西友

[[Image:西友.jpg|250px|right]] '''合同会社西友'''（せいゆう、英称：''Seiyu GK.''）は、世界最大の小売チェーン、[[ウォルマート]]の[[日本]]における[[子会社]]。 ウォルマートグループ入りした後は24時間営業をする店が多くなった（一部フロアのみ24時間営業の場合もある）。 [[東京都]]を拠点として[[スーパーマーケット]][[チェーンストア|チェーン]]、[[総合スーパー|ゼネラルマーチャンダイズストア]] (GMS) などを運営している。 2009年（平成21年）に2008年（平成20年）12月期を[[官報]]に掲載したが<ref name="nissyoku-2009-4-8-4" />、以降は売上高などを開示していない<ref name="nikkei-mj-2012-7-30">“西友、地方スーパーと連携探る、低価格の直輸入品供給など、出店も積極化”. [[日経MJ]](日本経済新聞社). (2012年7月30日)</ref>。 == 来歴 == === セゾングループ時代 === ==== 西武ストアーの展開 ==== 旧[[西武グループ]]・[[西武百貨店]]が1956年（昭和31年）2月に資本金500万円で西武ストアーを設立して支店よりも小型の店舗を分店を出店したのが始まりである<ref name="season-history-1-1991-6-1">由井常彦 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 上巻』 [[リブロポート]]、1991年6月1日。ISBN 978-4845706259</ref>。 同年6月に出店した静岡駅西口の真向いに開設された静岡ホテルの一角に静岡店を開設したほか、1957年（昭和32年）2月には[[平市]]字田町（現・[[いわき市]]平字田町）に平店を西武ストアーとして開設するなど10店舗を展開したが、セルフサービス方式の導入やチェーンストアオペレーションは確立されておらず、実質的には対面販売の百貨店方式の小型店舗が多店舗展開されていただけであった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 ==== 西友ストアーの発足 ==== 1963年（昭和38年）4月1日にいったん西興ストアーと改称した後、同年4月19日に再び改称して資本金2000万円で'''株式会社西友ストアー'''が発足し、西武百貨店から土浦店やひばりヶ丘店などの10店の分店を継承して[[スーパーマーケット]]チェーン事業を行うことになった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 この西友ストアーの発足に当たっては、本部を中野区江古田の「西武百貨店配送センター」の2階に本部を開設すると共に、西友ストアーに従事する社員は全員西武百貨店から転籍して西友ストアーの業務に専念する体制を採り、本格的な事業展開を図ることになった<ref name="nissyoku-1993-9-28-29A">“西友30周年特集 西友30年の軌跡 商業問題研究所代表・高山邦輔氏”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1993年9月28日)</ref>。 また、本部内に商品部を置いて集中仕入れを行うなどチェーンストアとしての組織整備を進めると共に、食品と非食品をほぼ50%ずつという商品構成とするなど経営方針の明確化も図った<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 西友ストアー設立と並行して1963年（昭和38年）5月には[[伊藤忠商事]]と合弁で西武百貨店が60%を出資して「株式会社マイマート」を設立し、出店エリアについて協定を結んでマイマートが東急グループの地盤である中央線沿線に出店して西友ストアーと住み分けながら、共にスーパーマーケットのチェーン展開をして行くことになった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 このマイマートは食品スーパーを目指して展開されたため、各店舗の規模は売り場面積約400坪から500坪程度で展開されていた<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 西友ストアーが設立されたころにはちょうど[[西武鉄道]]が駅舎改築を進めていた時期に重なったうえ、[[堤康次郎]]の指示により同社の全面的な支援が受けて西友ストアーは設立から1966年（昭和41年）までの間は西武線沿線への出店を進める形となった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 西友ストアーは衣料品なども扱う大型の総合スーパー形態の店舗も運営して1968年（昭和43年）12月に累積欠損を一掃して黒字転換を果たすと共に、対前年比で約54%増とマイマートの約27%の約2倍の伸び率を示すなど業績面で優位に立ったことから、マイマート側でも総合スーパーへの路線転換が意識されるようになり、1969年（昭和44年）3月にマイマートを吸収合併して西友ストアーに一本化されることになった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 1969年（昭和44年）に東京都府中市に<ref name="nissyoku-1993-9-28-48A">“西友30周年特集 目で見る「川越食品流通センター」 低温帯流通が軸”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1993年9月28日)</ref>西友流通センターを開設して全商品を単品管理して店舗などにおける在庫削減を目指すなど早くから在庫や物流を含めた組織化・合理化を進めて行った<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 ==== 地方への進出と提携 ==== 西武百貨店が北陸地方の地場百貨店[[大和 (百貨店)|大和]]と提携していたため<ref name="season-history-1-1991-6-1" />、同社の紹介で金沢の呉服太物商から始まった地場資本の衣料スーパー<ref name="season-history-1-1991-6-1" />いとはん（後の北陸[[ジャスコ]]）と1970年（昭和45年）11月に提携し<ref name="miya-retailt-strategy-1985-5">三家英治 『現代日本小売経営戦略』 [[晃洋書房]]、1985年5月。ISBN 978-4771002906</ref><ref name="kijima-jusco-studies-1977-5">貴島操子 『ジャスコ急成長の秘密 連邦経営がもたらしたもの』 [[評言社 ]]、1977年5月。ISBN 978-4828200057</ref>、1970年（昭和45年）12月に小松駅前に竣工した尚成ビルに小松店を開店して北陸へ進出することになった<ref name="big-store-close-renewal-2003">大型閉鎖店舗再生等対策の総合プロデュース人材育成事業 副読本 (Report). [[経済産業省]]. (2003年).</ref>。 1971年（昭和46年）3月には西友ストアー関西がコマストアーを吸収合併し<ref name="sakayori-area-coop-1981-6">[[坂寄俊雄]] 『地域生活と生協運動』 [[法律文化社]]、1981年6月。ISBN 978-4589009807</ref>、同年10月には西友ストアーが60%で魚力40%を出資して資本金1000万円で'''株式会社西友ストアー長野'''（後の[[エス・エス・ブイ]]）を設立する<ref name="season-history-1-1991-6-1" />など、関西や長野へも地場資本のスーパーと提携・合併する形で進出を図った。 