フローラリア

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Floralia〜フローラリア〜
対応機種 Windows98/Me/2000/XP
開発
発売元 Xuse 純米(株式会社ザウス)
発売日 2002年5月31日
価格 8800円(税込9240円)
ジャンル 恋愛ADV
レイティング 18禁
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 12
セーブファイル数 50
セーブファイル容量
メディア CD-ROM
ゲームエンジン
画面サイズ 480×640 HighColor (800×600 HighColor)
BGMフォーマット
キャラクターボイス あり(女性のみ)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり(未既読判定あり)
オートモード あり
備考

Floralia 〜フローラリア〜』(ふろーらりあ)および、『Floralia+ 〜フローラリア プラス〜』(ふろーらりあ・ぷらす)は2002年5月31日(Floralia+ 〜フローラリア プラス〜は2004年2月20日)にXuse(純米)から発売された18禁美少女ゲームである。

Floralia 〜フローラリア〜発売後、シナリオ・新規CG等を追加し、ドラマCDを同梱したパッケージで発売されたものがFloralia+ 〜フローラリア プラス〜である。

この作品から派生した同社作品がいくつか存在する。



注意以降に核心部分が記述されています。

ストーリー[編集]

主人公・橘洋介は青央学園2年生で心優しい園芸部員である。

洋介はごく普通の学園生活を送っていたが、そこに幼なじみであり姉のような存在であった麻生鈴音が教師として赴任してくる。

そして、洋介と同じ家に住むというのだ。

そこになし崩しに乗り込んでくる教師、学園長の娘である槙いずみと青央学園の化学教師・櫻井詩乃。

それを認めようとしない洋介だったが、彼女らに誘惑されしかも3人共と関係を持ってしまう。

強制的に同居を認めさせられてしまったのだ。

このままではいけない。先生たちの誘惑に負けてはいけない。


自分の好きな人は、既に決まっているのだ。

登場キャラクター[編集]

橘洋介(たちばな ようすけ)
本作の主人公で青央学園2年生。園芸を愛する普通の学生。以下、主人公を'洋介'で記す。
学園の園芸部(部員5人)の中で唯一、常時活動している次期部長候補。
母は既に亡くし、父親は仕事で海外へ出張しているため、一人暮らしをしている。
女性を花に喩え花言葉をあてはめるなど(言葉には出さないが)、時おり園芸好きらしさを見せる。
温厚な性格だが、園芸部では身体を酷使するため体格はいいようだ。
白瀬憂(しらせ うい)声:清水香
明るく、付き合いやすい洋介の同級生で友人。
成績はそこそこ・運動そこそこで愛らしい印象から友人は多いが、彼氏がいるという噂はないようだ。
少々ドジな所があり、面倒ごとを買って出てしまいながらも空回りする事も多い。
「うぃ~」という独特のうめき声をあげる。
派生作品「憂ちゃんの新妻だいあり~」に主人公として登場。
加賀御文(かがみ あや)声:北都南
わかりにくいが、姓が「加賀」名が「御文」のようだ。
青央中央学院から、洋介を追って青央学園に本年から入学してきた1年生。青央中央学院の園芸部で洋介に出逢い、それから何かと甘えてくる妹的存在。
洋介に抱きついたり擦り寄ったりスキンシップが好きなようだ。
三ノ宮由佳里(さんのみや ゆかり)声:大城恭子
青央学園の3年生で、学園の生徒会長にして三ノ宮グループのお嬢様。
本来なら洋介とは繋がりの薄いはずであるが、彼女のとある「秘密」を知ってしまってから知り合いとなった。
才色兼備のお嬢様。
派生作品「ゆんちゅ〜お嬢様はご奉仕中〜」に主人公として登場する。
麻生鈴音(あそう すずね)声:長崎みなみ
洋介の幼なじみで、昔隣に住んでいた姉的存在。洋介の初恋の人。
鈴音が大学に入学する時洋介は小学生だった、ということから最低6年は歳が離れているようだ。
家事一般は得意で面倒見が良い。
青央学園に数学教師として赴任し、更に洋介の家に住み込む。
槙いずみ(まき-)声:橘裕美
鈴音と同じく本年から青央学園に赴任してきた体育教師。
青央学園長「槙敬一郎(まき けいいちろう)」の娘である。
他二人(詩乃と鈴音)に比べて胸が慎ましいのを気にしているようである。
鈴音とは高校の同級生、で大学も同じ。所属サークルも同じ。鈴音と同じく橘家に住み着く。
櫻井詩乃(さくらい しの)声:海原エレナ
青央学園の教師で、その美貌から男女共の生徒に人気な化学の教師。
ほんわかとした性格から想像し得ないが、授業は厳しい。
鈴音やいずみとは大学の所属サークルが同じく、知り合いである。
鈴音・いずみと共に橘家に住むことになる。
派生作品「詩乃先生の誘惑授業」の主人公として登場する。

