ゆるゆり

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『'''ゆるゆり'''』は、[[なもり]]による[[日本]]の[[漫画]]作品。『[[コミック百合姫S]]』([[一迅社]])にてVol.5よりVol.14<ref>{{cite web|url=http://www.animenewsnetwork.com/news/2010-06-18/comic-bunch-comic-yuri-hime-s-mags-to-end-publication|title=Comic Bunch, Comic Yuri Hime S Mags to End Publication|publisher=[[Anime News Network]]|date=2010年6月18日|accessdate=2014年9月28日|language=英語}}</ref>まで連載された後、『コミック百合姫S』の休刊に伴い姉妹誌の『[[コミック百合姫]]』(一迅社)に移籍、同誌[[2011年]]1月号より連載中<ref>{{cite web|archiveurl=http://web.archive.org/web/20101219115752/http://www2.ichijinsha.co.jp/yurihime/|url=http://www2.ichijinsha.co.jp/yurihime/|title=コミック百合姫 2011年1月号好評発売中!|publisher=[[コミック百合姫]]|archivedate=2010年12月19日|accessdate=2014年9月28日|language=日本語}}</ref>。単行本は2014年8月現在、既刊12巻。 [[テレビアニメ]]第1期が2011年7月から9月まで、第2期が[[2012年]]7月から9月まで、それぞれ[[テレビ東京]]ほかにて放送された。また、[[2014年]]には[[OVA]]が発売される予定である。 本項では、スピンオフ作品である『'''大室家'''』(おおむろけ)についても記述する。 == 概要 == 七森中の「ごらく部」に所属する女子中学生4人と、それを取り巻く生徒会の女の子たち。彼女たちの時に笑いあり、時に[[百合 (ジャンル)|百合]]ありのまったりとした日常生活を描く。個性的な登場人物たちの中にあって存在感の薄さを理由にいじられる主人公を据え<ref name="mantan20110704" /><ref name="mantan20110813" /><ref name="animate20110923" />、軽い同性愛にも見えてしまう女子校の気風の中のちょっとした笑いや、片想いが連鎖する人間関係、たまに起こる本気度の高い同性愛感情によるハプニングなどが、緩やかな空気感の中で扱われている<ref name="mantan20110813" /><ref name="interview20110614" />。 『コミック百合姫S』連載当時、同誌掲載作品の中では百合色が薄い作品にもかかわらず、当初から読者アンケートではダントツの1位だったという<ref name="yurihime">{{Cite journal|和書|journal=コミック百合姫|issue=2011年5月号|page=16|publisher=一迅社|date=2011-3-31}}</ref>。また、1話12ページながら、一誌で3話 - 8話掲載しており、さらには[[アニメ]]化決定後の2011年5月から7月にかけては、3か月連続で単行本の刊行がなされた。 作中において登場人物は年をとらない設定で、次の年になっても進級しないが出来事は引き継がれる<ref name="yurihime"/><ref name="単行本vol3p12" />{{#tag:ref|作者は[[サザエさん時空|サザエさん方式]]と表現している<ref name="単行本vol3p12">単行本第3巻12ページ。</ref>。|group="注"}}。 『[[キャラ☆メル Febri]]』にて、本作と同じく七森中を舞台とするスピンオフ作品『りせっと!』が連載されているが、Vol.4以降休載中となっている。 『[[ニコニコ静画]]』にて2012年7月2日から7月25日にかけて、大室姉妹を中心に据えたスピンオフ作品『大室家』が配信されていた<ref name="akiblo">{{Cite news|date=2012-07-02|url=http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51347680.html|title=ゆるゆり♪♪はっじまっるよ~♪ そしてスピンオフ漫画も★|work=りっちぃ(中村成太郎)|publisher=[[アキバBlog]]|accessdate=2012-07-02}}</ref>。2013年2月18日から『ニコニコ百合姫』で偶数月18日に配信されている<ref>{{Cite web|date=2013-01-18|url=http://blog.nicovideo.jp/seiga/2013/01/post-553.html|title=ニコニコ百合姫始動!&大室家が紙になったよ!|work=[[ニコニコ静画]]|author=|publisher=[[ニワンゴ]]|accessdate=2014-08-06}}</ref>。 『[[Comic REX]]』2012年9月号から2013年2月号にかけて、『[[かんなぎ (漫画)#かんぱち|かんぱち]]』とコラボした『ゆりぱち』が連載された(原作:なもり、[[武梨えり]]、作画:[[結城心一]])。 アニメ化に際してメイン担当[[声優]]の4人([[三上枝織]]、[[大坪由佳]]、[[津田美波]]、[[大久保瑠美]])による[[声優ユニット]]「'''[[七森中☆ごらく部]]'''」が結成された。 == 舞台 == 作中において主要登場人物たちが通っている七森中学校には、かつて[[茶道]]部の部室として使われていた[[茶室]]がある。茶道部が廃部になった後は、ごらく部の部室となり、部員たちが放課後の時間を過ごすために使っている。原作版の部室は原作者であるなもりの実家の座敷をモデルに描かれているが<ref name="fanbook">{{Cite book|和書|author=ポストメディア編集部|title=TVアニメ ゆるゆり公式ファンブック|publisher=一迅社|isbn=978-4-75-801248-5|date=2011-11-28}}</ref>、テレビアニメ版では部室は校舎の離れにあり、実際の茶室を参考に描かれた<ref name="fanbook" />。 物語の舞台設定は[[富山県]][[高岡市]]である<ref group="注">作者のなもりが富山県高岡市出身である。{{Cite web|author=[[なもり]]|url=http://www.geocities.jp/elegy_syndrome/about0.html|title=色々|work=ELEGY SYNDROME(原作者個人サイト)|accessdate=2011-08-16}}</ref>。原作では通りがかりの駅に、「[[西日本旅客鉄道|JR]][[高岡駅]]」の表記が見られ<ref>単行本第2巻5ページ。七夕の竹に短冊を飾り付ける話であるが、机の上の短冊を「ご自由におとり下さい」と書かれた注意書きの隅に小さくJR高岡駅と書いてある。</ref>、テレビアニメ版では、[[富山駅]]北口で待ち合わせて[[富山地方鉄道]]の[[高速バス]]に乗り、[[東京駅]]に到着する描写がある<ref group="注">実際に富山地方鉄道は富山から[[東京]]までの高速バス路線を有しており「[[東京 - 富山線]]([[西武バス]]との[[共同運行]])」として実在するが、終点は東京駅ではなく[[池袋駅]]と[[新宿駅]]である。</ref><ref group="注">テレビアニメ第5話[[アバンタイトル]]に登場する駅舎に「富山駅」と書かれた看板が掲げられている。</ref>。登場人物たちの住所も高岡市内にあることが、何度か明示されている<ref name="アニメ第7話B">テレビアニメ第7話Bパートより。</ref><ref name="himasaku">コミックス第8巻53話「いわゆるプロダクト・プレースメントというやつです。」54話「もうしてた。」付録「櫻子&向日葵の記入済み婚姻届」。</ref>{{#tag:ref|テレビアニメ第7話では、ごらく部の4人の住居が高岡市にあることが[[年賀状]]に明記されている。赤座家、歳納家、船見家(実家)の住所が「富山県高岡市七森町」、吉川家の住所が「富山県高岡市八森町」と表記されている<ref name="アニメ第7話B" />。また掲載誌付録の「婚姻届」には古谷家と大室家の住所が、「高岡市八森町」(町名の読みは「やもりちょう」)と両家の向日葵・櫻子・撫子の自筆の体裁で記入されている<ref name="himasaku" />。なお、[[高岡市]]に「七森町」「八森町」という地名は実在しない。|group="注"}}。[[町丁]]名や学校名には「七森」「八森」という架空の地名が用いられている。 == 登場人物 == 声はテレビアニメ版の[[声優]]。 === 七森中 === ==== ごらく部 ==== 廃部になった茶道部の部室をこっそり占拠して活動(というよりは団らん)している集団。正式な部活動ではない。 ; 赤座 あかり (あかざ あかり) : 声 - [[三上枝織]] : 本作の主人公。中学1年生の13歳。イメージカラーは[[レッド]]。7月24日生まれの[[しし座]]<ref name="fanbook" />。血液型はA型<ref name="fanbook" />。身長153cm。 : 赤い[[ショートヘア]]を、左右二つの[[シニヨン|お団子]]に結っている少女。目の色は[[紫]]。 : 学年が一つ上の京子と結衣とは、昔からの親友。あかねという[[姉]]がいる。落ち込んでしまうこともあるが基本的に明るい性格である。一人称は「あかり」<ref group="注">自己紹介や初対面の人との会話の時などでは「私」。</ref>。中学入学とともにごらく部に入部した。 : 作品冒頭では主人公のように登場したものの<ref name="一迅社公式サイト" /><ref name="animate20110923" />、良い子さ故か<ref name="一迅社公式サイト" />周り(主にごらく部)から空気キャラ扱いされることもしばしばあり、特に京子絡みだと悪意はないとはいえ出番を奪われたり、あかりの前に立ったり、悲惨な目に遭わされることが多い(アニメ版では特に顕著化しており彼女の一番の出番であるタイトルコールを面白いからという理由で何度か邪魔している、第2期6話に至っては番組を完全に乗っ取られ、前半は京子自作のミラクるんが放送された)。本人も自分が目立たない存在であると思い込んでおり気にしているが<ref group="注">七夕で書いた願いごとも「出番が増えますように」(アニメ版では「もっと目立ちますように」)であったが。</ref>、作中では本人の意に反して存在感の薄さが強調されるようになっていく<ref name="mantan20110704" /><ref name="mantan20110813" /><ref group="注">例えば単行本4巻のカバーではちなつの髪に顔が隠され、カラーページでは部室に入ってきたとたん停電になり、台詞しか登場できていない。単行本5巻の表紙では、帯に隠れてついに姿が見えなくなってしまった。</ref>。ただし登場人物としては決して目立たない人物などではなく<ref name="mantan20110813" />、作中における出番の少なさやスタッフや周囲からの主人公らしからぬ不遇な扱いこそが活躍の場であるという形の描写がされており、同時に本作の読者やテレビアニメ版の視聴者にとって見どころの一つとなっている<ref name="mantan20110813" /><ref name="animate20110923" />。アニメ第2期では多少出番は多く、11話(全て京子の作り話ではあったが)では完全にあかりがメインとなった。 : 作中で影の薄さを指摘された際には、結衣から冗談で「効果音がアッカリ〜ンになる」という新たな特徴を提案され、以降も時折踏襲されるようになり<ref group="注">あかりの姿が透明になる時(アニメではその状態が解除される時「アッカリ〜ン」を逆にした「ン〜リカッア」という音声が流れる)やショックを受けた時、お団子ヘアがなくなる時にも使われる。</ref>、テレビアニメ版でもタイトルコール前の掛け声として用いられた。原作では他に頭を強く打つと淫乱な性格に豹変してしまう特徴も見られる。上記のように周囲に気を配れる良い子だが時折、周囲からの自身への不遇な扱いに激怒したり、周囲からチヤホヤされる都合の良い夢を見るなど必ずしも周囲に対して不満がないわけでない。特に第2期11話では偶然、タイムマシンで入学式の頃に戻り、歴史を変えようとする(ただし、この内容は全て京子が面白半分で考えた紙芝居)など、普段の彼女から想像できない一面もある。 : 女性同士の恋愛感情には疎く、そうした人間関係からは外れた位置にいるが<ref name="animate20110923" />、作中ではちなつに「結衣とキスをする時のための練習台」にされてファーストキスを強引に奪われたほか、二度目のキスも千歳に無理やり奪われている。ただし、そのことが原因でちなつや千歳との関係が悪くなった描写はなく、以降も普通に接している。 : 頭のお団子は、あかりにとって数少ない特徴である。しかし、お団子を結うにはかなりの長さの髪が必要なはずであり、ショートカットのあかりがどうやってお団子を作っているのか、という謎が作中で提起されている<ref group="注">アニメ第1話などで髪を解いてるあかりの姿も見られるが、ショートカットのままである。また驚いた拍子にお団子ヘアが取れる描写が何回かされている。</ref>。なお、姉のあかねや幼少期のあかりもお団子を結っているが、それに相応な長髪をもっている。 : 原作第2巻での人気投票では、綾乃と共に第3位を獲得している<ref name="ninki">単行本第2巻収録 Bonus track.4「ちなつ始まったな」より。</ref>。 ; 歳納 京子 (としのう きょうこ) : 声 - [[大坪由佳]] : 中学2年生の14歳。イメージカラーは[[グリーン]]。3月28日生まれの[[おひつじ座]]<ref name="fanbook" />。血液型はB型<ref name="fanbook" />。身長156cm。 : [[金髪]]のストレート[[ロングヘア]]で後頭部に赤みがかった茶色い[[リボン]]を付けている。目の色は[[青]]。[[一人っ子]]。 : かなりのお調子者で[[マイペース]]。お気楽な言動で周囲を困惑させたり、悪意はないが後先考えず好き勝手な行動しては周囲(主にあかり)に迷惑をかけることもしばしばだが、愛嬌があって憎めない愛すべき人物で生徒会の面々とも友好を深めている。時には場の空気を読んだ発言もする[[ムードメーカー]]。またナイーブな一面もあり、千鶴に嫌われていると気付いた時は本気でへこんでいた。あかりの親友ではあるが性格や主人公らしい点などがあかりとは正反対で、実質あかりの天敵ともいえるが当の本人達はそのことにまったく気付いていない。 : 普段は真面目に勉強しないが、実は頭がとても良くテストでは[[一夜漬け]]でほぼ毎回学年1位を取っている。