エアハルト・カルコシュカ
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エアハルト・カルコシュカ (Erhard Karkoschka)作曲家・音楽学者・音楽教育者
(1923年3月6日、現在チェコ領のオストラーヴァ生まれのドイツ人。
作曲と指揮をシュトットガルト音楽大学で音楽学をチュービンゲン大学で学ぶ。1948年以降シュトットガルトで教鞭を取り1962年には現代音楽専門のアンサンブルを設立、後年にはコンタック・アンサンブルと改名、1973年には電子音楽スタジオを設立し指導者兼教授としてレッスンや講義に没頭する。その後南アフリカや中国・韓国への客演教授旅行などを通して20世紀以降の現代音楽の考え方を指導する。
作品は電子音楽のほうが優れているが、管弦楽曲・室内楽・声楽曲や宗教音楽まである。長年フライブルクのクラウス・フーバーと匹敵するぐらいの名教授として優れていて、マティアス・シュパーリンガーやウーリッヒ・ズーセ、ジャズのベルント・コンラドなどを輩出するなど厳しくかつ自由な授業は客観的な態度に満ちたものだった。また退官後ディアーナ=マリア・サグヴォスキーナの主催するベヴェーグンクスチフレン・シュトットガルトとも関係を持ち人智学と現代音楽との融合なども目指した。また近年ジャチント・シェルシのように写真を嫌い、公開がとても難しくなっている。奥さんは中国人。
また音楽学者として日本では著書「現代音楽の記譜法」のみが著名であるが、他にアナリーゼ関係の本を多数出版している。
作品
木管五重奏の為の「アンチノミー」(1968) セラーン変奏曲 I-V (1998) 「音の時, 切片」(2004) など。
著書
現代音楽の記譜法 1965 現代音楽の分析 1976 現代音楽を聴く 1978 など。