しかし、西友ストアーが富山店を大和富山店のすぐ近くに出店したことがきっかけとなって1976年（昭和51年）8月に提携が解消となるなど北陸地区での展開は順調にはいかなかった<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 また、1973年（昭和48年）12月に清水店、1974年（昭和49年）6月に大分西友、1975年（昭和50年）4月に中込西友甲府店、同年6月に前橋店、同年9月に郡山店と相次いで地方百貨店型の店舗を出店して地方進出を図り、全国展開を目指した<ref name="season-history-2-1991-6-1">由井常彦 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』 [[リブロポート]]、1991年6月1日。ISBN 978-4845706259</ref>。 なかでも、1977年（昭和52年）6月に開店した「西武春日井ショッピングセンター」は開業後の数年間連続して対前年比で二桁の売上増を記録するなど大きな成功を収めた<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 ==== オリジナル商品の開発と質販店 ==== 1971年（昭和46年）に西友ラインとして独自商品の開発を開始し、1980年（昭和55年）12月5日から「[[良品計画|無印良品]]」の第一弾として37品目を発売するなど独自商品の開発を進めた<ref name="season-history-2-1991-6-1">由井常彦 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』 [[リブロポート]]、1991年6月1日。ISBN 978-4845706259</ref>。 1981年（昭和56年）に「故郷銘品」、1983年（昭和58年）に「主婦の目商品」、1984年（昭和59年）に「食の幸」など幅広い分野で独自商品の開発を進めた<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 1970年代末頃からは成熟した消費者を前提とした考え方に則って品質の高い商品の提供を行うことを目指した「質販店」を提唱し、百貨店感覚の洒落た商品を含めて提供することで単なる大量販売を行う量販店とは異なる店舗を目指した<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 ==== 関連事業の育成 ==== 1973年（昭和48年）9月にコンビニエンスストアのファミリーマート実験第1号店入曽店を埼玉県狭山市に開店し、1978年（昭和53年）3月にファミリーマート事業部を発足させ、1981年（昭和56年）9月にファミリーマートへ同事業を譲渡して独立させ、コンビニエンスストア大手の一つに成長させた<ref name="nissyoku-2011-9-15-4">“ファミリーマート30周年特集：ファミリーマートの沿革”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2011年9月15日)</ref>。 1975年（昭和50年）に惣菜事業に参入し<ref name="nissyoku-2003-3-21-2D">“若菜、新社長に村口雅英氏が就任”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年3月21日)</ref>、1986年（昭和61年）に資本金2億円で惣菜製造の若菜を設立して独立させた<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 1980年（昭和55年）12月5日に発売したプライベートブランドの無印良品も<ref name="season-history-2-1991-6-1" />1989年（平成元年）に100%出資子会社の「良品計画」を設立して1990年（平成2年）には無印良品の営業権を同社へ譲渡して小売事業として独立させる<ref name="postwar-fashion-story-1945-2000-2001-11-7">千村典生 『戦後ファッションストーリー 1945-2000』 [[平凡社]]、2001年11月7日。ISBN 978-4582620283</ref>など関連事業の育成・展開も進められた。 ==== セゾングループの中核企業 ==== 1960年代に創業者である[[堤康次郎]]の死去により[[西武グループ|西武鉄道グループ]]から分裂し、[[堤清二]]率いる[[セゾングループ]]の中核企業として規模拡大を押し進めた。 [[バブル景気|バブル期]]の1988年（昭和63年）9月30日には[[インターコンチネンタルホテルズ]]を買収して子会社化する<ref name="yomiuri-yearbook-1989">『読売年鑑 1989年版』 [[読売新聞社]]、1989年2月。</ref>などグループの規模拡大の中核を担った。 ==== バブル崩壊後の不良債権処理と事業売却 ==== しかし、[[バブル崩壊]]後に傘下の[[貸金業|ノンバンク]]「東京シティファイナンス」が多額の[[不良債権]]を抱えたことにより、ピーク時には約1兆2000億円の連結[[有利子負債]]を抱えるなど危機的状況に陥ることになった<ref name="nissyoku-2001-6-27-3M">“大手スーパー2000年度決算分析と今後の対応（4）西友”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年6月27日)</ref>。 そのため、当時90社あった関連企業を不採算企業の整理などで25社まで減らすこととなり、1998年（平成10年）上期にまず錦糸町西武や[[ウェルセーブ]]など関係会社9社を清算することになった<ref name="nissyoku-1998-8-31-3C">“西友、関連9社を清算へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年8月31日)</ref>。 この「東京シティファイナンス」の不良債権処理の際には同社自身が約1300億円、金融機関による債権放棄約2000億円のほか、西友が約2800億円を負担することになった<ref name="asahi-np-2013-3-11">多賀谷克彦 (2013年3月11日). “〈証言そのとき〉詩と芝居と経営と：8 知らぬ間に大穴が”. [[朝日新聞]](朝日新聞社)</ref>。 そのため、1998年（平成10年）に西友から[[スピンオフ#スピンオフ （ビジネス）|スピンオフ]]していた[[ファミリーマート]]・[[良品計画]]や<ref name="nissyoku-1998-2-25-4G">“西友、良品計画㈱の株式を海外機関投資家に売却”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年2月25日)</ref>、インターコンチネンタルホテルグループ<ref name="nissyoku-1998-2-27-2H">“西友、ICHRを英国バス社に売却で合意”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年2月27日)</ref>などの保有株式の大半を売却することになった。 この際のインターコンチネンタルホテル売却では1億2200万ドルの売却益を計上しており、他の売却案件と同じくその収益は関係会社の整理損失のカバーに当てられている<ref name="nissyoku-1998-9-4-3F>“西友、ホテル売却で特別利益105億円計上”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年9月4日)</ref>。 この「東京シティファイナンス」の不良債権処理は、[[西洋環境開発]]と併せてセゾングループ解体の引き金となった。 === 住友商事と業務・資本提携と食品スーパーの大量出店 === 本業の総合小売事業でも赤字店舗の大量閉鎖や百貨店業態店舗を総合スーパーの[[リヴィン]]へ業態転換して外商部門の廃止を行うなど規模の縮小も含めた事業再編を進め<ref name="nissyoku-2000-5-29-1G">“大手スーパーの2000年食品戦略（7）西友＜上＞”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年5月29日)</ref>、2000年（平成12年）2月期に東京シティファイナンスを含む約1200億円の特別損失を計上して3期連続の赤字となる<ref name="nissyoku-2000-3-8-2A">“西友2月期業績を下方修正”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2000年3月8日) </ref>など業績・財務の悪化が続くことになった。 こうした業績と財務の悪化に対応するため1999年（平成11年）度から資金回収が早い食品スーパーの出店に乗り出し<ref name="nissyoku-2000-9-18-3D">“西友、スーパーマーケット新店が好調”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年9月18日)</ref>、1999年（平成11年）度に7店<ref name="nissyoku-2000-9-18-3D" />、2000年（平成12年）度上期に10店<ref name="nissyoku-2000-9-18-3D" />、下期に25店と出店を加速させた<ref name="nissyoku-2000-10-20-5I">“西友、食品売場をさらに強化へ、4期ぶり最終黒字狙う”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年10月20日)</ref>。 こうしたスーパーマーケット事業への注力と資本強化の両面から、2000年（平成12年）4月に[[住友商事]]と業務・資本提携し<ref name="nissyoku-2000-4-14-1B">“住友商事が西友の筆頭株主に、首都圏のSM強化へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年4月14日)</ref>、同社が持株比率11.83%の筆頭株主となった<ref name="nissyoku-2000-6-2-1B">“西友との委員会活動スタート、住友商事・和田副社長に聞く”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年6月2日)</ref>。 住友商事は既にSMを展開する[[サミット_(チェーンストア)|サミット]]<ref>なお、サミットは元々住友商事とアメリカ合衆国第2位のスーパー「セーフウェイ」社との提携による合弁会社として設立されている。</ref>も運営しており、西友も含めて首都圏のスーパーマーケット戦略を進める構想であった<ref name="nissyoku-2000-4-14-1B" />。 その構想の一環として、同年8月31日には[[エス・エス・ブイ]]の株式を5%取得して子会社化し、翌日9月1日に九州8店を分社化して九州西友を設立するなど事業の再編を進めた<ref name="nissyoku-2000-8-25-3J">“西友が全国の店舗網再編、九州8店を分社化へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年8月25日)</ref>。 2000年（平成12年）5月1日には「ネットスーパー」を開業して順調に立ち上げ<ref name="nissyoku-2000-6-28-3G">“西友の「ネットスーパー」事業好調”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年6月28日)</ref>、大手スーパーの中では同事業で先行することになった<ref name="nissyoku-2000-10-9-3J">“ネットスーパー事業で明暗、配達時間で格差”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年10月9日)</ref>。 また、既存の店舗網を維持しながら出店速度を上げるため、2000年（平成12年）9月26日に9店舗の証券化によって320億円の資金を調達することを決める<ref name="nissyoku-2000-10-4-2H">“西友が9店舗を証券化、出店資金を調達”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年10月4日)</ref>など、店舗の証券化による資金調達でも大手スーパーとしては先行する形となった。 2001年（平成13年）3月1日には<ref name="nissyoku-2001-2-28-3G">“西友、スーパーマーケット運営部を事業部に格上げ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年2月28日)</ref>道内11店舗を分社化して北海道西友を設立し<ref name="nissyoku-2001-2-28-3H">“北海道西友、富澤司郎氏が初代社長、5年で店頭公開目指す”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年2月28日)</ref>、地域毎の分社化・分権化による地域特性に対応した営業体制の構築を目指した<ref name="nissyoku-2001-2-28-3G" />。 自社物流にこだわってきた方針を転換してメーカーや卸による物流を導入し<ref name="nissyoku-2000-5-31-1I">“大手スーパーの2000年食品戦略（8＝完）西友＜下＞”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年5月31日)</ref>、2000年（平成12年）10月20日に「伊藤忠食品座間加工食品センター」を稼働させて委託を開始したのを皮切りに<ref name="nissyoku-2001-1-29-2I">“伊藤忠食品、座間加工食品センターが稼働”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年1月29日)</ref>2001年（平成13年）1月29日に菱食へ委託したほか<ref name="nissyoku-2001-3-14-5C">“菱食、西友向けに加工食品センターを開設”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年3月14日)</ref>、国分へも委託を進め<ref name="nissyoku-2001-2-19-1D">“西友、関東地区の加工食品物流を卸3社に委託”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年2月19日)</ref>、同年12月に府中物流センターを子会社に譲渡して閉鎖する<ref name="nissyoku-2000-12-27-4D">“西友、子会社に物流センター譲渡”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年12月27日)</ref>など物流体制の再編も並行して行われた。 2001年（平成13年）8月28日には福岡の百貨店[[岩田屋]]が保有する地場スーパー[[サニー]]の株式を買収して傘下に入れることを発表する<ref name="nissyoku-2001-8-31-3E">“西友、岩田屋からサニーを買収、九州1200億円規模に”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年8月31日)</ref>、九州西友と合わせて九州地区の売り上げ拡大を図るなど食品スーパーを中心とした店舗網の拡大を図った。 しかし、2001年（平成13年）度下期に約30店舗の大量出店に踏み切った新店が伸び悩んだことで2002年（平成14年）2月期中間決算は現収で2桁減益となるなどこの食品スーパーの大量出店策は裏目に出る結果となった<ref name="nissyoku-2001-10-19-2E">“西友、惣菜充実・閉店時間繰下げで既存店立て直しへ”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年10月19日)</ref>。 