ただし、綾乃とごらく部の立ち退きを賭けたテストでは趣味の同人活動を優先して爆睡し、少なくとも2科目で0点を取ってしまった。暗記しやすい[[参考書]]を知っていて後輩にアドバイスするなど、才能は確か。ただし楽譜が読めないため[[音楽]]は苦手<ref group="注">成績は5段階評価で1。</ref>。 : 「西京極ラム子」名義のペンネームで同人活動をしているオタク少女。特に『魔女っ娘ミラクるん♪』は見るのも描くのも大好きで、ミラクるんのコスプレもした。新入生のちなつがミラクるんに似ているためごらく部に入部させて、なにかと[[アプローチ]]を掛けている。手先はかなり器用<ref group="注">[[トイレットペーパー]]の三角折りを「鶴」に折り直したり、油粘土であかりの頭部を作ったり、「ミラクるんと見せかけてちなつちゃん」を作ったりできるほど。</ref>で、[[裁縫]]の腕も確か<ref group="注">テレビアニメ版第5話ではコミケで着るコスプレの衣装4人分をすべて1人で作成した。</ref>。[[クレーンゲーム]]も得意<ref group="注">取った景品(ぬいぐるみや着ぐるみパジャマなど)をごらく部のみんなにあげたりしている。</ref>。周囲を引かせたりするほどの変顔や、少女漫画風の顔になったりする顔芸が特技。だが、腕相撲は弱い。女の子同士のキスには躊躇いは全く無く、それどころかむしろ好み、ミラクるんそっくりのちなつはもちろん、綾乃の裸を見ようとしたり、相方の結衣に口移しを要求したり千鶴には会うたびにキスを迫るなど気に入った相手にはキスをしようとする描写が多い。また大胆な発言、行動を繰り返し起こすため「もう少し恥じらえ」と周囲から突っ込まれることもある。 : ラムレーズン味の[[アイスクリーム|アイス]]が好物。また[[サクマ式ドロップス|ドロップ]]のハッカ味も好き<ref group="注">京子曰く「メインディッシュ」。</ref>。[[ピクルス]]と[[ハーブティー]]は苦手。 : 幼少期は内気で泣き虫、髪は[[ツーサイドアップ]]にしていた。 : 作者のなもりは、第5話ぐらいまで京子が主人公だと思っていたと語っており、担当編集者から「第1話の登場の仕方からして、あかりが主人公ではないか」と指摘されて、はじめてあかりが主人公ではないかと気づいたという<ref name="maincast">{{Cite book|和書|author=[[なもり]]|title=ゆるゆり 2|publisher=[[一迅社]]|isbn=978-4-7580-7070-6|date=2010-1-18}}</ref>。そのため主人公の座をあかりに譲った形になっているが、原作第2巻の登場人物説明で「実質・主人公」と紹介されるなど、副主人公格として扱われている。原作第2巻での人気投票では第1位であった<ref name="ninki" />。 ; 船見 結衣 (ふなみ ゆい) : 声 - [[津田美波]] : 中学2年生の14歳。イメージカラーは[[ブルー]]。4月22日生まれの[[おうし座]]<ref name="fanbook" />。血液型はO型<ref name="fanbook" />。身長160cm。 : 黒髪のショートヘア。目の色は黒みがかった[[黄色]]。 : クールな性格で、京子の暴走や千歳の[[鼻血]]に対しては厳しい[[ツッコミ]]を入れる。普段は強い口調の[[男言葉]]を遣う<ref group="注">が逆に[[女言葉]]で喋るのには羞恥心を感じるらしい。</ref>。最初は無口キャラの予定だったが、ツッコミ役に回っているせいで割と饒舌なキャラになった。 : 原作とアニメでは微妙に性格が異なり、原作では京子の悪戯に対して「何すんだ てめぇ!」と本気でキレる事もある一方、アニメではそう言った描写はカットされていたり、原作では滅多に見せない笑顔を見せたり、若干柔らかい性格になっている。また面倒見が良くいつも不遇な扱いを受けるあかりに気を遣ったり好き放題の京子に対しても呆れながらも面倒を見ている。ただし、京子同様悪意はないがあかりの存在を忘れたり、たまに追い討ちをかけるようにあかりを不遇な目に遭わせている。 : クラスで一番足が速く、陸上部から勧誘されるほど。料理は一通りこなせ、[[オムライス]]が得意。学力は不明だが京子によく「宿題見せて」と頼まれるシーンが多い。またごらく部の4人の中では一番背が高く、水着を着た際綾乃や京子に「意外とあなどれん」と言わせるなど向日葵程ではないが登場人物の中ではスタイルは良いほう。実は子供好きという一面もあり、趣味は[[テレビゲーム]]で、[[コンピュータRPG]]では主人公を必要以上に強くして敵を蹂躙するという遊び方を好む。京子と対照的にハッカ味のドロップが苦手。 : 中学生にして一人暮らしをしており、京子たちを家に招いたり、押しかけられることもしばしば。しっかり者で強いように見えるが本当は寂しがり屋で、一人暮らしを始めた時も早々に[[ホームシック]]にかかっており、京子にはそのことを見抜かれていた。[[クリスマス]]のカップルごっこの時や、京子が頭を打って普段と異なる性格となってしまった時に、いつもの京子が自分の中で大きな存在であることを自覚した。 : 幼稚園の頃の髪型は[[ツインテール]]で、小学生の頃は下のほうで一つに結っていた。また、テレビアニメ版では小学生に上がった時髪を切ったと言っている。理由は、「京子が泣き虫だから自分がしっかりしなくちゃ」と思ったから。 : 作者のなもりの母親は、結衣が本作の主人公だと思っていた<ref name="maincast"/>。原作第2巻での人気投票では第2位であった<ref name="ninki" />。 ; 吉川 ちなつ (よしかわ ちなつ) : 声 - [[大久保瑠美]] : 中学1年生の13歳。イメージカラーは[[オレンジ]]。11月6日生まれの[[さそり座]]<ref name="fanbook" />。血液型はAB型<ref name="fanbook" />。身長149cm。 : [[桃色]]のふわふわした髪を赤い雪洞でツインテールにしている。目の色は[[水色]]。あかりにつけられた愛称「チーナ」を気に入っており、以後自分で使っている。 : 姉・ともこの影響で茶道部を志し[[茶室]]を訪れるが、茶道部が既に廃部となっていることを知らされる。しかしその容姿が京子の好きな漫画『魔女っ娘ミラクるん』の主人公にそっくりという理由で京子に気に入られ、引き止められてごらく部に入部した。 : 結衣に恋してるガチ百合{{#tag:ref|単行本6巻のキャラクター紹介で「ガチで百合」と言及されている。アニメでは5話でちなつを差した「ガチ」という吹き出しがつく。ちなみに彼女は百合姫の百合作品を紹介した53話<ref name="himasaku" />で、全編ラブシーンありの百合コミック「ワイルドローズ」を読んで興奮する役回りを与えられている。なおテレビアニメ版でちなつ役を演じた大久保瑠美は、こうしたちなつの言動を作品タイトルに引っかけて「ゆるくない百合」<ref name="interview20110614" />と評している。|group="注"}}娘であり、いつも彼女のことを追いかけている。すでに、一度[[デート]]をしてもらったり、[[おでこ]]にキスをしてもらっているが、本人はさらに関係を深めたがっている様子である<ref group="注">原作では、最終的にちなつが本人赤面するようなことを望んでいる様子。アニメ版ではその妄想が描写されたが、過激さ故か後半に[[モザイク処理|モザイク]]がかかり嬌声のみで表現された。</ref>。 : 芸術的センス全般に難があり、描いた[[イラスト]]の不気味さで周囲を驚かせ、あかりに至っては白目をむいて固まる程に恐怖させた。絵の他にも、[[粘土]]や[[編み物]]<ref group="注">原作でもテレビアニメ版でも描写されず、モザイクがかけられた。</ref>、[[お菓子]]作り、[[マッサージ]]<ref group="注">姉の気遣いから、ちなつは自分を「テクニシャン」だと思っており、あかりがマッサージを受けて酷い目に遭った。</ref>などにおいてもその独特の感性を発揮しており、何かを作る度に周囲を驚愕させるのが恒例となっている。ちなつ自身は[[ホラー]]物の映画やビデオが大の苦手にも関わらず、なぜか自分の作品に限ってはその不気味さを全く自覚していないばかりか、上手いとさえ思っている<ref group="注">絵が上手くなりたいと言ってきた子に自信満々に自分の絵を見せ、恐怖のどん底に陥れた。</ref>。 : 原作第10巻で風邪を引いた際には各種才能に目覚め、美術で描いた絵がコンクールで入賞したり<ref group="注">本人曰くは「むしろスランプで、本調子ではなかったので不本意」。</ref>、バスケットボールの試合では、櫻子からパスを受けた際目眩を起こし、後ろに倒れた勢いでゴールを決めるなど多方面で活躍した<ref group="注">アニメ版第2期第3話のバレンタインデーのエピソードでは、気合を入れて作った結衣に贈るチョコレートが不気味なものになったのに対し、手を抜いて作った京子に贈るチョコレートは極めてまともな仕上がりになり、本気になると却って不気味なものを作ってしまう傾向にあると描写されている。</ref>。 : 内面の計算高さを表に出さず、人前では可愛い子を演じている[[ぶりっ子]]<ref name="interview20110614" />だが、しばしば口や態度の悪さが表面に出ており、うまく行かないことが多い。一方で、眠っているあかりに掛け布団を被せてあげたり、あかりの不遇さに同情するなどの心優しい一面もある。実は本人たちは気付いていないが、幼少期に[[公園]]で遊んでいた結衣達を追い出そうとして対立し、京子を人質に取ったりして喧嘩をしたことがある<ref group="注">そうとは知らず、結衣から聞いた話に出てくるいじめっ子(自分)のことを非難していた。ただしあかりだけは当時の写真から、いじめっ子がちなつであることに気付き、アニメ版ではそのことを見て見ぬふりをしていた。</ref>。 : 原作第2巻では人気投票でメインキャラにも関わらず最下位であったと言及されている<ref name="ninki" />。他にも結衣と良い関係になろうとしても、練習台としてあかりにキスしたところを見られたり、当の結衣はほとんど京子とコンビを組んでいることが多く(ちなつの激しいアタックに結衣が引いている描写も多々見られる)結果的に同級生のあかりといることが多いなどある意味では彼女も不遇なキャラである。 : 髪のツインテール部分についたボールや紙などの物を吸い込み、ツインテール内に吸い込んだ物を格納することができるが、原理については不明である。<ref group="注">結衣曰く、「四次元にでも通じているのか…?」</ref> ==== 生徒会 ==== ごらく部のライバル<ref name="mantan20110704" />。ごらく部に目を付けて何かとちょっかいを出す一方で、一緒に遊びに行ったりすることもある。 ; 杉浦 綾乃(すぎうら あやの) : 声 - [[藤田咲]] : 14歳の中学2年生。赤紫色のロングヘアをポニーテールにしている。目の色は赤系。生徒会副会長。京子・結衣・千歳たちと同じクラス。[[1月20日]]生まれ、身長159センチメートル、血液型はAB型<ref name="fanbook" />。京子と同様、一人っ子である。 : 「罰金[[バッキンガム]]」「安心[[アンコール・ワット|アンコールワット]]」「心配はノンノン[[ノートルダム聖堂|ノートルダム]]」など、地名を絡めた独特の[[駄洒落]]を無意識でよく使う。結衣にはウケている。 : [[プリン]]が好物であり、よく生徒会室の[[冷蔵庫]]にキープしてあるが、しばしば京子や櫻子に取られている。 : 努力家で成績優秀。そのため常にテストで学年首位をキープしている京子をライバル視している。しかし実は京子に恋しており、ライバル意識もその裏返しであるという<ref name="メガミマガジン201107" />、いわゆる[[ツンデレ]]である。部室の占拠の件もあるため、表向き注意するためによくごらく部に立ち寄っているが、それも無意識に京子に会うための口実にしている節がある。京子を呼ぶときは照れ隠しで“歳納京子”と[[フルネーム]]になる。 : 人見知りなところがあり、入学当初は誰にも話しかけず一人でいた。茶室の使用権を没収する、とごらく部に毅然とした態度に出ることが多いが、実際はそんな気は全くなく、逆に綾乃の存在がごらく部が存続できている大きな要因となっている。千歳いわくスタイルが良いらしく、実際登場人物の中では胸はある方。 : 原作第2巻での人気投票では、あかりと共に第3位を獲得した<ref name="ninki" />。 ; 池田 千歳(いけだ ちとせ) : 声 - [[豊崎愛生]] : 14歳の中学2年生。紫がかった[[白色]]<ref group="注">京子は「ホワイト」と形容してる。</ref><ref name="kamiiro">単行本3巻45ページで京子が戦隊物になぞらえて生徒会の面々をカラー(髪色)で表現した。</ref>の[[セミロングヘア]]。目の色は青。千鶴という双子の[[妹]]がいる。関西地方出身で、[[近畿方言|関西弁]]で喋る。おっとりとした癒し系。[[3月10日]]生まれ、身長155センチメートル、血液型はO型<ref name="fanbook" />。 : 基本的には穏やかな性格であるが、実は激しい百合妄想趣味の持ち主。その対象は主に綾乃と京子のカップリング(他にも京子の相方の結衣と綾乃のカップリングを妄想するなど二人が絡んでいれば他の人でも反応するらしい)。[[眼鏡]]を外して視界を遮り、[[神経]]を集中させて本格的な妄想に入る。妄想時には[[鼻血]]を出し、鼻を摘んで鼻血を止めようとすると目から出るほどの出血量で、[[貧血]]を起こすこともある。 : 綾乃の一番の友達。七森中に入学してきた当時、一人ぼっちだった綾乃に声をかけて友達になった。綾乃の京子に対する気持ちは見抜いているようで<ref name="メガミマガジン201107" />、さりげなくツッコミを入れたりと、一人で抱え込みがちな彼女をフォローしている。また人騒がせで周囲に迷惑をかけている京子に対しては比較的親しく意外にも意気投合することが多い。 : 綾乃と協力して難しい宿題に取り組んだり、中間テストの学年上位10名ランキングの7位につけていた事から、学力は高い事がうかがえる。 : [[漬物]]が好物で、自分でも漬ける趣味がある。 : [[お酒]]に弱く、京子が持ってきたお酒入りチョコで酔っ払っていた。酔うと手当たり次第にキスをするキス魔になる。アニメ版では、幼少期の思い込みからチョコを食べるとキス魔になるという設定に変更された。また住まいが、原作では一軒家だが、アニメ版ではマンションに変更されている。 ; {{anchor|大室櫻子|大室 櫻子(おおむろ さくらこ)}}<!-- [[#大室家]]よりリンク --> : 声 - [[加藤英美里]] : 13歳の中学1年生。[[9月7日]]生まれ<ref name="himasaku" /><ref name="fanbook" />。髪は癖のある[[ライトブラウン]]{{Refnest|group=注|京子はとっさに英単語が出てこず「明るい茶色」と形容した。ちなみにこの髪型は、なもりの趣味とのこと<ref name="fanbook" />。}}<ref name="kamiiro"/>でセミロングヘアに2つの[[ヘアピン]]をつけている。目も同色。身長153センチメートル、血液型はB型<ref name="fanbook" />。 : あかり・ちなつ・向日葵たちと同じクラス。姉の撫子、妹の花子との3姉妹。 : 普段は明るい性格でお調子者で、周囲の人物には京子と雰囲気が似ているとも言われる。 : 頭が悪く{{Refnest|group=注|>『ゆるゆり』単行本第6巻のキャラクター紹介では「京子から知性をごっそり取り除いた残念な子」であると紹介されている<ref name="gensaku6">{{Cite book|和書|author=なもり|title=ゆるゆり 6|publisher=一迅社|isbn=978-4-7580-7150-5 |date=2011-06-18}}</ref>。}}、勉強がわからなかったり、一般常識に欠けるところがある。が、発想力とそれを行動に移す早さはピカイチ。 : 向日葵とは幼稚園から同じクラスの腐れ縁で、しばしば口喧嘩に発展するなど普段から何かと張り合っている。本人達は犬猿の仲だと言っているが決して仲が悪いわけではなく、多くの時間を一緒に過ごしている。無理なダイエットをする向日葵を本気で心配したり、他の子と遊んでばかりだとやきもちを焼くほど憎からずも思っている。 : 生徒会の一年生として、向日葵と次期生徒会副会長の座をめぐって競い合っている。生徒会に入った理由は向日葵が生徒会に入ったから。 : 好き嫌いは向日葵と対照的なものとなっている<ref group="注" name="sakuhima">櫻子は[[ニンジン]]が苦手で向日葵が[[ピーマン]]を食べられないことから、お互いの嫌いなものを食べさせあうことも。[[ヘビ]]と[[ゴキブリ]]では櫻子はゴキブリが、向日葵はヘビのほうが苦手。櫻子が胸の小ささを気にしていて、向日葵が大きさを気にしている。櫻子は友だちが多い、向日葵は勉強が得意など、何かと正反対な二人である。</ref>。 ; 古谷 向日葵(ふるたに ひまわり) : 声 - [[三森すずこ]] : 13歳の中学1年生。[[6月16日]]生まれ<ref name="himasaku" /><ref name="fanbook" />。身長158センチメートル、血液型はA型<ref name="fanbook" />。青い髪を軽く三つ編みにし、[[カチューシャ]]を付けている。目は[[黄土色]]。楓という妹がいる。 : 普段は落ち着いた性格であり、「〜ですわ」などのお嬢様口調が特徴的。 : 性格や好みなどが対照的な幼なじみの櫻子には遠慮なしに接するために口では嫌っているが本当に仲が悪いわけではなく、むしろ一番の仲良しであり<ref name="メガミマガジン201107" />、なんだかんだで櫻子のことは放っておけない様子。またお互いツンツンしている今とは違い、幼い頃は相思相愛で一緒に寝たり、婚姻届を書いたりした仲であった。 : お嬢様口調から受けるイメージとは異なり、特に家庭がお金持ちというわけではなく、ごく一般的な庶民である。原作では古谷家と大室家は隣同士の一軒家。アニメ版では団地住まいに変更されている<ref>{{Cite journal|和書|journal=コミック百合姫|issue=2011年7月号|page=16|publisher=一迅社|date=2011-5-18}}</ref>。 : 1年生の登場人物の中では珍しく胸が大きく、胸の小さな櫻子には嫉妬されているが、本人は逆に胸が大きすぎることにコンプレックスを抱いている。 : 櫻子と違って成績は優秀で料理も得意だが、運動は苦手。[[クッキー]]を焼いたときは、櫻子にだけラッピングして贈るなど、彼女にだけ特別な感情を持っていることが示唆されている。 : 好き嫌いは櫻子と対照的なものとなっている<ref group="注" name="sakuhima"/>。 ; 松本 りせ(まつもと りせ) : 声 - [[後藤沙緒里]] : 15歳の中学3年生。生徒会長。黒髪のストレートロングヘア。目の色は赤。[[5月23日]]生まれ、血液型はO型、身長は146センチメートルと低い<ref name="fanbook" />。 : セリフが全て「……」だけという寡黙な少女であるが、西垣先生には言っていることが分かる模様。 : 西垣先生の様々な実験に付き合わされているが、まんざらでもないらしい。 : 生徒会長という重要な立場であるが、初登場は第36話とかなり遅め。ただし綾乃や千歳によれば「コマに入っていなかっただけで、最初からいた」とのこと。テレビアニメ版での本格的な登場は第9話からだが、第2話の生徒会の集合写真の中央に顔が隠れた形で登場するほか、第4話の[[海水浴]]では、全員で海に駆け出すシーンで右端に後姿が映っていたり、切られたスイカを取る手が9人分描かれていたりと、登場前に各所でその存在を匂わせている<ref group="注">テレビアニメ第9話にて、この人物が松本りせであったことが明言された。</ref>。 : テレビアニメ版では台詞があるものの「ほとんど聞き取れない」ほどの小声で喋るという形で演出された<ref group="注">音量を上げれば台詞を喋っていることを確認することができる。</ref>。 ==== その他の生徒・教師 ==== ; 池田 千鶴(いけだ ちづる) : 声 - [[倉口桃]] : 14歳の中学2年生。千歳の双子の妹。千歳・京子たちとはクラスが異なる。3月10日生まれ、身長155センチメートル、血液型はO型<ref name="fanbook" />。 : 千歳と瓜二つの容姿であり、初対面時は京子と結衣も千歳だと間違えた。千歳は目が青色のタレ目なのに対して、千鶴の目は[[緑色]]でツリ目。 : クールな性格で、周りの人が近寄りがたく感じるほどだが、最近は友達を作るための努力もしている様子。千歳のことを誰よりも大事に思い、彼女の幸せを願っている。 : 京子と親しい姉の千歳とは違い、初対面時に千歳と勘違いされ散々いたずらの被害にあったことがきっかけで、京子のことを嫌っている。京子を嫌っている理由は他にも、綾乃が京子にぞっこんなことで、千歳の綾乃への思いが邪魔されていると感じていることが示唆されている<ref name="gensaku6" />{{Refnest|group=注|9話あらすじでも解説役の千鶴が内心を語っている<ref>{{Cite web|date=2011-08-30|url=http://yuruyuri.com/episode/09.html|title=各話あらすじ|work=|author=|publisher=TVアニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト|accessdate=2014-08-06|deadlink=2013-02-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120425230150/http://yuruyuri.com/episode/09.html|archivedate=2012-04-25}}</ref>。}}。アニメ版では、執拗に絡んでくる京子を千鶴が殴り飛ばすシーンが多いが、当の京子はこの行為をツンデレだから好意の裏返しだと勝手に思い込み、いつか仲良くなれると思っている。アニメ第2期最終話では、銃で京子を抹殺しようとしていた。 : 千歳と同様に百合趣味の持ち主で、眼鏡を外すと妄想モードに入る。千歳が鼻血を出すのに対し、彼女は[[ヨダレ]]を流す。妄想の主な内容は千歳と綾乃のカップリング。 : 千歳曰く「家では普通に優しい妹」であり、千歳が入浴しているときに背中を流しに[[浴室]]に入ってきたり、千歳の[[布団]]に潜り込んでいることがあるなど千歳には甘えん坊な態度をとる。 : 原作では姉の千歳とは部屋が別だが、アニメ版では一緒の部屋になっている。 ; 西垣 奈々(にしがき なな) : 声 - [[白石涼子]] : 理科担当の教師。白衣を着用している。[[1988年]][[6月21日]]生まれ、身長168センチメートル、血液型はAB型<ref name="fanbook" />。 : 小学生の時の理科の実験で、[[豆電球]]を[[コンセント]]に挿して爆発させ、理科教師(というより爆発を伴う実験)に目覚めた。“爆発は成功のもと”を[[モットー]]としている。 : 学校から3キロメートルの距離に住んでおり、[[自転車]]で通勤しているが、なぜかフルフェイスの[[ヘルメット]]を着用してくる。 : りせと会話が成立している唯一の人物で、りせの「……」から何を言いたいのかを読み取ることが出来る。 : しばしば危険な実験をしては、爆発などの事故をおこしている。その度に校長に怒られ、理科室を使用禁止となっては生徒会室に顔を出している。学校だけでなく家でも実験をしており、[[大砲]]で打ち出されて空を飛ぶ実験に失敗し、発射の衝撃で家の[[屋根]]を吹き飛ばしてしまった。 : 現在実験で一緒に爆発する「爆友(ばくとも)」なるものを募集中である。また、よくりせを怪しい薬の被験者にしている「イケナイ関係」。なお、その実験の内容を聞かれたりせは顔を赤らめていた。 : 学校の屋上から空を飛ぼうとするなど実験はかなり大胆かつ危険で、りせにも心配されている。しかし実験に失敗しても本人は怪我もなくピンピンしており、曰く「私の辞書に死の文字は無い」とこれからも実験を続けるつもりらしい。 : [[化学]]だけでなく[[工学]]も得意らしく、壊れた時計を直すと称して様々な余計な機能を付けた(最終的には単なる修理となった)。 ; 高岡 ひろ(たかおか ひろ) : 声 - [[山崎はるか]] : テレビアニメ版に登場する中学1年生。 : 京子に絵を届けた時に、上手くなる方法を教えてもらおうとしていた。スピンオフ作品『りせっと!』の主人公でもある。 === 親族 === : 基本的に登場人物の両親は顔が描かれない。 ; 赤座 あかね(あかざ あかね) : 声 - [[堀江由衣]]<ref>{{Cite web|date=2011-08-11|author=anime_yuruyuri|url=http://twitter.com/#!/anime_yuruyuri/status/101322256587829248|title=[重大発表]なんと、ゆるゆりBlu-ray&DVD ...|work=アニメ「ゆるゆり」公式アカウント|publisher=[[Twitter]]|accessdate=2011-08-28}}</ref><ref>{{Cite book|和書|author=[[なもり]]|title=まんがなもり ゆるゆりSPECIAL2(『コミック百合姫』2012年7月増刊号)|page=15|publisher=[[一迅社]]|isbn=|date=2012-5-18}}</ref> : あかりの姉。19歳の大学生。[[12月13日]]生まれ<ref name="yurunamori">{{Cite book|和書|author=なもり|title=なもり画集 ゆるなもり|publisher=一迅社|isbn=978-4-75-807260-1|date=2013-08-02}}{{要ページ番号|date=2014年8月6日 (水) 06:13 (UTC)}}</ref>。 : 京子や結衣、ちなつとも知り合い。[[ファーストフード]]店で働いている。<!--アルバイトという明記はないので--> : 表向きはにこやかで穏やかな少女であるが、実は妹モノの[[同人誌]]を多数所有しているなど、度を越した[[シスターコンプレックス|妹好き]]。こっそりくすねたあかりの[[ジュニアショーツ|パンツ]]を頭に被って、妹モノの成年漫画や同人誌を読みふけることが趣味。アニメ版では、あかりがプリントされた[[抱き枕]]にあかりの制服を着せて感触を楽しんだり、部屋中にあかりの写真を貼るなど<ref>アニメ版第2期第7話。</ref>、原作に加えて更に過激な行為も行っている。一方、こうした行為が原因であかりに嫌われることを恐れており、周囲の人間にはその事をひた隠しにしている。 : ちなつとは出会うタイミングが極端に悪く、何もしていないにも関わらず彼女を怯えさせている<ref>第7巻intermission.3話、第8巻58話。{{要ページ番号|date=2014年8月6日 (水) 06:13 (UTC)}}</ref>。 : 存在自体は第2話<ref group="注">百合姫S掲載分では姉ではなく兄という設定だったが、単行本収録時に訂正された。</ref>で明らかにされていたが、単行本第6巻で初登場した。 : アニメ版では第二期から登場し、初登場の際には「あっかね~ん」という掛け声に合わせて画面に現れ「がちゆり、始まるよ~」という台詞を言うなど、あかりの登場シーンをパロディした演出がなされた。 : 作中では常に目を閉じた笑顔を浮かべており、目を開けているシーンが描かれたことは一度もない。 ; あかりの両親 : 声 - [[石塚さより]](母)、[[下山吉光]](父) : あかりとあかねの両親。 ; 京子の母 : 声 - [[朝霧愛]] : 京子の母親。京子の奇行を叱ることもある。 ; 船見 まり(ふなみ まり) : 声 - [[内田真礼]] : 結衣の親戚の子。苗字は11巻の登場人物紹介で明かされた。[[8月30日]]生まれ<ref name="yurunamori" />。 : 雰囲気が結衣とそっくりな女の子。髪を2つに結っている。結衣によくなついており、よく遊んでもらっている。ちなつと初めて会った時には「本物の『ミラクるん』が来た」と喜んでいたが、そこで人生のしょっぱさを学ぶことになる。同じ年頃の楓とは、結衣と一緒に公園に行った際に知り合い、友達になった<ref>原作10.5巻intermission.22話。{{要ページ番号|date=2014年8月6日 (水) 06:13 (UTC)}}</ref>。好物は[[ウニ]]のお寿司で、「大きくなったらウニになりたい」と語るほどウニが好き。 : アニメ版では第1期最終話のタイトルコールを務めた。 ; 吉川 ともこ(よしかわ ともこ) : 声 - [[石川綾乃]] : ちなつの姉。19歳。[[2月16日]]生まれ<ref name="yurunamori" />。 : あかねの親友であり、同じ大学に通っている。[[茶道]]の経験者でもあり、ちなつが茶道部への入部を志す(ひいては、ごらく部に入部する)きっかけを作った。ちなつにはあかねのことを「自慢のお友だち」と語っているが、「(あかねの妹のあかりが)羨ましい」<ref>原作第6巻Special.7話。</ref>と話すほど、あかねに強い好意を寄せている。一方で、ちなつにはこの事を知られたくないらしく、原作ではちなつに高額のお小遣いを渡してまで話題を逸らしている。 ; 池田姉妹の祖母 : 声 - [[真山亜子]] : 千歳と千鶴の祖母。原作では本編に登場したが、アニメ版では回想のみで登場。アニメ版では、千歳がチョコを食べるとキス魔になる原因を作った人物である。 ; {{anchor|大室撫子|大室 撫子(おおむろ なでしこ)}}<!-- [[#大室家]]よりリンク --> : 声 - [[斎藤千和]]<ref name="journal1">{{Cite journal|和書|month=7|journal=[[コミック百合姫]]2012年9月号|pages=|author=|year=2012|publisher=[[一迅社]]}}</ref> : 櫻子と花子の姉。18歳。1月21日生まれ<ref name="himasaku" />。 : 櫻子に比べて冷めた性格であり、櫻子のことを厄介に思っている面がある。櫻子より髪が短い。向日葵を「ひま子」と呼んでいる。昔はメガネをかけていた。 : 向日葵と櫻子が素直に仲良しだった頃を知る数少ない人物。 ; {{anchor|大室花子|大室 花子(おおむろ はなこ)}}<!