第137回天皇賞

第137回天皇賞は2008年5月4日、京都競馬場の芝3200メートルで行われた天皇賞（GI）である。

概要

京都競馬場の天気は晴れで、馬場は良。メイショウサムソンが史上2頭目の盾3連覇へ武豊とのコンビで挑むことになる。それを阻止する馬は、阪神大賞典を勝ったアドマイヤジュピタ、前年の菊花賞優勝馬アサクサキングスと3つ巴が注目された。

レース展開

スタートしてホクトスルタンが先頭に立って逃げる、アサクサキングスは3～4番手と絶好の位置、メイショウサムソン、アドマイヤジュピタは予定通りに後方からのレース。スタートしてからの1000メートルは1分1秒と平均ペースになった。1～2コーナーに入ってもホクトスルタンは快調に逃げ、アドマイヤメイン、トウカイトリック、アサクサキングスと続いた。2週目の3コーナーに入ってレースが動き出す、アサクサキングスが逃げるホクトスルタンに迫る。後方待機のメイショウサムソンが外へ出して順位を上げてきた。直線は2頭の一騎打ちでアドマイヤジュピタがゴール前で追ってきたメイショウサムソンを振り切ってゴールイン、見事GI初制覇を飾った。

エピソード

• 阪神大賞典（3月として行われるようになった1987年以降）を制した馬がその年の春の天皇賞を制したのは2006年のディープインパクト以来2年ぶりとなる9頭目となった。