アミューズトラベル

提供: Yourpedia
2013年1月5日 (土) 14:09時点におけるFromm (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「トムラウシ山遭難事故 '''アミューズトラベル'''とは、かつて東京にあった[[旅行代...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
トムラウシ山遭難事故

アミューズトラベルとは、かつて東京にあった旅行代理店。高齢者をあの世へガイドする「姥捨てツアー」で有名であった。

トムラウシ山遭難事故[編集]

トムラウシ山遭難事故を参照

万里の長城で日本人遭難、2人死亡1人不明[編集]

中国河北省張家口市懐来県の万里の長城付近で2012年11月3日深夜、日本人4人を含む5人が強風と大雪のため身動きが取れなくなり、4日午後8時半(日本時間同日午後9時半)までに日本人3人を含む4人が救出されたが、うち日本人2人が死亡した。

また、日本人1人が行方不明。救出された日本人と中国人の計2人は入院し治療中。北京の日本大使館が確認を急いでいる。

死亡したのは「渡辺邦子さん 68歳」と「小川さん 62歳」の女性2人。また、「柳井尽一郎さん 76歳」が行方不明とした。入院しているのは女性の「渡辺美世代さん 59歳」と、日本留学経験のある中国人旅行ガイド「明平銘さん 25歳」。

現場は、張家口の山間部にある瑞雲観で、観光地として有名な北京の万里の長城の八達嶺から20キロほど離れており、日本人観光客の団体は多くない。

北京や隣接する河北省では寒気が流れ込んだ影響で、3日の夜から断続的に雪が降っていて北京とその周辺では大雪警報が出された。現場周辺では1960年以来の大雪となり、およそ50センチほど雪が積もった場所もある。

5人が遭難した地元の張家口市の共産党宣伝部の幹部の王存剛氏は、死亡した2人の日本人女性について、死因など詳しい状況については分からないとしている。

また、救助された日本人女性と中国人ガイドの2人の容体について「生命の危険はない」としている。

一方、行方が分からなくなっている日本人男性については、今も警察や消防、それに軍などから150人から160人が出て捜索を続けている。現場付近の状況については、現在は雪はやみ、風もそれほど強くないものの道路は凍結していて高速道路の一部が通行止めになっている。

日本人死亡の"万里の長城ツアー"、8人死亡の北海道・トムラウシ山遭難と同じアミューズトラベルが主催[編集]

中国河北省の万里の長城近くで、日本人3人が遭難したツアーを企画した旅行会社アミューズトラベル(東京)は、平成21年7月に北海道・大雪山系トムラウシ山(2,141メート)で登山客ら8人が死亡した事故でツアーを主催していた。

今回のツアーは「世界遺産・万里の長城グレートウォール・100キロトレッキング」で、10月28日11月5日の9日間の予定だった。トムラウシ山の事故は、大雪山系を縦走する50~60代のツアー客15人とガイド3人が暴風雨の中で散り散りとなり、ガイド1人を含む8人が低体温症で死亡した。

日本山岳ガイド協会が設置した事故調査委員会は、ガイドの判断ミスが一義的な原因とし、アミューズトラベルの安全管理にも問題があったと指摘。観光庁は2010年12月、本社営業所の旅行申し込み受け付け業務を51日間停止する処分を出した。

高齢者の素人にとって「最後の砦」[編集]

アミューズトラベルは「最後の砦」と呼ばれていた。普通のツアー会社なら断るようなお客さんでも、脚力や経験が必要なコースに連れて行ってくれるからである。

北アルプスの山岳ガイドが言う。

「私がパトロール中に見た限りでもバラバラになって歩いているのをよく見かけましたから、おそらくまともな選別をしていないでしょう。ひとりぐらいバテバテになるのはありがちですが、アミューズのツアーだといつもバラバラって感じです」。

「普通のガイドなら一番遅いお客さんを自分の後ろにつけてゆっくり歩くのでまとまった列になるもので、バラバラになっているのはガイドがそういった基本的な配慮を知らないってことです」。

アミューズは北アルプスだと地元ガイドを使わない。昔は地元ガイドを使っていたが、そのうちにガイド料を値切るようになり、誰も仕事を請けることが無くなった。

「ですから、アミューズのツアーを請けているガイドって、まっとうな報酬をもらっているのかなあ、と、ツアーを見かけるたびに思います。同じ額の報酬なら、地元のガイドを雇ったほうが何かと好都合ですから」。

「ツアーのガイドって、ガイド業をなりわいにしている人に主催会社が依頼する、ってことになるわけで、これは当たり前の話なのですが、会社によっては適当な山の経験者をスカウトしてきてガイドに仕立てるケースもあります。その場合、ノウハウを知らないままガイドになってしまうわけですね。白馬村や大町の案内人組合、あるいはガイド団体に所属しているガイドには横のつながりがあって、自然とノウハウを覚えるものですが、ツアー会社がスカウトしてきた人の場合、そういうものが無かったりします」。

「実際そういうガイドさんの中には、ツアー登山の基本すら知らないような人がいるわけで、ペースを考えずにどんどん先に行ってしまう人とか、客に対して「遅い」と叱る人とかいますよ。」

「アミューズは添乗員がそのままガイドになっているケースがあって、普通に北アルプスのコースを引率しているというのは、この夏とあるガイド氏から聞いています」。

「そんなわけで、アミューズトラベルは、少なくとも北アルプスにおいてあまりいい評判は聞かないですな。つまらない事故というか騒ぎを起こしたという話をよく聞きますから、それだけレベルの低いガイドが多いのでは、と思いますし、そういうガイドを抱えている会社の体制に疑問を感じますね」。

アミューズ社が事業廃止へ=万里の長城遭難でツアー企画[編集]

中国・万里の長城で2012年11月、日本人ツアー客3人が死亡した遭難事故で、ツアーを企画したアミューズトラベル(東京都千代田区)が、事業を廃止する方針を決めたことが12月4日観光庁などへの取材で分かった。事実上の廃業になるとみられる。   観光庁などによると、同社は20日付で事業を廃止し、旅行代理店業務から撤退する。社員の大半を解雇するが、遺族への補償を続けるため法人格は存続させるもようだ。

旅行業法は、事業の廃止後30日以内の届け出を定めている。観光庁は4日午後にメールで報告を受けており、同社に詳細を確認するという。

観光庁は事故後に立ち入り検査を3回実施し、携帯電話の通じない場所の存在を知りながら、同社が衛星電話を用意しなかったことなどを把握。行政処分も視野に入れ、調査を進めている。