少額取り込み詐欺

少額取り込み詐欺（しょうがくとりこみさぎ）とは、詐欺の手法のひとつである。

取り込み詐欺のうち、特に数十万円以下のものをいう。

• 数十万円以下の少額の場合、民事訴訟のわずらわしさから、被害者が訴えを起こさないことが多い。また、被害者が警察に届け出ても、警察は民事不介入を盾に容易に捜査に入ってもらえないの現状である。
• 加害者は、計画的に多数の商店や通販会社に注文を出すが、商品詐取後、多くの場合、短期間で行方をくらます。
• 他の取り込み詐欺と同様、加害者が逃げたり、民事訴訟のとの関連もあり、容易に犯人逮捕につながらないのが、現状である。
• ネット通販が普及した現在、通販会社が抱える深刻な問題の一つである。各企業が連携をとって、対策を講じるが、依然として被害は多い。

被害後の対応

• 民事訴訟、少額訴訟
• 警察への被害届および告訴。
• 検察への刑事告訴
• 警察庁、警視庁あるいは都道府県警察本部、都道府県公安委員会への嘆願。
• 検察審査会への通報

関連事項

• 詐欺
• 取り込み詐欺
• パクリ屋
• 詐欺罪