また、大型店の出店は総合スーパーではなく、新生活百貨店の「リヴィン」と大型ショッピングセンターの「ザ・モール」を柱としていたが業績が伸び悩んだため、2002年（平成14年）3月に出店した「ザ・モールみずほ16」を最後に大型店の出店凍結を打ち出すことになった<ref name="nissyoku-2002-3-15-3I">“西友、大型出店を凍結”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年3月15日)</ref>。 === ウォルマート系列入り後 === ==== ウォルマートのとの提携 ==== 2002年（平成14年）3月14日に住友商事が仲介して世界最大のスーパーマーケットチェーンである[[アメリカ合衆国]]の「'''ウォルマート・ストアーズ'''」と包括的業務・資本提携をすると発表し、その傘下に入ることになった<ref name="nissyoku-2002-3-18-1B">“ウォルマートがついに日本上陸 住友商事が仲介、将来は西友を傘下に”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年3月18日)</ref>。 この提携は2002年（平成14年）5月に実施する第3者割当増資で株式の約6.1%を取得することから始まり、2007年（平成19年）末までに66.7%までの株式取得権を取り決めていた<ref name="nissyoku-2002-3-18-1B" />。 これを受けて2002年（平成14年）4月10日から本社内に共同作業チームを発足させてウォルマートとの提携による新たな経営計画の策定に入り<ref name="nissyoku-2002-4-24-3D">“西友、生鮮と惣菜強化へ、ウォルマート提携計画に着手”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年4月24日)</ref>、2003年（平成15年）3月にウォルマート・ストアーズから非常勤取締役5人を受け入れることになった<ref name="nissyoku-2003-1-17-3C">“西友、ウォルマートから役員受け入れ、新体制でスリム化図る”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年1月17日)</ref>。 2002年（平成14年）12月から<ref name="nissyoku-2003-3-19-1B">“西友、EDLPの柱「RB」迷走、大半のメーカーが納入に2の足”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年3月19日)</ref>ウォルマート流の'''[[EDLP]]'''（エブリディ・ロープライス）と呼ばれる「恒常的な低価格化」の販促企画「ロールバック」を導入したものの<ref name="nissyoku-2003-2-21-3B">“西友、ウォルマートの新販促企画「ロールバック」導入、売上げ倍増に手応え”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年2月21日)</ref>、競合他社への影響を含めて販売価格が低下することへの警戒から多くのメーカーや卸などの取引先が参加に及び腰となり、当初はこの「ロールバック」に協力した取引先からも協力を撤回するところが現れるなど開始早々からこの販促企画は迷走する形となった<ref name="nissyoku-2003-3-19-1B" />。 また、ウォルマートとの提携後の初の決算となった2003年（平成15年）2月期には西武百貨店株の評価損約355億円を特別損失として計上したほか<ref name="nissyoku-2003-2-28-3B">“西友、西武百貨店株評価減で特別損失、今期予想を下方修正、来期立て直し図る”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年2月28日)</ref>東京シティファイナンス関連の損失引当などもあったため<ref name="nissyoku-2003-4-30-3G">“西友、2003年2月期決算は非食品伸び悩み大幅減益に”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年4月30日)</ref>、1200億円以上の最終損失という大幅な赤字決算となった<ref name="nissyoku-2003-4-30-3G" />。 ==== ウォルマートのノウハウやシステムの導入 ==== ウォルマートのノウハウを導入するための組織改革として経営監督と業務執行の機能を分ける米国型の企業統治体制である「委員会等設置会社」への移行も2003年（平成15年）5月29日に行われることになった<ref name="nissyoku-2003-5-7-3C">“西友、「委員会等設置会社」に、米国型経営体制へ移行”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年5月7日)</ref>。 作業を省力化する什器や大量単品陳列などのウォルマートのノウハウを導入による低コスト運営を目指した店舗の改装なども行った<ref name="nissyoku-2003-7-21-18A">“全国小売流通特集：2003年注目の新店舗戦略＝西友”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年7月21日)</ref>。 ところが、EDLP（毎日低価格）の方針に則ってチラシ特売など販促を削減したことで相対的に価格競争力が低下したことなどが影響して2003年（平成15年）12月期中間期が経常赤字に転落するなど業績の悪化がした<ref name="nissyoku-2003-10-24-6E">“西友、2003年12月期中間決算、冷夏影響で減収、経常赤字に”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年10月24日)</ref>ため、デフレ対応の一環として「均一セール」の実施に踏み切るなどEDLP（毎日低価格）に逆行する営業戦略も実施された<ref name="nissyoku-2003-9-22-1D">“近畿・中国・四国小売流通特集：検証・確かに「効果あり」ですが＝均一セール”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年9月22日)</ref>。 しかし、こうした業績の悪化要因はウォルマート方式に切り換えたのは組織と一部店舗の什器など一部に過ぎないことの見方もあり<ref name="nissyoku-2003-11-19-3A">“大手スーパー2003年度中間決算分析（下）西友・ダイエー”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年11月19日)</ref>、2003年（平成15年）10月14日には販売管理費率を20%未満に抑える低コスト構造をウォルマートのノウハウを導入により実現することでEDLP（毎日低価格）の実現を目指す新たな経営再建策「5カ年アクションプラン」を発表してウォルマート流による再建を目指すことになった<ref name="nissyoku-2003-10-17-1D">“西友、5年後の販管費率20%未満目指す”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年10月17日)</ref>。 