山下未亜

山下未亜とは、小岩井賢治の物語、フェルムの真理に登場する人物である。

概要

東洋魔法学校を首席で卒業、現在は見習いの魔法師として、育て親のマンダウェイ・フェルディマンの下で生活をしている。

もともと天涯孤独な少女で、両親の顔を知らない。そのため親という言葉には人一倍敏感である。なお、山下未亜という名前は本名ではない。本名は不明。年齢や血液型、誕生日なども明らかになっていない。外見ではおよそ10代中頃に見える。

ホームレス同然の生活をしていたところ、強大な魔法ポテンシャルを感知したフェルディマンによって見出され引き取られた。フェルディマンに会う前の彼女がどういう生活を送っていたのか、またどういう経緯でストリートチルドレンのような生活を送っていたのかは不明である。このことについて未亜自身は一切語ろうとしない。

フェルディマンを尊敬しており、いずれは超えたいと思っている。努力家で大のチョコレート好き。魔力もチョコレートをどこでも出せるようになりたいからという願望から始まった。努力の末に、若くして強大な魔法操作を行えるだけの能力を持つようになった。魔法界では有名らしく、将来を嘱望されている。

ちなみに上記のような場合、物質生成か物質移動が適切な魔法だが、いずれもそれなりに高い能力を要する。