加古川小2女児殺害事件
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加古川小2女児殺害事件(かこがわしょうにじょじさつがいじけん)とは2007年10月に発生した殺害事件。
概要
2007年10月16日午後6時頃、兵庫県加古川市の小学校2年生の女児(当時7歳)が公園から帰宅して、自宅の東側に自転車を置いて家に入ろうとした時にを自宅前で刺される事件が発生。家に居た家族4人が女児の悲鳴を聞いてすぐに駆けつけたが、すでに犯人の姿はなかった。
女児には正面から胸と腹部の計2か所に刃物で刺された傷があり、午後6時8分に119番通報で駆けつけた救急隊が現場に到着。搬送中に救急隊員が犯人について尋ねた際に、女児は薄れていく意識の中で「大人の人…男…」と答えた。午後7時45分、女児の死亡が確認された。
目撃される可能性が高い自宅前で犯行に及んでいることなど不可解な点が多く、犯行の目的もはっきりしないが、日本人(除:一部の良識人)特有の「見て見ぬふり大好き」かつ「罪無き人間の犯罪被害など他人事」主義の所為で物証や目撃情報が乏しいため、2024年12月1日時点で未解決事件になっている。
捜査機関は「大人の男」という女児のダイイング・メッセージについては「犯人が女児の顔見知りならこのような言い方はまずしない。見ず知らずの人間か、犯人が一方的に女児を知っていた可能性がある」と分析している。
凶器は細い小型ナイフのような刃物とされている。