2003年（平成15年）12月期決算は経費節減で予想よりも赤字幅は縮小したものの最終赤字に転落し<ref name="nissyoku-2004-2-27-3G">“西友、12月期決算は予想上回る利益で当期損失縮小”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年2月27日)</ref>、2004年（平成16年）1月16日にはグループ3社正社員約6,200人のうち約1,600人の早期退職制度（非正規雇用で継続または退職）による人員削減を行うことを発表し<ref name="nissyoku-2004-1-23-2F">“西友、希望退職1600人募集、今期人員25%削減で経営再建総仕上げへ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年1月23日)</ref>、予定通り約1,600人の応募があり<ref name="nissyoku-2004-2-27-3I">“西友、希望退職者1600人、人件費30億円圧縮へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年2月27日)</ref>、経費節減による再建を目指すことになった。 また、2004年（平成16年）度に店頭商品を単品管理する店舗情報管理システム「スマートシステム」を直営全店に配備すると共に取引先も参加する商品情報管理システム「リテールリンク」を導入するなどウォルマートの商品管理システムの導入が進められることになった<ref name="nissyoku-2004-2-20-3A">“西友、ウォルマートのノウハウ導入加速、店舗情報システム本格稼働へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年2月20日)</ref>。 こうしたシステム化の一環として惣菜や刺身など店内加工商品の生産計画システムを構築して各店舗に導入することも行われたが、ウォルマートが生鮮食料品の管理ノウハウを持たないため、西友の生鮮食料品に関するノウハウを活用してシステム化を図る形となった<ref name="nissyoku-2004-8-13-3C">“西友、惣菜・鮮魚などの店内加工に生産計画システム導入”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年8月13日)</ref>。 こうしたウォルマート流の中間流通機能を内部化する動きに対しては自社の方針と相いれないとして2004年（平成16年）5月に大手食品卸会社の[[菱食]]が取引を終了する<ref name="nissyoku-2004-7-7-1A">“菱食・後藤雅治社長語る 西友と取引終了した背景 日本型流通機能に自信”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年7月7日)</ref> など卸売業者が活躍する日本の流通市場との軋轢を生むことにもなった。 2004年（平成16年）4月7日にウォルマートの主力業態であるスーパーセンター第1号店として沼津店を開店するなど業態面でもウォルマート方式の導入を図った<ref name="nissyoku-2004-4-12-1I">“西友「沼津店」、WM主力業態に注力 SuCいまだ発展途上”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年4月12日)</ref> 。 ところが、ウォルマートの情報システム導入と希望退職による人員削減を並行して行ったことが裏目に出て店舗の運営に支障が出るなどして2004年（平成16年）12月期中間決算で売上が目標を下回るなど経営の混乱が続くことになった<ref name="nissyoku-2004-9-1-3C">“西友04年度中間決算、営業収益が予想下回る”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年9月1日)</ref> 。 それでも予定通り2004年（平成16年）下期までに店舗情報管理システム「スマートシステム」と基幹商品情報管理システム「リテールリンク」というウォルマートのシステムを全店に導入すると共に、2005年（平成17年）度から加工食品・日用雑貨部門で商品の自動発注を開始するなどウォルマート流のシステム化による業務改革が進められることになった<ref name="nissyoku-2004-9-1-3E">“西友、加工食品の自動発注開始 システム導入完了で05年度から”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年9月1日)</ref> 。 そして、2005年（平成17年）12月期にウォルマートの自動補充システムを首都圏を中心に百数十店に導入することになった<ref name="nissyoku-2005-8-22-1D">川崎博之(2005年8月22日). “西友、米ウォルマートの自動補充システムを導入 低コスト運営一段と進める”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社)</ref>。 ただし、長期販促企画の名称をウォルマート流「ロールバック」に一本化するものの、特売が主流の日本市場の実情に合わせて原則3ヵ月間以上の長期特売に性格付けを変えて日本流中間的な低価格戦略とすることで徐々にEDLP（毎日低価格）へ移行する戦略に軌道修正を図った<ref name="nissyoku-2004-10-20-3C">“西友、ウォルマート流の「ロールバック」を3カ月特売に変更”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年10月20日)</ref>。 また、加工食品や飲料などのプライベートブランドであるグレートバリューやファミリーカジュアル衣料品のシンプリーベーシック等のウォルマートのプライベートブランドも2004年（平成16年）より導入されたが、容量・味などが日本の市場に合わないケースもあり、必ずしも順調な導入とはならなかった<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D">“西友、「生鮮」開発にも自信、独自基準で取り組み”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年10月1日)</ref>。 システムだけでなく、ウォルマート流の低コスト運営には自社物流が欠かせないとして再度自社物流へ転換するため、食料品から衣料品や住居用品をフルラインで扱う<ref name="nissyoku-2004-7-19-3A">“西友、関東に自社RDC開設 WM流でEDLC実現、06年夏に稼働へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年7月19日)</ref>常温・冷蔵・冷凍の全温度帯全品目に対応した自社用の広域流通センターである「西友三郷物流センター」を<ref name="nissyoku-2005-3-4-1G">“ウォルマート、「西友三郷物流センター」着工 初の全温度帯対応”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2005年3月4日)</ref>埼玉県三郷市に開設することで<ref name="nissyoku-2004-7-19-3A" />首都圏9ヵ所の物流拠点を2ヵ所に集約することを目指した<ref name="nissyoku-2005-3-4-1G" />。 ==== グループの再編 ==== ウォルマート流のEDLP（エブリディ・ロープライス＝毎日低価格）の確立を早期に行うためにも一体的な運営が必要だとして2003年（平成15年）7月1日付でエス・エス・ブイを株式交換により完全子会社化し<ref name="nissyoku-2003-4-25-2D">“西友、系列SMのエス・エス・ブイを完全子会社化、WM流EDLP早期確立へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年4月25日)</ref>、2004年（平成16年）4月1日から系列のスーパーを含めた地域毎の一体的な店舗運営の共同運営を始めるなどグループの再編も進められた<ref name="nissyoku-2004-4-7-3B">“西友、系列SM5社を実質経営統合 店舗運営・商品調達などを一本化へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年4月7日)</ref>。 