幻想即興曲 (ショパン)
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幻想即興曲(読み:げんそう そっきょうきょく;原題:Fantaisie-Impromptu)はフレデリック・ショパンの即興曲全4作品中最後に出版されたピアノ独奏曲。
作曲は1834年。死後の1855年に、遺品を整理していた友人のユリアン・フォンタナによって作品66として公表されている。
楽曲
嬰ハ短調。 右手声部の分散和音と音階を組み合わせた走句に左手の6連符が抑揚をつけたポリリズムで支える構成。調がピアノ演奏中心に設定されているため編曲を許さないピアニズム作品になっている。
三部形式で中間部は同名長調の変ニ長調。Largo-Moderato cantabileの指示通り歌謡的な旋律美を発揮する。