-- [[#大室家]]よりリンク --> : 声 - [[日高里菜]]<ref name="journal1" /> : 櫻子と撫子の妹。8歳。[[8月7日]]生まれ<ref>「大室家」1巻限定版付録小冊子「花子様の絵日記帳」の8月7日分による。</ref>。 : 櫻子のことを呼び捨てにしている。しっかり者で、学校のクラスメイト達からは「花子様」と呼ばれている。櫻子より髪が長い。 : 語尾に「…だし」や「…し」をよく付ける。 ; 大室家の母 : 櫻子・撫子・花子の母親。回想のみで登場。 ; 古谷 楓(ふるたに かえで) : 声 - [[内田彩]] : 向日葵の妹。6歳。[[10月30日]]生まれ<ref name="yurunamori" />。 : 櫻子とも顔馴染みである。容姿は向日葵と似ているが、太眉で髪の色が若干薄め。年齢の割に他人に気遣いのできるいい子だが、櫻子の胸に関してややお節介が過ぎる面もある。 : アニメでは、どうしても宿題でズルをしたい櫻子に人質に取られた時、異常な程に大人びた発言をして櫻子を降参させている。 === 魔女っ娘ミラクるん === 京子が同人活動の題材にするなど、入れ込んでいる[[劇中劇|作中作]]の漫画と、それを原作としたアニメ・映画作品。原作者は“西京焼蘭子”、単行本は既刊17巻という設定<ref>原作者・単行本巻数の設定ともテレビアニメ版第1話で登場する「ミラクるん」単行本の表紙より。</ref>。なおミラクるんの初出は、なもりが挿絵・コミカライズを担当している、[[夏緑]]原作によるライトノベル『[[ぷいぷい!]]』であり、アニメでは設定協力として夏緑および発行元の[[メディアファクトリー]]の名がクレジットされている<ref name="mfbunko20110819">{{Cite web |author=co |date=2011年8月19日 |url=http://blog.mediafactory.co.jp/mfbunkoj/?p=7765 |title=8月刊特典情報『この中に1人、妹がいる!5』『アキハバラヴァンパイアナイト』【\あっかりーん!/】 |work=MF文庫J編集部ブログ |publisher=[[メディアファクトリー]] |accessdate=2011-10-01}}</ref>。 ; 胡桃(くるみ)<ref name="mirakurun">『ゆるゆり』第7巻初回特典小冊子「ゆるゆりミニFAN BOOK」。</ref> / ミラクるん : 声 - [[竹達彩奈]] : 主人公兼ヒロイン。宿敵・ギガギガ団と戦う、愛と正義の魔法少女。変身時の姿がちなつによく似ている(ツインテールの形が少し違う)。普段の姿は茶髪で短めのツインテールが特徴的な女の子である。年齢や学年は不明だが小学3年生くらいとのこと。 : 天然さも見られる純粋無垢な性格なのだが、何かと雷香を使い走りにしていることが多い。また、自身のスローガンであるはずの「愛と正義」とは程遠い奇行を起こすことも。 : 第1期・最終回での設定とは異なり、第2期でも生存している。 ; 雷香(らいか)<ref name="mirakurun" /> / ライバるん : 声 - [[悠木碧]] : テレビアニメ版でのミラクるんのライバルの魔女っ娘。普段は眼鏡をかけていて大人しい雰囲気であるが、変身時は逆に活発な性格になる。 : 自身の正体を隠して胡桃の友達として接しているが、実は大人しい雰囲気は胡桃に近づくための仮の姿であり、本当はギガギガ団の一員である<ref>『TVアニメ ゆるゆり公式ファンブック』P96「なもり先生 アニメ用設定資料」より。</ref>。世界征服を目論んでいるが、なぜかミラクるんと協力して敵を倒す<ref>テレビアニメ版第1期第7話で京子とちなつが映画を観ている時のシーン。</ref>、ミラクるんの最期を涙ながらに看取る<ref>テレビアニメ版第1期第12話の冒頭より。</ref>など、味方だか敵だかよく解からない一面も。 : 胡桃からは度々焼きそばパンを買いに行かされるなど、使い走りをさせられることが多い。 ; ガンボー : 声 - [[緑川光]] : ギガギガ団の球形ロボット。語尾に「ボ」を付けて話す。笑い方は「ポポポポポ」。サングラスを外すと眼だけ可愛い。手は短いように見えるが伸びる。京子の同人誌に登場した際は骨([[内骨格]])があるという設定で描かれ、そのことで驚かれた<ref>テレビアニメ第2期第1話では公式で骨がある設定で描かれている。</ref>。人の頭が取れて生まれたという説もあるが、真偽の程は不明。 === 大室家 === ; 大室 櫻子(おおむろ さくらこ) : {{See|[[#大室櫻子]]}} ; 大室 撫子(おおむろ なでしこ) : {{See|[[#大室撫子]]}} ; 大室 花子(おおむろ はなこ) : {{See|[[#大室花子]]}} ; 三輪 藍(みわ あい) : 撫子のクラスメート。18歳。こげ茶色の[[ロングヘア]]。右目下に泣きボクロがある。おっとりとした性格。 ; 八重野 美穂(やえの みほ) : 撫子のクラスメート。18歳。黒髪のミディアムヘアで、赤い[[薔薇]]のコサージュが付いた白い[[カチューシャ]]を身につけている。撫子のことをいじりがいのあるタイプと主張する[[サディズム|サディスト]]。 ; 園川 めぐみ(そのかわ めぐみ) : 撫子のクラスメート。18歳。栗色の髪を右サイドで結っている。一人だけ制服にベストを着ていない。撫子からは[[マゾヒズム|ドM]]扱いされており度々いじられている。 ; 相馬 未来(そうま みらい) : 花子のクラスメート。8歳。黒髪のショートカットで、小さいキューブの髪留めで前髪を縛っている。花子のことを最初に「花子様」と呼んだ人物。 ; 小川 こころ(おがわ こころ) : 花子のクラスメート。8歳。目が眠たそうに半開きになっている。大抵は未来と共に行動している。 ; 高崎 みさき(たかさき みさき) : 花子のクラスメート。8歳。金髪のツインテール。花子を一方的にライバル視しているが、全く敵わない。愛称は「みさきち」。 == 書誌情報等 == === 単行本 === ==== ゆるゆり ==== * [[なもり]] 『ゆるゆり』 [[一迅社]]〈[[コミック百合姫#百合姫コミックス|百合姫コミックス]]〉、既刊11巻(2014年2月現在)。累計発行部数は2011年12月時点で100万部を突破している<ref>{{Cite web|date=2011-12-18|url=https://twitter.com/_namori_/status/148383341387841536|title=みなさま本当にありがとうございます〜〜(;▽;)ゆるゆり累計…|work=|author=[[なもり]]|publisher=[[Twitter]]|accessdate=2013-11-12}}</ref>。 {|class="wikitable" style="font-size:small" ! 巻数 ! 初版発行日付(発売日) ! ISBN ! 収録話数 |- ! 1 | 2009年8月1日(2009年7月18日) | ISBN 978-4-7580-7055-3 | 1 - 12、8.5、Bonus track.1・2 |- ! 2 | 2010年2月1日(2010年1月18日) | ISBN 978-4-7580-7070-6 | 13 - 22、Bonus track.3・4 |- ! 3 | 2010年7月1日(2010年6月18日) | ISBN 978-4-7580-7090-4 | 23 - 32、Bonus track.0・5・6 |- !rowspan="3"|4 |rowspan="2"| 2011年2月1日(2011年1月18日) | ISBN 978-4-7580-7120-8(通常版) |rowspan="3"| 33 - 43 |- | ISBN 978-4-7580-7121-5(限定版) |- | 発行日記載無し(2013年2月9日) | ISBNなし(限定版りた〜んず) |- ! 5 | 2011年6月1日(2011年5月18日) | ISBN 978-4-7580-7147-5 | 44 - 51、Bonus track.7・8 |- ! 6 | 2011年7月1日(2011年6月18日) | ISBN 978-4-7580-7150-5 | 52、Special 1 - 9 |- !rowspan="2"| 7 |rowspan="2"| 2011年8月5日(2011年7月28日) | ISBN 978-4-7580-7145-1(通常版) |rowspan="2"| intermission 1 - 8 |- | ISBN 978-4-7580-7146-8(限定版) |- !rowspan="2"| 8 | 2012年8月5日(2012年7月23日) | ISBN 978-4-7580-7200-7(通常版) |rowspan="2"| 53 - 61、Bonus track.9 |- | 2012年8月5日(2012年7月24日) | ISBN 978-4-7580-7201-4(限定版) |- !rowspan="2"| 9 | 2012年8月5日(2012年7月26日) | ISBN 978-4-7580-7203-8(通常版) |rowspan="2"| intermission 9 - 16 |- | 2012年8月5日(2012年7月27日) | ISBN 978-4-7580-7204-5(限定版) |- !rowspan="2"| 10 |rowspan="2"| 2013年6月5日(2013年6月1日) | ISBN 978-4-7580-7251-9(通常版) |rowspan="2"| (10巻)62 - 70、Bonus track.10<br />(10.5)intermission 17 - 24 |- | ISBN 978-4-7580-7252-6(特装版) |- !rowspan="2"| 11 |rowspan="2"| 2014年2月5日(2014年2月1日) | ISBN 978-4-7580-7290-8(通常版) |rowspan="2"| (11巻)71 - 78、Special 10<br />(付録)1 - 4 |- | ISBN 978-4-7580-7291-5(特装版) |- !rowspan="2"| 12 |rowspan="2"| 2014年8月5日(2014年8月4日) | ISBN 978-4-7580-7326-4(通常版) |rowspan="2"| (12巻)79 - 88<br />(付録)なちゅやちゅみ!えぴろぉぐ |- | ISBN 978-4-7580-7321-1(特装版) |} * 4巻限定版(1万部)は通常版と違う表紙デザインであるほか、付録小冊子『がちゆり』に加え、カバー下に著者'''直筆'''サインとシリアルナンバーが入っている<ref>{{Cite news|date=2011-01-18|url=http://natalie.mu/comic/news/43593|title=なもり「ゆるゆり」4巻限定版、1万冊すべてに直筆サイン|newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|author=|publisher=ナターシャ|accessdate=2014-08-06}}</ref>。 * 4巻限定版りた〜んずは、4巻の限定版を復刻したもので(直筆サインは無し)、[[アニメイト]]・[[ゲーマーズ]]・[[コミックとらのあな|とらのあな]]限定で発売された。一般流通はしていないため、発行日とISBNは記載されていない。 * 7巻は掲載された作品を再収録したものではなく、'''全ページが単行本向けの描きおろし'''である。限定版は特典として小冊子が付属している。 * 『コミック百合姫 2012年5月号』には、当時の単行本未収録分を収録した7.5巻が付録として付いていた(全て8巻に収録)。 * 8巻限定版は特典としてごらく部4人によるドラマCDが付属している。 * 9巻は7巻と同様、掲載された作品を再収録したものではなく、'''全ページが単行本向けの描きおろし'''である。限定版は特典として生徒会4人によるドラマCDが付属している。 * 10巻特装版は描き下ろし漫画を8本収録した冊子「ゆるゆり10.5」が付属している<ref name="akiblo" /><ref>{{Cite journal|和書|journal=コミック百合姫|issue=2013年7月号|page=|publisher=一迅社|date=2013-5-18}}</ref>。 * 11巻特装版は1巻冒頭の4話分をリメイクした小冊子「ゆるゆり さいしょのほうR」が付属している。なお、この11巻よりロゴが変更となっている。 * 12巻特装版は小冊子「ゆるゆり なちゅやちゅみ!えぴろぉぐ」が付属している。 ==== 大室家 ==== * なもり 『大室家』 一迅社〈百合姫コミックス〉、既刊2巻(2014年8月現在)。 {|class="wikitable" style="font-size:small" ! 巻数 ! 初版発行日付(発売日) ! ISBN ! 収録話数 |- !rowspan="2"| 1 |rowspan="2"| 2013年8月5日(2013年8月1日) | ISBN 978-4-7580-7249-6(通常版) |rowspan="2"| 1 - 19 |- | ISBN 978-4-7580-7250-2(限定版) |- !rowspan="2"| 2 |rowspan="2"| 2014年8月5日(2014年8月4日) | ISBN 978-4-7580-7328-8(通常版) |rowspan="2"| 20 - 36 |- | ISBN 978-4-7580-7329-5(特装版) |} * 1巻限定版は特典として描き下ろしの「花子様の絵日記帳」を付属。 * 2巻特装版は小冊子「古谷家」が付属している。 === アンソロジー === * 『ゆるゆり コミックアンソロジー』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2011年8月1日初版発行(2011年7月16日発売)、ISBN 978-4-7580-0637-8 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.2』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2011年10月5日初版発行(2011年9月24日発売)、ISBN 978-4-7580-0653-8 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.3』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2011年11月5日初版発行(2011年10月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0660-6 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.4』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2012年5月5日初版発行(2012年4月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0685-9 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.5』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2012年7月5日初版発行(2012年6月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0696-5 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.6』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2012年8月5日初版発行(2012年7月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0704-7 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.7』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2012年9月5日初版発行(2012年8月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0713-9 * 『ゆるゆり コミックアンソロジー VOL.8』 一迅社〈DNAメディアコミックス〉、2012年10月5日初版発行(2012年9月25日発売)、ISBN 978-4-7580-0717-7 * 『ゆるゆりノベルアンソロジー』 一迅社〈[[一迅社文庫]]〉、2011年10月5日初版発行(2011年9月27日発売)、ISBN 978-4-7580-4257-4 === その他 === * まんがなもり ゆるゆりSPECIAL (『コミック百合姫』2011年6月増刊号) 2011年5月9日発売 ** アニメ化記念による特別増刊。声優インタビューやアニメスタッフの対談に加え、108ページに及ぶ描き下ろしの新作やBEST SELECTION、[[倉田嘘]]らのゲスト漫画などが掲載されている。ここでの描き下ろし分については後にコミックス6巻に収録された。 * 『TVアニメ ゆるゆり公式ファンブック』 一迅社、2011年12月5日初版発行(2011年11月28日発売)、ISBN 978-4-7580-1248-5 * まんがなもり ゆるゆりSPECIAL2 (『コミック百合姫』2012年7月増刊号) 2012年5月18日発売 ** アニメ2期放送記念の特別増刊。アニメの設定画、描き下ろしの新作一本、既刊の単行本から抜粋の傑作選、ゲストによる寄稿が掲載されている。ここでの描き下ろし『Special★10』は作者が「うっかり忘れていた」<ref>{{Cite book|和書|author=なもり|title=ゆるゆり 11|publisher=一迅社|isbn=978-4-7580-7290-8|date=2014-02-01}}{{要ページ番号|date=2014年8月6日 (水) 06:13 (UTC)}}</ref>ため長らくコミックスに未収録だったが、約1年9ヶ月後に発売されたコミックス第11巻に収録された。 * 『TVアニメ ゆるゆり アッカリ〜ン原画集』 一迅社、2012年7月6日発売 * 『TVアニメ ゆるゆり♪♪公式ファンブック 七森中メモリアル』 一迅社、2012年12月1日初版発行(2012年11月27日発売)、ISBN 978-4-7580-1295-9 * 『ゆるゆりファンブック』 一迅社、2013年7月5日発行(2013年7月1日発売)、ISBN 978-4-7580-7258-8 * 『ゆるゆりプレミアム』 一迅社、2013年7月5日発行(2013年7月1日発売)、ISBN 978-4-7580-7259-5 * 『TVアニメ ゆるゆり イラストレーションズ』 一迅社、(2013年7月26日発売)、ISBN 978-4-7580-1329-1 == テレビアニメ == [[ファイル:Toyama Station North Exit.jpg|thumb|right|280px|アニメ第1期第5話に[[#物語の舞台|登場]]する[[富山駅]](北口)。[[北陸新幹線]]工事中の仮駅舎である。]] ; 第1期『ゆるゆり』 : 第1期は2011年7月から9月まで、[[テレビ東京]]ほかにて放送された。全12話。キャッチコピーは、「'''笑われればいいと思うよ。'''」<ref>TVアニメ「ゆるゆり」PVおよびテレビアニメ公式サイトより。</ref>。 [[ファイル:Kazusa-ushiku1 0805.jpg|thumb|right|280px|アニメ第1期第4話や第2期第5話に[[#物語の舞台|登場]]する[[上総牛久駅]]。]] : 第1巻が発売した時点で女子校出身のプロデューサーの目に留まり、そのことがアニメ化のきっかけになったという<ref name="mantan20110813" />。テレビアニメ版のキャスティングは、ごらく部メンバーには新人声優を配し、生徒会メンバーには人気声優を配するという方向性で行われた<ref name="mantan20110704" />。 : 原作をベースに制作されているが、アニメオリジナルの話や設定もある。1話分の構成は、複数の原作エピソードを繋げた形となっている。 : 原作では男性教師が登場していた場面をテレビアニメ版では女性教師に差し替えるなど、基本的に端役も含めて女性しか登場しない作品として描かれている<ref name="interview20110614" /><ref group="注">ただし、男性が一切登場しないというわけではなく、男性がいないと却って不自然になるシーンには、男性も登場している。アニメ版第1期第7話では、クリスマスに街を闊歩する大量の男女のカップル、正月にあかりの家を訪問した親戚の男性や子供、あかりの父親が登場した。</ref>。 : 各話[[アバンタイトル]]は主人公、あかりによるタイトルコール(本人曰く「唯一の仕事」)から入る構成となっている。第2話以降ではこのタイトルコールをハプニングで台無しにされたり、そこであかりの出番が終わったりするという趣向が施されており、あかりの影が薄く、不遇という設定が反映されている。 : CM前後の[[アイキャッチ]]は個々のキャラクター<ref group="注">登場キャラクターは赤座あかり、歳納京子、船見結衣、吉川ちなつ、杉浦綾乃、池田千歳、大室櫻子、古谷向日葵の8パターンある。</ref>の走り姿や様々な表情に焦点を当てた内容で、10秒と長めに作られている。アイキャッチのBGMには登場キャラクターの[[キャラクターソング]](詳細は「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#ゆるゆりのうたシリーズ♪|ゆるゆりのうたシリーズ♪]]」を参照)の、[[オフヴォーカル]]版が用いられている。 ; 第2期『ゆるゆり♪♪』 : ニコニコ生放送「七森中☆ごらく部と振り返る『​ゆるゆり』ニコ生総決算」にて、第2期の製作が発表された。『'''ゆるゆり♪♪'''』<ref group="注">新聞のテレビ欄では『'''ゆるゆりII'''』と表記されている。</ref>のタイトルで、2012年7月から9月まで放送された。全12話。キャッチコピーは、「'''もう1回、笑われればいいと思うよ。'''」<ref>アニメ2期公式サイトより</ref>。 : 第1期同様原作をベースに制作されているが、アニメオリジナルの話や設定もある。また1話分の構成も第1期同様、複数の原作エピソードを繋げた形となっている。 : 各話アバンタイトルは第1期同様、主人公、あかりによるタイトルコールから入る構成となっている。なお、第1話のみ主人公らしく、[[小林幸子]]の『[[小林幸子#歴代の衣装|メガ幸子]]』風の登場となったが、第2話以降は第1期と同じような構成となっている。 : CM前後のアイキャッチは第1期と同様、個々のキャラクター<ref group="注">登場キャラクターは1期のアイキャッチの8人とミラクるんを加えた9パターンある。</ref>の走り姿や様々な表情に焦点を当てた内容である。アイキャッチのBGMは登場キャラクターのキャラクターソング(詳細は「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#ゆるゆり♪♪みゅ〜じっく|ゆるゆり♪♪みゅ〜じっく]]」を参照)の、オフヴォーカル版が用いられている。 === スタッフ === * 原作 - [[なもり]] ([[一迅社]]「コミック百合姫」連載) * 企画 - 古川陽子、原田修、石黒竜、臼井久人、松永芳幸 * プロデューサー - 川原陽子、中村成太郎、吉澤隆、大野亮介 * 副監督 - [[大隈孝晴]] * シリーズ構成 - [[あおしまたかし]] * キャラクターデザイン・総作画監督 - 中島千明 * プロップデザイン・総作画監督 - 谷口淳一郎(第1期) * 総作画監督 - 越智信次(第2期)、尾尻進矢(第2期) * 美術監督 - 鈴木俊輔 * 色彩設計 - 真壁源太 * 撮影監督 - 桑野貴文(第1期)、佐々木正典(第2期) * 編集 - 小野寺絵美 * 音響監督 - [[蝦名恭範|えびなやすのり]] * 音響効果 - 山谷尚人 * 音響制作 - [[ダックスプロダクション]] * 音楽 - [[三澤康広]] * 音楽プロデューサー - 堀切伸二 * 音楽制作 - [[ポニーキャニオン]] * プランニングマネージャー - 難波秀行、中村直樹 → 山田昇、八田紳作 * アソシエイトプロデューサー - 蔵本健太郎 → 清水美佳、工藤雅世、川村仁、新宿五郎、和田洋介 * アニメーションプロデューサー - 福土多鶴子(第1期)、鎌田肇(第2期) * アニメーション制作 - [[動画工房]] * 監督 - [[太田雅彦]] * 製作協力 - [[ポニーキャニオン]]、[[一迅社]]、[[動画工房]]、[[ダックスプロダクション]]、[[コスパ]] * 製作 - 七森中ごらく部 === 主題歌・挿入歌 === ; 第1期 :; オープニングテーマ ::; 「[[ゆりゆららららゆるゆり大事件]]」 ::: 作詞 - 三弥 / 作曲 - イイジマケン / 編曲 - イイジマケン、[[浜田ピエール裕介|ピエール]] / 歌 - [[七森中☆ごらく部]] ::: サビの最後の「大事件」というフレーズが「[[愛知県]]」と聴こえることがネットコミュニティ等で話題になった。 ::: アニメ制作側もこのネタを好意的に受け止め、愛知県[[名古屋市]]で行われたファンイベントのタイトルを 『ゆりゆららららゆるゆり愛☆知☆県♪』と名づけている。 :; エンディングテーマ ::; 「[[マイペースでいきましょう]]」 ::: 作詞 - [[Funta|Funta3]] / 作曲・編曲 - [[Funta|Funta7]] / 歌 - 七森中☆ごらく部 :; 挿入歌 ::;「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#Vol.0 魔女っ娘ミラクるん テーマソング|魔女っ娘ミラクるん♪]]」(第1話、第5話、第7話、第12話) ::: 作詞 - Funta7 / 作曲・編曲 - Funta3 / 歌 - 魔女っ娘ミラクるん([[竹達彩奈]]) ; 第2期 :; オープニングテーマ ::; 「[[いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪]]」(第1話 - 第5話、第7話 - 第10話、第12話) ::: 作詞・作曲 - [[杉浦"ラフィン"誠一郎|杉浦ラフィン誠一郎]] / 編曲 - Funta7 / 歌 - 七森中☆ごらく部 ::: 第12話では挿入歌としても使用。 ::; 「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#00 よんでミラクるん!|よんでミラクるん!]]」(第6話) ::: 作詞 - 深青結希 / 作曲 - 若林充 / 編曲 - 田中俊裕 / 歌 - 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈) ::; 「ゆりゆららららゆるゆり大事件」(第11話) ::: 作詞 - 三弥 / 作曲 - イイジマケン / 編曲 - イイジマケン、ピエール / 歌 - 七森中☆ごらく部 ::: 曲の一部が使用されたのみで、クレジット表記は無し。 :; エンディングテーマ ::; 「[[100%ちゅ〜学生]]」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話) ::: 作詞 - イイジマケン、[[才恵加|sae]] / 作曲・編曲・サウンドプロデュース - イイジマケン / 歌 - 七森中☆ごらく部 ::; 「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#ゆっ、結衣先輩、幸せですぅ〜!|ガールズパワーで]]」(第8話) ::: 作詞 - Funta3 / 作曲 - [[松井俊介]] / 編曲 - [[高木洋]] / 歌 - 結衣([[津田美波]])&ちなつ([[大久保瑠美]]) :; 挿入歌 ::;「魔女っ娘ミラクるん♪」(第1話) ::: 作詞 - Funta7 / 作曲・編曲 - Funta3 / 歌 - 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈) ::; 「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#00 よんでミラクるん!|ぴゅあぴゅあミラクるん]]」(第6話) ::: 作詞 - 辻純夏 / 作曲 - 土屋知幸 / 編曲 - 塚本けむ / 歌 - 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈) ::; 「[[ゆるゆりのディスコグラフィ#みんな大好きだよ!|みんなだいすきのうた]]」(第11話) ::: 作詞・作曲 - 杉浦ラフィン誠一郎 / 編曲 - [[スワベック・コバレフスキ]] / 歌 - 赤座あかり(三上枝織) === 各話リスト === {| class="wikitable" style="font-size:small" !話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!!総作画監督 |- !colspan="7"|第1期 |- |第1話||中学デビュー!||[[あおしまたかし]]||[[太田雅彦]]||荒井省吾||皆川一徳、いずみひろよ||中島千明 |- |第2話||私とあなたと生徒会♥||[[子安秀明]]||colspan="2" style="text-align:center"|[[中西伸彰]]||伊藤大翼、平塚知哉<br />YOO YONG-JUN||谷口淳一郎 |- |第3話||ウチくる!? …いくいくっ!||杉原研二||藤澤俊幸||矢花馨||菊永千里||中島千明 |- |第4話||夏の大収穫祭||[[鴻野貴光]]||誌村宏明<ref group="注">本放送では「詩村宏明」とクレジットされていたが、BD・DVDおよび、公式ファンブックでは修正されている。</ref>||小野田雄亮||尾崎綾子、片岡千春、川口理恵||谷口淳一郎 |- |第5話||あかりとかミンミンゼミとかなく頃に||あおしまたかし||太田雅彦<br />工藤利春||工藤利春||越智信次、鳥山冬美、山田歩||中島千明 |- |第6話||あーと☆あーたー☆あーちすと||子安秀明||柳瀬雄之||荒井省吾||[[吉田隆彦]]、谷口繁則、尾尻進矢||谷口淳一郎 |- |第7話||くり済ませり||杉原研二||太田雅彦<br />伊矢見勇三<ref group="注">本放送では「工藤政春」もクレジットされているが、BD・DVDおよび、公式ファンブックでは削除されている。