サブキャラクター[編集]

田村浩一(たむら こういち)
心優しい園芸部の部長。
沢渡茂(さわたり しげる)
洋介の悪友で、青央中央学院の時代から同じクラス4年目。
関西人で、とある出来事から洋介と行動を共にすることが多くなった。

特筆事項[編集]

この作品では各ヒロインに個別エンディングがあるが、冒頭に「好きな人」(メインヒロイン)を選択する方法を採っている。

「好きな人」は学生(白瀬憂・加賀御文・三ノ宮由加里)で、それぞれ順番に先生(麻生鈴音・槙いずみ・櫻井詩乃)が対応。

彼女らを中心にストーリーが展開し、エンディングが派生する。

派生作品[編集]

冒頭に記したように、本作品のキャラクターを用いて派生した作品が同社より現在3作品発売されている。

「Floralia 〜フローラリア〜」に登場するキャラクターやその一部エピソード等を継承しているが、アナザーストーリーというだけでなくキャラクターは同じものの世界観の違う作品もある。



詩乃先生の誘惑授業[編集]

詩乃先生の誘惑授業
対応機種 Windows98/Me/2000/XP
開発
発売元 Xuse 発泡(株式会社ザウス)
発売日 2003年4月25日
価格 5000円(税込5250円)
ジャンル 完全誘惑ADV
レイティング 18禁
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 1
セーブファイル数 50
セーブファイル容量
メディア CD-ROM
ゲームエンジン
画面サイズ 800×600 HighColor
BGMフォーマット
キャラクターボイス あり(女性のみ)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考

詩乃先生の誘惑授業(しのせんせいのゆうわくじゅぎょう)』はXuse(発泡)から2003年4月25日に発売された「Floralia 〜フローラリア〜」派生作品の第1弾。

この作品では、「Floralia 〜フローラリア〜」に登場する「櫻井詩乃」のみにスポットライトが当てられて物語が展開する。

後にアダルトOVAとして同名の作品が発売された。

ストーリー[編集]

白雲学園に赴任した新任教師、櫻井詩乃。生徒に好かれ、人望もあり、概ね順調な教師としての生活。

しかし詩乃は新任でありながらその生活に、「つまらなさ」を感じていく。それは詩乃が「欲求不満」を感じているからだ。

詩乃の性癖。詩乃のはセックスが大好きなのだ。この欲求不満を満たすには・・・

誘惑し、陥落させ、そして自分の欲求を満たせばいい。新任教師、詩乃先生の誘惑授業が始まる。

登場人物[編集]

櫻井詩乃(さくらい しの)
白雲学園の新任教師。授業に対しては厳しいがほんわかな雰囲気とその美貌で、生徒からのウケは悪くない。
既に性癖と言えるほどセックスが好きで、避妊薬を常備しているほど。女性も男性もその他も全てイケると豪語する。
あの手この手で周りの人間を手玉に取っていく。
後藤田義則(ごとうだ よしのり)
白雲学園の体育教師。
富野芳恵(とみの よしえ)
白雲学園の教師で、詩乃の同僚。
三輪三郎(みわ さぶろう)
白雲学園の用務員。
篠原健一郎(しのはら けんいちろう)
白雲学園の学園長。
菊川和樹(きくかわ かずき)
白雲学園の美術教師。
竹下克己(たけした かつみ)
白雲学園の生徒。生徒会長を務めている。
香山悟(かやま さとる)・鈴木大介(すずき だいすけ)・野田栄作(のだ えいさく)
白雲学園の生徒。いつも授業をさぼっている不良たち。
林秀明(はやし ひであき)
白雲学園の生徒。大人の女性に興味が無い。
長谷部美由希(はせべ みゆき)
白雲学園の生徒。水泳部。
飯島さやか(いいじま-)・阿部保(あべ たもつ)
白雲学園の生徒。付き合い始めたカップル。
所里香(ところ りか)・三木真理子(みき まりこ)・斉藤晴子(さいとう はるこ)
白雲学園の生徒。美術部所属の3人組。
春日瞳(かすが ひとみ)
白雲学園の生徒。人に言えない秘密がある。
宮原良太(みやはら りょうた)・新井佐知子(あらい さちこ)
白雲学園入学を志望するカップル。
津島幸太(つしま こうた)・岸雄一(きし ゆういち)・東野まこと(ひがしの-)
近所に住む3人組。詩乃にいたずらをしようとするが・・・
千葉紀之(ちば のりゆき)・千葉貴之(ちば たかゆき)
詩乃の部屋の隣に住む隣人親子。
三ノ宮由佳里(さんのみや ゆかり)
青央学園の生徒。地区学生総会の為に白雲学園に来ていた。

