふねひきの事件で汐鹿生に帰れなくなったちさきを勇が引き取ったことで一緒に暮らすことになった。現在は、海洋学研究科のある都会の大学に進学。三橋悟教授と共に海の研究を行っている。教授にちさきと恋仲なのではないかと問われたときもちさきには好きな人がいると答えたり、ちさきのことを気遣う様子から、何かしらちさきに特別な感情を抱いていることを匂わせている。
その後、ちさきに対して告白。一度は拒絶されるも、積極的に近づいていってお互いに好意を抱いていることを確認する。