ソックパペット
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ソックパペット、靴下人形 (sock puppet, sock-puppet) は靴下で作った人形である。人形遣いの腕にかぶせて操作する。
概要
ソックパペットは靴下に手を突っ込んで人形に見立てたものである。口の部分がついており、手を握ったり開いたりしてこの口を動かしあたかも喋っているように見せることができる。指先と手首に近い部分が唇になり、親指が顎にあたる。手の動きが即、唇の動きになるが、場合によってはある程度固いフェルトで唇を形成することもある(その場合はしばしば舌を口の中に接着する)し、口が開く部分にはさみをいれる場合もある。
人形遣は靴下を延ばして、手首をすっぽり覆うようにする。人形遣自身は台の下に隠れ、腕を延ばして人形だけ見せながら芝居することもあるが、自分自身も人形と隣り合って登場し、腹話術を用いて自分で操る人形と会話するのがよくある方法である。
作り方
好きな色の靴下やストッキングから作ることができる。履き潰したものでも良いが、あまりに弱くなった靴下だと上演中に裂けてしまうかもしれない。また、使用済みの靴下は不潔に感じられるため、多くの場合は新品の靴下を購入して製作する。顔のない単純なものから、目をはじめとするパーツをつけて顔らしく加工したものもある。髪の毛には飾りリボンやフェルトの紐が一般的に用いられる。人形用の目(動眼)は市販されている。
ソックパペットの製作は多くの小学校で創造性を育む授業の題材となっている。人形を作り、それを用いてショーや劇や歌を見せる全校集会を開くのである。