特筆事項[編集]

このゲームでは、櫻井詩乃の眼鏡を着脱できる機能がある。また、眼鏡の種類も2種類用意されている。


憂ちゃんの新妻だいあり〜[編集]

憂ちゃんの新妻だいあり〜
対応機種 Windows98/Me/2000/XP
開発
発売元 Xuse 発泡(株式会社ザウス)
発売日 2004年5月21日
価格 8800円(税込9240円)
ジャンル いちゃつきADV
レイティング 18禁
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 3
セーブファイル数 50
セーブファイル容量
メディア CD-ROM
ゲームエンジン
画面サイズ 800×600 HighColor
BGMフォーマット
キャラクターボイス あり(女性のみ)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考

憂ちゃんの新妻だいあり〜(ういちゃんのにいづまだいあり〜)』はXuse(純米)から2004年5月21日に発売された「Floralia 〜フローラリア〜」派生作品の第2弾。

この作品では、ほぼ「Floralia 〜フローラリア〜」の世界を継承しているといえる。

ストーリー[編集]

付き合い始めた洋介と憂は卒業と共に結婚を約束。 学園時代は瞬く間に過ぎ、ついに二人は結婚した。

二人のラブラブ生活。そこに乱入してくる、従兄妹の千夏。面白がり煽る幼なじみの鈴音。

新妻・憂と洋介は平和な新婚生活を守れるのか――。

登場人物[編集]

橘憂(たちばな うい)
本作の主人公。旧姓は「白瀬」。
「Floralia 〜フローラリア〜」作中で洋介と結ばれ、青央学園の卒業と共に結婚。
花嫁修業に花屋のアルバイトに精を出す。
口癖「うぃ〜」は健在。目標は素敵な奥さん。
橘洋介(たちばな ようすけ)
憂の旦那様であり、派生元「Floralia 〜フローラリア〜」の主人公。
青央学園卒業後は大学に通っている。
大学は鈴音らと同じ所を選択したようだ。
国府田千夏(こうだ ちなつ)
洋介の従兄妹。昔は洋介とは仲が良かったものの、疎遠になってしまっていた。
青央学園入学と共に洋介と憂の新居に時おり乱入してくる。
ずっと洋介を慕い続けていたが、思い込みが激しくなかなか洋介と憂の仲を(既に結婚しているが)認めようとしない。
麻生鈴音(あそう すずね)
洋介の幼なじみで姉で母親代わり。憂にとっては学園時代の恩師であり過去の恋敵。
時々、憂と洋介の様子を見に来ているようだ。
菊川晴子(きくかわ はるこ)
憂のアルバイト先である花屋「晴屋(はれるや)」で働く女性。下記の菊川学の妻。
「晴屋」は彼女の名前を一字取って付けた名前であり、夫婦でこの店を経営している。
落ち着いた外見でスローペースな雰囲気だが、意外と商売上手。
菊川学(きくかわ まなぶ)
「晴屋」の主人で菊川晴子の夫。
寡黙で優しい。生やした髭がトレードマーク。
橘京介(たちばな きょうすけ)
洋介の父。海外を飛び回る学者で、憂と洋介の結婚式にも参加できなかった。
洋介とは冗談を言い合うような仲だが、一応新婚二人を気にしてはいる。
白瀬和(しらせ あい)
憂の母。かなりのキャリアウーマンで、地位的には憂の父より上。
憂と洋介の家に来ては、憂の嫁っぷりに喝を入れていく。

