乙女の祈り(おとめのいのり)はポーランドのロマン派の作曲家:バダルジェフスカの作曲したピアノ小作品。日本では簡単な演奏技術で優雅な演奏効果をもたらすことにより頻繁に愛好・演奏される。
調性は変ホ長調。序奏と主題が繰り返しを伴ったあとに簡単なコーダがついているだけの構成。右手オクターヴ奏法が要求される程度の平易な音楽ながら、分散和音の活用などで巧みに単調さを避けている。