</ref>||QZo||伊藤大翼、皆川一徳<br />谷口元浩、藤田正幸||中島千明 |- |第8話||エイプリルフール||鴻野貴光||博多正寿||矢花馨||柳瀬雄之、菊永千里、海保仁美||谷口淳一郎 |- |第9話||今年の夏はこわくない||子安秀明||colspan="2" style="text-align:center"|おざわかずひろ||YOO YONG-JUN||中島千明 |- |第10話||修学旅行というが、<br />私たちは一体何を学び修めたのだろう||杉原研二||誌村宏明||[[福本潔]]||山田歩、酒井智史、舘崎大<br />鳥山冬美、村上龍一||谷口淳一郎 |- |第11話||わたしたちのごらく部||あおしまたかし||太田雅彦<br />伊矢見勇三<br />工藤利春||荒井省吾||尾尻進矢、谷口元浩、橋口隼人<br />藤田正幸、内野明雄||中島千明 |- |第12話||みんなでポカポカ合宿へ||鴻野貴光||博多正寿||太田雅彦<br />荒井省吾||皆川一徳、伊藤大翼、菊永千里<br />山崎輝彦、池田広明、赤尾良太郎<br />中島千明、大隈孝晴||谷口淳一郎 |- !colspan="7"|第2期 |- |第1話||帰ってきた主人公||あおしまたかし||太田雅彦||荒井省吾|||尾尻進矢、中島千明||中島千明 |- |第2話||ゆるゆりなる日々なるなり||子安秀明||colspan="2" style="text-align:center"|工藤利春||山田歩||越智信次 |- |第3話||チョコと涙と女と女と磯辺揚げ||杉原研二||colspan="2" style="text-align:center"|[[三原武憲]]||菊永千里||中島千明<br />尾尻進矢 |- |第4話||ひっちゅ||鴻野貴光||colspan="2" style="text-align:center"|矢花馨||伊藤大翼、鳥山冬美、平野勇一||越智信次 |- |第5話||日本の夏 ゆるめの夏||子安秀明||誌村宏明||かわこしたかひろ||酒井智史、宇佐まゆみ、鳥山冬美||中島千明<br />尾尻進矢 |- |第6話||【速報】ゆるゆり完売||あおしまたかし||太田雅彦||荒井省吾||池田広明、小宮山由美子、藤田正幸||越智信次 |- |第7話||姉妹事情あれこれそれどれ||鴻野貴光||colspan="2" style="text-align:center"|三原武憲||谷口元浩、橋口隼人||中島千明<br />尾尻進矢 |- |第8話||ちなつ無双||杉原研二||矢花馨||工藤利春||鳥山冬美、大河原晴男<br />長谷川亨雄、熊田亜輝||越智信次 |- |第9話||何かありそうで何もなさそうな日||鴻野貴光||博多正寿||福本潔||小泉初栄、伊藤大翼、清水勝祐||中島千明<br />尾尻進矢 |- |第10話||修学旅行R||杉原研二||colspan="2" style="text-align:center"|矢花馨||菊永千里||越智信次 |- |第11話||時をかけるあかり||colspan="2" style="text-align:center"|太田雅彦||荒井省吾||谷口元浩、尾尻進矢<br />嶋田和晃、池田広明||中島千明<br />尾尻進矢 |- |第12話||さらば主人公、また会う日まで||あおしまたかし||太田雅彦<br />三原武憲||福本潔||尾尻進矢、鳥山冬美、小泉初栄<br />長谷川亨雄、半澤淳、きみしま幾智<br />久保茉莉子、川島尚、狩野正志||越智信次<br />中島千明 |} === 放送局 === <!-- [[プロジェクト:アニメ#放送局]]参照 --> {| class="wikitable" style="font-size:small" !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送曜日 時間!!放送系列!!備考 |- !colspan="7"|第1期 |- |[[広域放送|関東広域圏]]||[[テレビ東京]]||[[2011年]][[7月4日]] - [[9月19日]]||月曜 26:00 - 26:30||rowspan=5|[[TXN|テレビ東京系列]]|| |- |[[岡山県・香川県の放送|岡山県・香川県]]||[[テレビせとうち]]||rowspan=2|2011年[[7月5日]] - [[9月20日]]||火曜 26:03 - 26:33|| |- |[[北海道]]||[[テレビ北海道]]||火曜 26:30 - 27:00|| |- |[[愛知県]]||[[テレビ愛知]]||2011年[[7月7日]] - [[9月22日]]||木曜 27:00 - 27:30|| |- |[[大阪府]]||[[テレビ大阪]]||2011年[[7月9日]] - [[9月24日]]||土曜 26:55 - 27:25|| |- |[[全国放送|日本全域]]||[[アニメシアターX|AT-X]]||2011年[[7月11日]] - [[9月26日]]||月曜 11:00 - 11:30||[[衛星放送|CS放送]]||リピート放送あり |- !colspan="7"|第2期 |- |関東広域圏||テレビ東京||[[2012年]][[7月2日]] - [[9月17日]]||月曜 26:00 - 26:30||テレビ東京系列|| |- |日本全域||AT-X||rowspan="2"|2012年[[7月3日]] - [[9月18日]]||火曜 10:30 - 11:00||CS放送||リピート放送あり |- |岡山県・香川県||テレビせとうち||火曜 26:03 - 26:33||rowspan="5"|テレビ東京系列|| |- |[[福岡県]]||[[TVQ九州放送]]||2012年7月4日 - 9月19日||水曜 27:33 - 28:03||第1期は未放送 |- |愛知県||テレビ愛知||2012年7月5日 - 9月20日||木曜 27:00 - 27:30|| |- |大阪府||テレビ大阪||rowspan="2"|2012年[[7月6日]] - [[9月21日]]||金曜 26:40 - 27:10|| |- |北海道||テレビ北海道||金曜 27:00 - 27:30|| |} {{前後番組 |放送局=[[テレビ東京]] |放送枠=[[テレビ東京平日深夜アニメ枠|月曜26:00枠]] |番組名=ゆるゆり |前番組=[[戦国乙女〜桃色パラドックス〜|戦国乙女<br/>〜桃色パラドックス〜]] |次番組=[[侵略!イカ娘|侵略!?イカ娘]] |2放送局=テレビ東京 |2放送枠=月曜26:00枠 |2番組名=ゆるゆり♪♪ |2前番組=[[這いよれ! ニャル子さん]] |2次番組=[[神様はじめました]]<br />(26:05 - ) }} ==== ネット配信 ==== {| class="wikitable" style="font-size:small" !放送地域!!放送局!!放送期間!!放送曜日 時間!!備考 |- !colspan="6"|第1期 |- |rowspan="3"|[[全国放送|日本全域]]||[[ニコニコ生放送]]||rowspan="2"|2011年7月11日 - 9月26日||月曜 24:00 - 24:30|| |- |[[ニコニコ動画]]||月曜 24:30 更新|| |- |[[テレビ東京|あにてれしあたー]]||2011年[[7月12日]] - [[9月27日]]||火曜 更新|| |- !colspan="6"|第2期 |- |rowspan="8"|日本全域||ニコニコ生放送||rowspan="3"|2012年7月3日 - 9月24日||rowspan="2"|火曜 23:00 - 23:30||rowspan="7"|第1話のみ先行配信 |- |[[バンダイチャンネル]](月額会員) |- |ニコニコ動画||火曜 23:30 更新 |- |[[dマーケット]] アニメストア||rowspan="2"|2012年7月4日 - [[9月25日]]||rowspan="2"|水曜 12:00 更新 |- |[[楽天ショウタイム#株式会社ショウタイム|ShowTime]] |- |バンダイチャンネル(無料ライブ)||2012年[[7月8日]] - [[9月30日]]||日曜 21:00 - 21:30 |- |バンダイチャンネル(有料配信)||2012年7月9日 - [[10月1日]]||月曜 12:00 更新 |- |あにてれしあたー||2012年[[7月10日]] - [[10月2日]]||火曜 更新|| |} === 関連CD === {{See|ゆるゆりのディスコグラフィ}} === Blu-ray / DVD === テレビアニメ本編を収録した[[Blu-ray Disc]]および[[DVD]]が第1期は全6巻で発売されている。第2期も全6巻で発売された。 第1期単巻には、完全初回限定特典として『すぺしゃるさうんどCD』がついているほか、封入特典として、なもり描き下ろしのまんがを収録した特製ブックレット、ごらく部&生徒会ERM、カラーピクチャーレーベルが収録されている。BOXには封入特典として、特製ブックレット全部まとめましたブックレット、ごらく部&生徒会ERM、カラーピクチャーレーベルが収録されている。 第2期単巻には、完全初回限定特典として『すぺしゃるなさうんどCD』がついているほか、封入特典として、ごらく部&生徒会ERMジャケット、ステキピクチャーれーべるが収録されている。BOXには封入特典として、なもり描き下ろしのミニイラストブック、ごらく部&生徒会ERMジャケット、ステキピクチャーれーべるが収録されている。 [[2014年]]7月16日に第1期のBD-BOXが発売され、同年10月15日に第2期のBD-BOXが発売された。 {| class="wikitable" style="font-size:small" !巻数 !発売日 !収録内容 !完全初回限定特典 !映像特典 !規格品番 |- !colspan="6"|第1期 |- !1 |[[2011年]][[9月21日]] |第1話、第2話 | * すぺしゃるさうんどCD * "一緒にお出かけ"ピンコレ第1弾(あかり、ちなつ) | * ノンテロップオープニング映像 * 番組宣伝ご当地SPOT * BD&DVD宣伝SPOT「やかまCM」 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50121(BD)<br/>PCBG-51885(DVD) |- !2 |2011年[[10月19日]] |第3話、第4話 | * すぺしゃるさうんどCD * "一緒にお出かけ"ピンコレ第2弾(京子、結衣) | * ノンテロップエンディング映像 * 番組宣伝ご当地SPOT * BD&DVD宣伝SPOT * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50122(BD)<br />PCBG-51886(DVD) |- !3 |2011年[[11月16日]] |第5話、第6話 | * すぺしゃるさうんどCD * "一緒にお出かけ"ピンコレ第3弾(綾乃、千歳) | * ちなつ特製紙芝居<br/>「どうして☆止まらない☆トキメキ☆<br />ドキドキ☆パラドクス☆エターナル」<br/>完全版 * 番組宣伝ご当地SPOT * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50123(BD)<br />PCBG-51887(DVD) |- !4 |2011年[[12月21日]] |第7話、第8話 | * すぺしゃるさうんどCD * "一緒にお出かけ"ピンコレ第4弾(櫻子、向日葵) | * BD&DVD宣伝SPOT「やかまCM第2弾」 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50124(BD)<br />PCBG-51888(DVD) |- !5 |[[2012年]][[1月18日]] |第9話、第10話 | * すぺしゃるさうんどCD * Blu-rayもDVDも入れちゃえばいいじゃん!<br/>なもり先生描き下ろし特製収納BOX | * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50125(BD)<br />PCBG-51889(DVD) |- !6 |2012年[[2月15日]] |第11話、第12話 | * すぺしゃるさうんどCD * 「こんなこともあったよね☆」<br/>ごらく部&生徒会思い出のアルバム | * これが幻の、七森中♪りさいたるCMだ! * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50126(BD)<br/>PCBG-51890(DVD) |- !BOX |2014年[[7月16日]] |第1話 - 第12話 | | * 上記すべて |PCXG-60054<br />SCXG-00007(きゃにめ.jp限定版) |- !colspan="6"|第2期 |- !1 |2012年[[9月19日]] |第1話、第2話 | * なもり先生描き下ろし150mmデ缶バッジ×2(あかり、ちなつ) * なもり先生描き下ろしポストカード×2(あかり、ちなつ) * すぺしゃるなさうんどCD その1<br/>「べべべ、べ別に一緒に歌いたいってわけじゃないんだからね!」 * 煩悩を追い払え!アッカリーン108連発 * すぺしゃるなさうんどCD その1用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『あかりだらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン * ノンテロップオープニング映像<br/>『いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪』 |PCXG-50161(BD)<br />PCBG-52091(DVD) |- !2 |2012年[[10月17日]] |第3話、第4話 | * なもり先生描き下ろし150mmデ缶バッジ×2(京子、結衣) * なもり先生描き下ろしポストカード×2(京子、結衣) * すぺしゃるなさうんどCD その2<br />「ごらく部ばっかりずーるーいーっ!!」 * すぺしゃるなさうんどCD その2用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『京子だらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン * ノンテロップエンディング映像<br/>『100%ちゅ〜学生』 |PCXG-50162(BD)<br />PCBG-52092(DVD) |- !3 |2012年[[11月21日]] |第5話、第6話 | * なもり先生描き下ろし150mmデ缶バッジ×2(綾乃、千歳) * なもり先生描き下ろしポストカード×2(綾乃、千歳) * すぺしゃるなさうんどCD その3<br />「ウチらも歌いたいなぁ、綾乃ちゃん?」 * すぺしゃるなさうんどCD その3用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『結衣だらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン * ミラクるんすぺしゃるオープニング |PCXG-50163(BD)<br />PCBG-52093(DVD) |- !4 |2012年[[12月19日]] |第7話、第8話 | * なもり先生描き下ろし150mmデ缶バッジ×2(櫻子、向日葵) * なもり先生描き下ろしポストカード×2(櫻子、向日葵) * すぺしゃるなさうんどCD その4<br />「ゆっ、結衣先輩、幸せですぅ~!」 * すぺしゃるなさうんどCD その4用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『ちなつだらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン * ちなつ画伯のらぶらぶエンディング |PCXG-50164(BD)<br />PCBG-52094(DVD) |- !5 |[[2013年]][[1月16日]] |第9話、第10話 | * なもり先生描き下ろしすぺしゃる収納BOX * すぺしゃるなさうんどCD その5<br />「七森中♪うたがっせんの感動をもう1度!」 * すぺしゃるなさうんどCD その5用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『綾乃&千歳だらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50165(BD)<br />PCBG-52095(DVD) |- !6 |2013年[[2月20日]] |第11話、第12話 | * 「こんなこともあったよね☆」ごらく部&生徒会思いでアルバムR * すぺしゃるなさうんどCD その6<br />「みんな大好きだよ!」 * すぺしゃるなさうんどCD その6用なんちゃってジャケット | * 設定映像集『櫻子&向日葵だらけ』 * 未放送!別予告、かけ合い漫才バージョン |PCXG-50166(BD)<br />PCBG-52096(DVD) |- !BOX |2014年[[10月15日]] |第1話 - 第12話 | | * 上記すべて |PCXG-60055<br />SCXG-00008(きゃにめ.jp限定版) |} ==== すぺしゃるさうんどCD(第1期) ==== {| class="wikitable" style="font-size:small" !巻数 !収録内容 |- !1 | * せ、生徒会だって歌っちゃうんだから!『ゆりゆららららゆるゆり大事件』生徒会ばーじょん(TVサイズ) * ミニドラマゆるゆり劇場『あかりとあかね 二人はシスター』 |- !2 | * ごらく部&生徒会、うたじまんしりーず第1弾 ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)歳納京子(CV:大坪由佳) ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)杉浦綾乃(CV:藤田咲) * ミニドラマゆるゆり劇場『京子と綾乃 体育倉庫で二人きり』 |- !3 | * ごらく部&生徒会、うたじまんしりーず第2弾 ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)船見結衣(CV:津田美波) ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)池田千歳(CV:豊崎愛生) * ミニドラマゆるゆり劇場『結衣とちなつ 届け、愛の熱視線』 |- !4 | * ごらく部&生徒会、うたじまんしりーず第3弾 ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)赤座あかり(CV:三上枝織) ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)大室櫻子(CV:加藤英美里) * ミニドラマゆるゆり劇場『ちなつと京子と結衣 ぷりんプリンプリン物語』 |- !5 | * ごらく部&生徒会、うたじまんしりーず第4弾 ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)吉川ちなつ(CV:大久保瑠美) ** 『ゆりゆららららゆるゆり大事件』(TVサイズ)古谷向日葵(CV:三森すずこ) * ミニドラマゆるゆり劇場『綾乃と千歳 愛の猛特訓』 |- !6 | * ちょっとだけ先に聞いちゃう?七森中♪りさいたるお試しバージョン * ミニドラマゆるゆり劇場『櫻子と向日葵 お嬢様修行』 |} ==== すぺしゃるなさうんどCD(第2期) ==== {{main|ゆるゆりのディスコグラフィ#すぺしゃるなさうんどCD}} {| class="wikitable" style="font-size:small" !巻数 !タイトル !収録内容 |- !1 |べべべ、べ別に一緒に歌いたいってわけじゃないんだからね! | * Miracle Duet *: 歌:歳納京子(CV:大坪由佳)&杉浦綾乃(CV:藤田咲) * この曲な〜んだ?O.S.T ** てやんでぃ どけどけ!! ** みかしーねた! ** 一歩一歩 一緒一歩 * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 赤座あかり(ゆるゆり) ** 吉川ちなつ(ゆるゆり) ** 魔女っ娘ミラクるん(ゆるゆり♪♪) |- !2 |ごらく部ばっかりずーるーいーっ!! | * いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪ *: 歌:七森中☆生徒会! * この曲な〜んだ?O.S.T ** なるほどね。 ** \あかりハジマタ/ ** まんじゅう、うまいぞ? * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 歳納京子(ゆるゆり) ** 船見結衣(ゆるゆり) ** 杉浦綾乃(ゆるゆり♪♪) |- !3 |ウチらも歌いたいなぁ、綾乃ちゃん? | * 100%ちゅ〜学生 *: 歌:七森中☆生徒会! * この曲な〜んだ?O.S.T ** 私の心にいる…貴女は誰なの ** あかりんぼー ** いちふじ にたか さん京子! * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 杉浦綾乃(ゆるゆり) ** 池田千歳(ゆるゆり) ** 赤座あかり(ゆるゆり♪♪) |- !4 |ゆっ、結衣先輩、幸せですぅ〜! | * ガールズパワーで *: 歌:船見結衣(CV:津田美波)&吉川ちなつ(CV:大久保瑠美) * この曲な〜んだ?O.S.T ** 三羽(一羽アッかんこ) ** おっぱいドリブルぼいんぼいん ** G.N.B〜それは動く球体〜 * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 大室櫻子(ゆるゆり) ** 古谷向日葵(ゆるゆり) ** 吉川ちなつ(ゆるゆり♪♪) |- !5 |七森中♪うたがっせんの感動をもう1度! | * 『マイペースでいきましょう』豪華版! *: 歌:赤座あかり(CV:三上枝織)、歳納京子(CV:大坪由佳)、<br />船見結衣(CV:津田美波)、吉川ちなつ(CV:大久保瑠美)、<br />杉浦綾乃(CV:藤田咲)、大室櫻子(CV:加藤英美里)、古谷向日葵(CV:三森すずこ)、<br />ミラクるん(CV:竹達彩奈)、池田千鶴(CV:倉口桃) * 姉さんのシアワセ わたしのシアワセ *: 歌:池田千鶴(CV:倉口桃) * この曲な〜んだ?O.S.T ** お茶の時間です ** ぎゃああああ ** ゆるゆり ふぁみり〜 * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 船見結衣(ゆるゆり♪♪) ** 大室櫻子(ゆるゆり♪♪) ** 池田千歳(ゆるゆり♪♪) |- !6 |みんな大好きだよ! | * みんなだいすきのうた *: 歌:赤座あかり(CV:三上枝織) * この曲な〜んだ?O.S.T ** レジェントオブガンボー with ミラクるん 〜ミソキャベツの行方〜 ** 赤座さん おつかれさま ** ゆり日和 * 誰のかお楽しみジングル3曲 ** 歳納京子(ゆるゆり♪♪) ** 古谷向日葵(ゆるゆり♪♪) ** 魔女っ娘ミラクるん(ゆるゆり) |} === 受賞歴 === * 第17回[[アニメーション神戸|アニメーション神戸賞]] 作品賞・テレビ部門<ref>{{Cite news|date=2013-04-22|url=http://www.anime-kobe.jp/archive/2012/anime-kobe/|title=アニメーション神戸 第17回アニメーション神戸賞 受賞者・受賞作|newspaper=[[アニメーション神戸]]|author=|publisher=[[神戸市]]、アニメーション神戸実行委員会|accessdate=2014-08-06}}</ref> == OVA == 2014年2月9日に開催された「[[夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり|冬なのに、ごらく部☆なちゅまつり]]」にて、新作アニメーションの制作が決定し<ref>{{Cite news|date=2014-02-10|url=http://news.mynavi.jp/news/2014/02/10/002/ |title=『ゆるゆり』、新作アニメーション制作決定! 七森中☆ごらく部の喜びの声|newspaper=[[マイナビニュース]]|author=|publisher=[[マイナビ (企業)|マイナビ]]|accessdate=2014-08-06}}</ref>、後に[[OVA]]で制作し劇場上映を予定していることが発表され<ref>{{Cite web|date=2014-03-18|url=http://yuruyuri.com/blog/archives/2743|title=アニメ「ゆるゆり」2014年OVA制作決定!劇場上映も予定!さらに2期ベストCD発売決定!|newspaper=[[マイナビニュース]]|author=|publisher=TVアニメ「ゆるゆり♪♪」スペシャルサイト|accessdate=2014-08-06 |deadlink=2014-08-06|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140713031455/http://yuruyuri.com/blog/archives/2743|archivedate=2014-07-13}}</ref>。またその後、[[AnimeJapan 2014]]にて開催された『ゆるゆり スペシャルステージ』<ref>{{Cite web|date=2014-02-10|url=https://twitter.com/anime_yuruyuri/status/432724998365937665|title=「ゆるゆり」新作アニメーションについての詳細はこのAnime...|work=|publisher=Titter|accessdate=2014-08-06}}</ref>において、スタッフやキービジュアルなどの詳細が公表され、タイトルは『'''ゆるゆり なちゅやちゅみ!'''』となることが発表された<ref>{{Cite web|date=2014-03-22|url=http://akiba-souken.com/article/anime/19593/|title=\アッカリーン/ OVA「ゆるゆり なちゅやちゅみ!」、2014年内にリリース決定! 劇場上映も実施|newspaper=|author=|publisher=アキバ総研|accessdate=2014-08-06}}</ref>。OVA発売に先行して、2014年[[11月29日]]より劇場上映が実施される予定である。 === スタッフ(OVA) === * 原作 - なもり(コミック百合姫/一迅社刊)<ref name="animejapan2014">『AnimeJapan 2014』の『ゆるゆり スペシャルステージ』内公開PV</ref> * 監督・絵コンテ - 畑博之<ref name="animejapan2014" /><ref name="yuruyuri20140322">{{Twitter status|anime_yuruyuri|447243990057111552|アニメ「ゆるゆり」公式アカウント(@anime_yuruyuri)の2014年3月22日のツイート}}</ref> * シナリオ - [[横手美智子]]<ref name="animejapan2014" /><ref name="yuruyuri20140322" /> * 演出 - 平牧大輔、畑博之 * キャラクターデザイン・総作画監督 - 谷口元浩<ref name="animejapan2014" /><ref name="yuruyuri20140322" /> * デザインワークス - 谷口元浩、佐々木敬子、鈴木彩乃 * 作画監督 - 滝吾郎、湯川純、鈴木彩乃、新号靖、嶺図、大河原晴男、片岡千春、崎口さおり、薮田裕希、[[関崎高明]]、谷口元浩 * 美術監督 - 柴田千佳子 * 美術設定 - 松本吉勝 * 色彩設計 - 佐田絵里花 * 撮影監督 - 岩井和也 * 編集 - 坪根健太郎 * 音響監督 - [[岩浪美和]] * 音楽 - [[藤澤慶昌]] * 音楽制作 - ポニーキャニオン<ref name="animejapan2014" /> * アニメーション制作 - [[TYOアニメーションズ]]<ref name="animejapan2014" /><ref name="yuruyuri20140322" /> * 制作協力 - ピー・アール・エー * 製作 - 七森中☆ごらく部 === 主題歌(OVA) === ; オープニングテーマ :; 「ゆるゆりんりんりんりんりん」 :: 作詞・作曲・サウンドプロデュース - イイジマケン / 編曲 - イイジマケン、沢田タッツ / 歌 - 七森中☆ごらく部 ; エンディングテーマ :; 「アフタースクールデイズ」 :: 作詞 - Funta3 / 作曲・編曲 - Funta7 / 歌 - 七森中☆ごらく部 == ラジオ『ゆりゆららららゆるゆり放送室』 == 『'''ゆりゆららららゆるゆり放送室'''』は、[[ラジオ大阪]]([[1314 V-STATION]])にて2011年[[7月1日]]から放送中のラジオ番組。毎週金曜日22:30 - 23:00放送<ref>2013年末までは同じ金曜の23:00 - 23:30に放送されていたが、「いなり、こんこん、恋らじお。」スタートのため枠移動。</ref>。 [[HiBiKi Radio Station]](第15回から)および[[音泉]](第54回から)にて、最新回が1週間配信されている。2011年[[9月30日]]配信の第14回までは、[[ニコニコチャンネル]](ゆるゆりTV)にて、配信されていた。更新は毎週金曜日22:30。 [[ニコニコ生放送]]『ゆるゆりTV』にて、第4回から第26回までの偶数回放送分において生公開録音が配信されていた(2011年7月14日 - 12月15日、隔週木曜 18:00 - 19:00)。