特筆事項[編集]

  • オーソドックスな選択肢式のゲーム。
  • 派生作品中唯一、ザウス「純米」ブランドから発売され、他作品のように5250円ではなく、8800円のフルプライス。

ゆんちゅ〜お嬢さまはご奉仕中〜[編集]

ゆんちゅ〜お嬢さまはご奉仕中〜
対応機種 Windows98/Me/2000/XP
開発
発売元 Xuse 発泡(株式会社ザウス)
発売日 2006年01月27日
価格 5000円(税込5250円)
ジャンル お嬢様メイドいじくりADV
レイティング 18禁
コンテンツアイコン
キャラクター名設定 不可
エンディング数 3
セーブファイル数 50
セーブファイル容量
メディア CD-ROM
ゲームエンジン
画面サイズ 800×600 HighColor
BGMフォーマット
キャラクターボイス あり(女性のみ)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考

ゆんちゅ〜お嬢さまはご奉仕中〜(ゆんちゅ〜おじょうさまはごほうしちゅう〜)』はXuse(発泡)から2006年01月27日に発売された「Floralia 〜フローラリア〜」派生作品の第3弾。 「〜お嬢様はご奉仕中〜」は正確には「ゆんちゃんはごほうしちゅ」とふりがながされており、その短縮でタイトルが「ゆんちゅ」であると推測される。

この作品では「Floralia 〜フローラリア〜」に登場する「三ノ宮由佳里」のみにスポットライトが当てられている。 「Floralia 〜フローラリア〜」の世界観を殆ど継承せず、完全なIFのストーリーである。

ストーリー[編集]

三ノ宮由佳里は三ノ宮グループのお嬢様である。

由佳里は学生会に所属し、一年生ながらも会の補佐役に就任していた。

三ノ宮家は既に落ち目であり倒産間近だったが、そこに大企業を経営する城野家から出資を持ちかけられる。

由佳里を出資元の家に住まわせる代わりに出資しようと言うのだ。

城野家。そこは由佳里の良く知る、双子の生徒会長と副会長の家であった。

登場人物[編集]

三ノ宮由佳里(さんのみや ゆかり)声:大城恭子
三ノ宮グループの見た目麗しいお嬢様。学生会の補佐役。
気強そうで流されやすい性格。学生会長の城野双葉を尊敬している。
色の薄い、長い髪に赤い大きなリボンがトレードマーク。
母とは友達のような仲で本人は恥ずかしくて気に入らない、ある「愛称」で呼ばれているようだ。
城野双葉(きの ふたば)声:この かなみ
大企業「KINO」を経営する城野家の長女。
成績が良く温和な性格。持ち前のカリスマ性で学生会会長に赴任している。
城野一輝は双子の弟である。
持病持ちで、体育は全て休みだが・・・
城野一輝(きの かずき)
城野双葉の双子の弟。
奔放な性格で、企業経営は姉に任せ自由に生きたいようである。
整った顔立ちに付き合いやすい性格で友達が多い。
姉である双葉を補佐する学生会副会長を務めている。
双葉には「カズくん」と呼ばれているが、本人はあまり気に入っていないようだ。
南野克美(みなみの かつみ)
もう一人の副会長。みつあみの髪に眼鏡をしている。
相方の副会長、城野一輝の奔放さに困っている。
東幸太(あずま こうた)
体格のいい、学生会会計。柔道部所属。
一輝に付き従い、何かと「オス。」と言う。
北原洋司(きたはら ようじ)
気弱で細身の、学生会書記。
資産家の家柄だが由佳里や双葉・一輝と比べるとそれほどでもないようだ。
小西宏一(こにし ひろかず)
由佳里と同じく、学生会補佐役。テニス部のエース。
顔立ちが良く、女子生徒に人気がある。由佳里を気にしている風だが、相手にされていない。

スタッフ[編集]

  • シナリオ:藤原 将
  • 原画:まさはる
  • 音楽:市川 直樹
    • 主題歌:「Flowery kiss」
      作詞:藤原 将
      作曲:飯塚 博
      歌:大城恭子



以上で作品の核心的な内容についての記述は終わりです。


関連アイテム[編集]

  • Xuse〈純米〉公式アートワークス〜フローラリア〜
  • 詩乃先生の誘惑授業(OVA)

関連リンク[編集]

リンク[編集]