また、[[2013年]]1月から2月開催のライブイベント「[[七森中♪ふぇすてぃばる]]」までの期間限定(第82回から第88回までの偶数回放送分)で生公開録音が配信された<ref>{{Cite web|date=2012-12-31|author=anime_yuruyuri|url=https://twitter.com/anime_yuruyuri/status/285724288579956736|title=ラジオ「ゆりゆららららゆるゆり放送室」帰ってきました!生公開録音を配信します!|work=アニメ「ゆるゆり」公式アカウント|publisher=Twitter|accessdate=2012-12-31}}</ref>(2013年1月10日 - 2月21日、隔週木曜 18:00 - 19:00)。 2012年[[9月22日]]に開催された『[[京都国際マンガ・アニメフェア]]』(パブリックデー初日)で公開録音が実施された。 ; パーソナリティ : [[三上枝織]]・[[大坪由佳]]・[[津田美波]](第3回は欠席)・[[大久保瑠美]](第84回・第85回は欠席) ; コーナー * (A)話題ボックス - ごらく部メンバーに盛り上がってほしいお題を募集して、それをもとに話を広げる。ボックスからお題を引くときは大抵即興芝居をさせられる。大坪が進行。 * (A)ゆるゆると"今後を考えよう"の会 - クオーテーションマークの中身が毎回かわる。この場合は「番組の今後を考える」であるがその時その時でやることが変わるフリーなコーナー。大久保が進行。 * (B)ゆるゆり劇場 - 百合な[[エチュード|アドリブの寸劇]]を行うが、必ず言わねばならない台詞が「めだちたがーるBOX」にはいっていて、それを引き、全員が言い終わった時点で終了。その台詞とシチュエーションはリスナーから募集。津田が進行。 * (B)ごらく部活動 - ゆるゆり作品中でやっていることを実際ラジオでやってみるコーナー。その他にもDVDの宣伝CMをとったり、ゲストのいる際はゲストを絡めた活動をする。三上が進行。 上記は週替わりで交代する。(A)は番組前半、(B)は番組後半で行われ、その間に番組からのお知らせが入る。その他全体の進行は三上が務める。 ; ゲスト *[[藤田咲]](第3回 - 2011年7月15日、第86回 - 2013年2月15日、第87回 - 2013年2月22日) *[[竹達彩奈]](第7回 - 2011年8月12日) *[[三森すずこ]](第9回 - 2011年8月26日) *[[加藤英美里]](第13回 - 2011年9月23日) *[[豊崎愛生]](第34回 - 2012年2月17日) ; ラジオCD *2011年[[10月19日]]に「学校篇」と「海辺篇」の2バージョンが、また、[[2012年]][[2月22日]]に第2弾として「旅行篇」と「京都篇」の2バージョンが発売された。 *2012年[[9月26日]]に『全国1000万人の「ゆりゆららららゆるゆり放送室」リスナーが選ぶ「ゆりゆららららゆるゆり放送室」名場面カウントダウンCD』の『1時間目』が、同年[[11月28日]]に『2時間目』が、2013年[[3月20日]]に『3時間目』が発売された。 ;外部サイト *[http://www.tohogakuen.ac.jp/yuruyuri/ 東放学園内「ゆりゆららららゆるゆり放送室」サイト] {{前後番組 |放送局=[[大阪放送|ラジオ大阪]] |放送枠=毎週金曜 23:00 - 23:30 |番組名=ゆりゆららららゆるゆり放送室<br />(2011年7月1日 - 2013年12月27日) |前番組=[[中野愛子 (シンガーソングライター)|中野愛子]]カメリアの瞳<br/>(2011年5月6日 - 2011年6月24日) |次番組=[[いなり、こんこん、恋いろは。|いなり、こんこん、恋らじお。]]<br />(2014年1月3日 -)<br />※23:00 - 23:25 |2放送局=ラジオ大阪 |2放送枠=毎週金曜 22:30 - 23:00 |2番組名=ゆりゆららららゆるゆり放送室<br />(2014年1月3日 -) |2前番組=[[めっちゃすきやねん]]<br />(2013年4月5日 - 2013年12月27日)<br/>※23:25に移動して継続 |2次番組= }} == 七森中☆ごらく部 == ごらく部の担当声優4人([[三上枝織]]、[[大坪由佳]]、[[津田美波]]、[[大久保瑠美]])が『七森中☆ごらく部』として、テレビ、雑誌など各メディアに登場している。 {{Main|七森中☆ごらく部}} == ライブイベント == ; 七森中♪りさいたる : 2011年[[10月30日]]に[[横浜BLITZ]]にて開催された。主要担当声優9人が出演。本イベントを収録したBD&DVDが2012年[[3月14日]]に発売された。 {{Main|七森中♪りさいたる}} ; 七森中♪うたがっせん : 2012年[[6月17日]]に[[横浜国際平和会議場|パシフィコ横浜]]国立大ホールにて開催された。前回のイベント出演者のうち、池田千歳役の豊崎愛生<ref group="注">開催日当日に豊崎が所属しているユニット『[[スフィア (声優ユニット)|スフィア]]』のコンサートツアー[[静岡市|静岡]]公演とバッティングしたため(それにより、本ライブイベントではVTR出演となった)。</ref>を除いた8人と、シークレットで池田千鶴役の倉口桃が出演した。 {{Main|七森中♪うたがっせん}} ; 七森中♪ふぇすてぃばる : 2013年[[2月24日]]にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された。主要担当声優9人と、シークレットで池田千鶴役の倉口桃が出演した。 {{Main|七森中♪ふぇすてぃばる}} ; 夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり : 2013年[[7月7日]]に[[中野サンプラザ]]で、[[7月21日]]に[[NHK大阪ホール]]でそれぞれ開催。七森中♪ふぇすてぃばるで発表された。 {{Main|夏だ!まつりだ!!!全員集合└(б∇б)┘ごらく部☆なちゅまつり}} == トレーディングカードゲーム == ; [[プレシャスメモリーズ]] : 2012年3月30日にスターターデッキとブースターパックが発売された。 ; ひるしゃすめもりーず : [[アニメ コンテンツ エキスポ|ACE]]2012で限定発売された「プレシャスメモリーズ」のパロディカード。そのため、「プレシャスメモリーズ」のデッキに組み込むことはできない。 : 「[[ひだまりスケッチ]]」とのコラボであり、赤座あかりと「ひだまりスケッチ」のゆのが収録された。 ; ChaosTCG : 2012年7月21日にトライアルデッキが、9月15日にブースターパックが発売された。 == 携帯電話用の配信アプリ == フィーチャーフォンでもきせかえ、ケータイアレンジなどあるが、スマートフォン用のアプリが充実しており日捲りカレンダー「まいにちゆるゆり」(カヤック)、ボイスアプリ「ゆるゆり[[目覚まし]]アプリ」(PONY CANYON)、「ゆるゆりシェイクユー」(PONY CANYON)「ゆるゆり [[絵コンテ]]アプリ」(動画工房)が発売。 == 他作品との関連 == 本作と同じく『コミック百合姫』で連載されている、[[倉田嘘]]による漫画作品『[[百合男子]]』では、他の実在の作品への言及と共に、百合漫画を愛好する主人公が特に入れ込んでいる作品として本作『ゆるゆり』への言及がある。『ゆるゆり』がテレビアニメ化された際には、放送枠内でのテレビCMとして『百合男子』の宣伝も行われ、そのことが話題になった<ref name="riallive20110829">{{Cite news |author=斎藤雅道 |date=2011-08-29 |url=http://npn.co.jp/article/detail/86170035/ |title=【雅道のサブカル見聞録】“百合男子”が熱い! |work=[[内外タイムス|リアルライブ]] |publisher=フェイツ |accessdate=2011-10-07}}</ref>。同作の作者である倉田は、本作『ゆるゆり』のアンソロジーコミックや、増刊『まんがなもり ゆるゆりSPECIAL』にも参加している。一方、『ゆるゆり』では、原作第53話(第8巻収録)が『コミック百合姫』掲載の他作品の宣伝に充てられており、扉絵が『百合男子』第1巻表紙のパロディになっている他、あかり達が『百合男子』や『[[飴色紅茶館歓談]]』、『[[きものなでしこ]]』、『[[ふ~ふ]]』などの作品について語るシーンが登場する。 [[夏緑]]原作によるライトノベル『[[ぷいぷい!]]』とは、作中作の設定を共有している<ref name="mfbunko20110819" />。詳細は「[[#魔女っ娘ミラクるん|魔女っ娘ミラクるん]]」を参照。 == 脚注 == === 注釈 === {{Reflist|group=注}} === 出典 === {{Reflist|refs=<ref name="一迅社公式サイト">{{Cite web|url=http://www.ichijinsha.co.jp/special/yuruyuri/|title=ゆるゆり アニメ化決定!!|work=一迅社WEB|publisher=[[一迅社]]|accessdate=2011-08-20}}</ref> <ref name="メガミマガジン201107">{{Cite journal|和書|title=アニメキャラクターキャッチアップ 03 ゆるゆり|journal=[[メガミマガジン]]|year=2011|month=7|volume=13|issue=7|publisher=[[学研パブリッシング]]|page=119|id=雑誌08643-07}}</ref> <ref name="mantan20110704">{{Cite news|date=2011-07-04|url=http://mantan-web.jp/2011/07/04/20110704dog00m200047000c.html|title=注目アニメ紹介 :「ゆるゆり」 「ごらく部」でのまったりドラマ 新人と人気声優の競演も|work=[[まんたんブロード|まんたんウェブ]]|publisher=毎日新聞デジタル|accessdate=2011-09-23}}</ref> <ref name="mantan20110813">{{Cite interview|subject=ゆるゆり中の人|date=2011-08-13|url=http://mantan-web.jp/2011/08/13/20110813dog00m200023000c.html|title=アニメ質問状 :「ゆるゆり」 愛すほど扱いが悪くなる主人公|interviewer=[[まんたんブロード|まんたんウェブ]]|program=毎日新聞デジタル|accessdate=2011-09-23}}</ref> <ref name="interview20110614">{{Cite interview|subject=[[三上枝織]]ほか|date=2011-06-14|url=http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/06/14/yuruyuri/index.html|title=現場の雰囲気は軽い"女子会"!? TVアニメ『ゆるゆり』、2011年7月より放送スタート|interviewer=[[まんたんブロード|まんたんウェブ]]|program=毎日新聞デジタル|accessdate=2011-09-23}}<br />{{Cite interview|subject=三上枝織ほか|date=2011-06-15|url=http://www.koepota.jp/news/2011/06/15/0301.html|title=真剣にゆるく演じています!TVアニメ『ゆるゆり』アフレコ現場よりキャスト陣のメッセージをお届け|interviewer=こえぽた|program=MFS|accessdate=2011-09-23}}</ref> <ref name="animate20110923">{{Cite interview|subject=三上枝織|date=2011-08-19|url=http://www.animate.tv/news/details.php?id=1313673524|title=TVアニメ『ゆるゆり』放送記念!キャスト連続インタビュー企画☆[第4回:赤座あかり役 三上枝織さん編]|interviewer=福島 槙子|program=[[アニメイトTV]]|accessdate=2011-09-23}}</ref>|2}} == 外部リンク == * [http://ichijinsha.co.jp/special/yuruyuri/ 一迅社WEB | ゆるゆり] * [http://yuruyuri.com/1st/ TVアニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト] * [http://yuruyuri.com/2nd/ TVアニメ「ゆるゆり♪♪」スペシャルサイト] * [http://yuruyuri.com/ アニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト](OVA) * [http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yuruyuri/ あにてれ:ゆるゆり] * [http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/yuruyuri2/ テレビ東京・あにてれ ゆるゆり♪♪] * [http://www.at-x.com/program/detail/2880 ゆるゆり AT-X] * [http://ch.nicovideo.jp/channel/yuruyuri ゆるゆり - ニコニコチャンネル] * [http://ch.nicovideo.jp/channel/yuruyuri-tv ゆるゆりTV - ニコニコチャンネル] * [http://hibiki-radio.jp/description/yuruyuri 響 - HiBiKi Radio Station -「ゆりゆららららゆるゆり放送室」番組詳細] * {{Twitter|anime_yuruyuri|アニメ「ゆるゆり」公式アカウント}} * {{Twitter|jikkyo_yuruyuri|実況「ゆるゆり」公式アカウント}} {{Wikipedia/Ja}} [[Category:漫画作品 ゆ|るゆり]] [[Category:コミック百合姫]] [[Category:中学校を舞台とした漫画作品]] [[Category:恋愛漫画]] [[Category:ギャグ漫画]] [[Category:アニメ作品 ゆ|るゆり]] [[Category:2011年のテレビアニメ]] [[Category:テレビ東京の深夜アニメ]] [[Category:富山県を舞台とした作品]] [[Category:LGBT作品]] [[Category:動画工房]] [[Category:ポニーキャニオンのアニメ作品]] [[Category:中学校を舞台としたアニメ作品]] [[Category:恋愛アニメ]] [[Category:ギャグアニメ]] [[Category:一迅社の漫画を原作とするアニメ作品]] [[Category:継続中の作品]] [[Category:ゆるゆり|*]]