その一方では、再建策の一環として2003年（平成15年）9月30日に[[リウボウ|リウボウインダストリー]]やリウボウストアーの株式を全て売却して資本提携を解消して沖縄から撤退するなど関連事業の整理も一段と進められることになった<ref name="nissyoku-2003-10-10-2E">“西友、リウボウと合弁の百貨店・SM事業から撤退”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年10月10日)</ref>。 その一方では、伊藤忠商事が保有していた全株を2004年（平成16年）3月26日に取得して出資比率を約88.8%に引き上げ<ref name="nissyoku-2004-2-27-3H">“西友、サニー株を取得、九州西友と経営一体化”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年2月27日)</ref>、同年6月1日には株式交換方式によりヤマエ久野などグループ以外が保有する株式を取得して完全子会社化した<ref name="nissyoku-2004-4-28-3B">“西友、サニー全株取得で完全子会社に、系列SM統合へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年4月28日)</ref>。 こうしてグループのスーパー全社を完全子会社として経営統合を一段と進め<ref name="nissyoku-2004-4-28-3B" />、2005年（平成17年）9月1日付で系列スーパー5社の社長を営業統括部長が兼務して経営を事実上一本化した<ref name="nissyoku-2005-9-9-5L">“西友、系列5社の社長に中村一夫氏”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2005年9月9日)</ref>。 その他にも、2004年（平成16年）4月1日からグループ5社も含めた全国約400店舗を6地域に再編して共同運営するのを皮切りに運営の一体化を進め、商品調達や販促活動なども段階的に一体化を進めてスケールメリットを活かした経営効率化を図ることになった<ref name="nissyoku-2004-4-7-3B">“西友、系列SM5社を実質経営統合 店舗運営・商品調達などを一本化へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年4月7日)</ref>。 ==== ウォルマートの子会社へ ==== 2005年（平成17年）12月21日に行われた増資引き受けでウォルマートの出資比率は過半数を超え、同社の子会社となった<ref name="nissyoku-2005-12-19-2F">“ウォルマート、西友の生鮮ノウハウを海外店舗に導入へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2005年12月19日)</ref>。 こうしたウォルマートの支援にもかかわらず、2005年（平成17年）12月期連結決算は減収となり赤字幅も拡大と低迷が続くことになった<ref name="nissyoku-2006-2-24-10F">“西友、2005年12月期連結決算は減収、赤字幅も拡大”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2006年2月24日)</ref>。 このため、2006年（平成18年）12月期に食品スーパー業態を中心に既存店の改装を大幅に増やして客数増による売上げ拡大を目指し<ref name="nissyoku-2006-2-22-1G">“西友、SM中心に既存店65店改装 今期は顧客満足へ積極投資”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2006年2月22日)</ref>、73店で実施した改装の効果で既存店の売上げが15年ぶりに前年を上回って営業増益となった<ref name="nissyoku-2007-2-26-7G">“西友、2006年12月期連結決算”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2007年2月26日)</ref>。 しかし、その後も業績回復が進まなかったことから2007年（平成19年）10月8日からグループ会社を含め450人規模の早期退職者を募集する2度目の大規模な人員削減に踏み切る<ref name="nissyoku-2007-9-24-3H">“西友、450の早期退職を募集 スリム化で業績回復へ”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2007年9月24日)</ref>と共に、同月23日から12月4日まで[[株式公開買い付け|TOB]]を行って<ref name="nissyoku-2007-10-24-1A">“ウォルマート、西友を完全子会社化へ 取引先に日本事業継続示す”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2007年10月24日)</ref>2008年（平成20年）4月19日に完全子会社化されることになった<ref name="nissyoku-2008-2-20-2">“ウォルマート、対日戦略で苦戦 西友支援は長引く公算”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2008年2月20日)</ref>。 （直接の株式保有は、ウォルマート・ストアーズの孫会社で資産管理会社である[[オランダ]]の「ワイオミング ホールディング ジーエムビーエイチ（Wyoming Holding GmbH）」） 2008年（平成20年）7月1日に完全子会社となっていたサニー、エス・エス・ブイ、九州西友、北海道西友、東北西友の5社を吸収合併して、グループのスーパー事業は完全に一体化し<ref name="nissyoku-2008-5-23-2">“西友、食品スーパー子会社5社を吸収合併 経営資源の最適配分で”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2008年5月23日)</ref>。同年9月29日には3度目となる約350人の正社員の早期退職者募集と約20店の閉鎖という新たなリストラ策を発表する<ref name="nissyoku-2008-10-1-2">“西友、ウォルマート流へ経営転換 スリム化で“攻勢”に備える”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2008年10月1日)</ref>など経営合理化を相次いで打ち出された。 ウォルマートの完全子会社となった後の最初の決算となった2008年（平成20年）12月期は売上高8009億7500万円で営業利益1億5600万円を上げたものの、経常損失47億6400万円で純損失257億9300万円という大幅な赤字が継続し、純資産が101億円まで減少する結果となった<ref name="nissyoku-2009-4-8-4">“西友、08年12月期業績は純損失計上”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年4月8日)</ref>。 2009年（平成21年）3月1日には日本事業を統括する中間持株会社「ウォルマート・ジャパン・ホールディングス[[合同会社]]」の完全子会社へ移行し<ref name="nissyoku-2009-3-4-1">“米ウォルマート、M＆A促進へ 西友を持ち株会社の子会社に”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年3月4日)</ref>、同年9月1日付で合同会社に改組することになった<ref name="nissyoku-2009-9-9-4">“西友、9月1日付で合同会社に改組”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年9月9日)</ref>。 ==== 低価格戦略の徹底 ==== 2008年（平成20年）12月から生鮮食品を除く全食品をEDLP（毎日低価格）戦略とすると共に<ref name="nissyoku-2008-12-8-1">“西友、全加工食品をEDLP化 全店で来店客対策”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2008年12月8日)</ref>、より安い価格の他店のチラシ広告を持参した顧客にその価格で販売する「地域でいちばん安いお店をめざします」という戦略をのチラシで銘打つなど低価格戦略の強化を図った<ref name="nissyoku-2008-12-10-4">“西友、「低価格宣言」で攻勢 大手に対抗打ち出す”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2008年12月10日)</ref>。 さらに2009年（平成21年）1月23日から住居用品1400品目を値下げしたほか<ref name="nissyoku-2009-1-28-4">“西友、ウォルマートの調達力で値下げ”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年1月28日)</ref>。同年2月から米国産豚肉全品を値下げするなど生鮮食料品を含めてウォルマートの国際調達網を活用して低価格戦略を一段と推し進めることになった<ref name="nissyoku-2009-2-4-4">“西友、ウォルマートの調達力駆使し生鮮品も値下げ 低価格路線さらに加速”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年2月4日)</ref>。 こうした低価格戦略で来店客数と既存店売上高が前年比でプラスに転じたことから、2009年（平成21年）4月中旬までに非生鮮食料品をEDLP（毎日低価格）に移行するなどよりウォルマート色の強い戦略が展開されることになった<ref name="nissyoku-2009-3-4-2">“西友、NB1800品目をEDLPに移行へ”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年3月4日)</ref>。 また、惣菜についても2008年（平成20年）12月から68円のおにぎり<ref name="nissyoku-2009-4-15-4">“西友、子会社「若菜」から298円弁当発売 毎日低価格品拡充で”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年4月15日)</ref>、2009年（平成21年）4月6日から298円の弁当<ref name="nissyoku-2009-4-22-22">“日本惣菜協会創立30周年記念特集：惣菜最前線・スーパー＝西友”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年4月22日)</ref>、同年5月18日から49円のコロッケを発売するなどEDLP（毎日低価格）化が進められていった<ref name="nissyoku-2009-5-27-4">“西友、EDLP惣菜で49円コロッケ発売”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年5月27日)</ref>。 こうしたEDLP（毎日低価格）戦略に伴い、2010年（平成22年）には冷凍食品の割引表示による安値訴求を廃止し、実売価格による表示のみへ移行させた<ref name="nissyoku-2010-3-17-4">“西友、冷凍食品の割引表示廃止”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2010年3月17日)</ref>。 また、生鮮食料品についてもウォルマートの国際調達網を活用した米国産を中心にEDLP（毎日低価格）戦略を展開している<ref name="nissyoku-2012-7-25-12">“西友、米国産生鮮品に注力 1.5～2倍目指す”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2012年7月25日)</ref>。 こうしたウォルマートの国際調達網活用を一段と進めるため、2013年（平成25年）1月から欧州の加工食品の直輸入を開始することになった<ref name="nissyoku-2012-10-26-1">“ウォルマートが新輸出戦略 欧州に食品調達を集約 日本市場で実験開始 西友、直輸入へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2012年10月26日)</ref>。 そして、2010年（平成22年）7月以降、東京都[[北区 (東京都)|北区]][[赤羽]]に所在する本社に「ウォルマート」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]を掲げ始め、「ウォルマート」のカード発行、「Walmart」と書かれた[[マイバッグ運動|エコバッグ]]の販売、「○○（「野菜」「果物」など）が安い!その理由は『Walmart』」のポスター表示など、徐々に「ウォルマート」の表示を出し始めている。時期は未定だが、近い将来、「西友」（「サニー」）ブランド自体も変え、「新しい[[屋号]]＝ウォルマート」を使用するつもりでいるとされている<ref>『[[日経ビジネス]]』2010年8月9・16日号（[[日経BP|日経BP社]]）「スーパー最終戦争」記事、および[[朝日新聞]]2011年3月3日付 経済面記事</ref>。 さらに、山手線周辺の高級住宅街での市場獲得を目指して展開していた高級スーパー「フードマガジン」も残っていた[[六本木ヒルズ]]店を2011年（平成23年）8月に閉店し、低価格戦略への特化を進めることになった<ref name="nikkei-np-2011-6-23">“西友、8月にも高級スーパー撤退 低価格路線に集中”. [[日本経済新聞]] (日本経済新聞社).(2011年6月23日)</ref>。 === セゾン/西武グループとの関係 === 1956年に設立された西武百貨店の一部門である西武ストアーを前身とするが、ウォルマートの完全子会社化により西武鉄道グループ・西武百貨店（旧セゾングループ）との資本関係はなくなっている。しかし実質的な[[ハウスカード]]は[[クレディセゾン]]のセゾンカードであり、また東京都・埼玉県西部を中心に西武鉄道からの建物賃貸を受けて運営する店舗が多数存在するなど、緩やかな提携関係は続いている。また、[[埼玉西武ライオンズ]]のゲームスポンサーとして活動を継続しているが、優勝セールは2004年（平成16年）を最後に行われなくなり、2008年（平成20年）に優勝した際は[[そごう・西武]]（旧・ミレニアムリテイリング）・[[ロフト (雑貨店)|ロフト]]の親会社である[[セブン&アイ・ホールディングス]]傘下のイトーヨーカ堂で行われるようになった。2009年（平成21年）には僅かに所有していた[[シェルガーデン]]株を全てそごう・西武へ売却した。 なお、全てのセゾンカード（[[UCカード|セゾンUCカード]]は除く）を対象に、月間2 - 4日程度「セゾンカード感謝デー」と称した優待日を設定しており、金券や書籍類、酒類、タバコなどを除いた全ての商品がレジ精算金額（セール価格含む）よりさらに明細書上で5[[パーセント|%]]割引で請求される。一部の店舗には[[クレディセゾン#セゾンカウンター|セゾンカウンター]]が設置されている。 2010年（平成22年）10月1日から西友での決済で常時1%割引（永久不滅ポイントは付かない。なお、セゾンカード感謝デーはそちらの優待のみとなる）になるセゾンとの提携クレジットカード「ウォルマートカード」を導入した<ref name="nissyoku-2010-9-15-4">“ウォルマートと西友、単純・明快で訴求 EDLP強化へクレジット決済に特典”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2010年9月15日)</ref>。 == 沿革 == * [[1956年]]（[[昭和]]31年）2月 - [[西武百貨店]]が資本金500万円で西武ストアーを設立。 * [[1958年]]（昭和33年）10月1日 - 西武ストアー1号店土浦店開店<ref name="season-history-list-1991-11-1">セゾングループ史編纂委員会 『セゾンの活動 年表・資料集』 [[リブロポート]]、1991年11月1日。ISBN 978-4845706266</ref> * [[1963年]]（昭和38年）4月19日 - 資本金2000万円で株式会社西友ストアーとして発足<ref name="nissyoku-1993-9-28-29A">“西友30周年特集 西友30年の軌跡 商業問題研究所代表・高山邦輔氏”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1993年9月28日)</ref>。「西武の友」が由来。 * [[1970年]]（昭和45年）11月 - 「いとはん」（後の北陸ジャスコ）と提携<ref name="miya-retailt-strategy-1985-5" /><ref name="kijima-jusco-studies-1977-5" />。 * [[1971年]]（昭和46年） ** 3月 - 西友ストアー関西がコマストアーを吸収合併<ref name="sakayori-area-coop-1981-6">[[坂寄俊雄]] 『地域生活と生協運動』 [[法律文化社]]、1981年6月。ISBN 978-4589009807</ref> ** 10月 - 西友ストアーが60%で魚力40%を出資して資本金1000万円で'''株式会社西友ストアー長野'''（後の[[エス・エス・ブイ]]）を設立<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 * [[1972年]]（昭和47年） - 西友ス卜ア北陸を設立<ref name="kijima-jusco-studies-1977-5" />。 * [[1973年]]（昭和48年） ** [[6月]] - 西友ストアーとして創業10年を期に、[[コーポレートアイデンティティ|CI]]導入（デザイン：帆足実生）。赤に「S」を具象化したマークに変更、それまでは西武鉄道の社章を引用していた。 ** 9月 - コンビニエンスストアのファミリーマート実験第1号店入曽店を埼玉県狭山市に開店<ref name="nissyoku-2011-9-15-4" />。 * [[1974年]]（昭和49年）4月 - 中込百貨店(甲府)と提携<ref name="sakayori-area-coop-1981-6" />。 * [[1975年]]（昭和50年） - 惣菜事業に参入<ref name="nissyoku-2003-3-21-2D" />。 * [[1978年]]（昭和53年）3月 - ファミリーマート事業部を発足<ref name="nissyoku-2011-9-15-4" />。 * [[1980年]]（昭和55年） - オリジナルブランドの「[[良品計画|無印良品]]」を開発。後、「西武」の名を被せた新生活百貨店「[[リヴィン|LIVIN]]」や、モダンリビングのトレンドを先取りした「DAIK（ダイク）」なども展開することになる。 * [[1981年]]（昭和56年）9月1日 - ファミリーマート事業を株式会社ファミリーマートへ譲渡<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * [[1983年]]（昭和58年）6月 - 社名を株式会社西友に変更。「無印良品青山」を開店。同時期にロゴマークも、現在のものに変更（デザイン：[[松永真]]）。 * [[1986年]]（昭和61年） - 資本金2億円で惣菜製造の若菜を設立<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * [[1988年]]（昭和63年） ** 3月1日 - 関西西友を吸収合併<ref name="season-national-network-1988-9">セゾン研究会フォーラム 『西武セゾン連邦 堤清二の「全国ネットワーク戦略」構想』 [[ソフトバンククリエイティブ]]、1988年9月。ISBN 978-4890520077</ref>。 ** 9月30日 - 「インターコンチネンタル,ホテルコーポレーション」を買収<ref name="yomiuri-yearbook-1989" />。 * [[1990年]]（[[平成]]2年） - 無印良品の営業権を良品計画へ譲渡<ref name="postwar-fashion-story-1945-2000-2001-11-7" />。 * [[1991年]]（平成3年） - [[仙台市]]の「[[エンドーチェーン]]」（後の東北西友）と業務提携。 * [[1992年]]（平成4年）8月 - 「川越食品流通センター」が完成<ref name="nissyoku-1993-9-28-48A">“西友30周年特集 目で見る「川越食品流通センター」 低温帯流通が軸”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1993年9月28日)</ref>。 * [[1995年]]（平成7年） ** 4月 - デイリーファーム・インターナショナル・ホールディングスと合弁で<ref name="weekly-nikkei-buisiness-1998-3-2">“日本で通用しなかった香港スーパー　安さ追求に3つの誤算、進出からわずか3年で撤退”. [[日経ビジネス]] 1998年3月2日号 ([[日経BP社]]). (1998年3月2日).</ref>式会社ディエフアイ西友を設立<ref name="nissyoku-1995-3-20-2f">“西友、デイリーファーム社と新会社、関東中心に食品DSに進出”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (1995年3月20日)</ref>。 ** 西友タイランドを設立<ref name="nissyoku-2003-6-20-3E">“西友、タイSM事業を撤退”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年6月20日)</ref>。 * [[1998年]]（平成10年） ** 2月 - [[第一勧業銀行]]（現・[[みずほ銀行]]）の仲介によりファミリーマート株全2862万株を1350億円で[[伊藤忠商事]]に売却し、ファミリーマートの筆頭株主が伊藤忠になる<ref name="nissyoku-1998-2-6-1G>“西友、ファミリーマート全株を伊藤忠に売却 セゾングループ経営立て直しへ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年2月6日)</ref>。 ** 2月 - インターコンチネンタル・ホテルズ・アンド・リゾーツ（ICHR）を英国のバス社に29億米ドルで売却<ref name="nissyoku-1998-2-27-2H">“西友、ICHRを英国バス社に売却で合意”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1998年2月27日)</ref>。 ** 3月 - 食料品・日用雑貨のプライベートブランド「エスリボン」を廃止し<ref name="nissyoku-2000-3-15-1B">“西友がPBを刷新、菓子部門から投入”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年3月15日)</ref>、食料品・日用雑貨のプライベートブランド「西友ファインセレクト」を発売<ref name="nissyoku-2000-3-24-3B">“西友、新PBブランド発売”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年3月24日)</ref>。 ** 上期 - 錦糸町西武や[[ウェルセーブ]]など関係会社9社を清算<ref name="nissyoku-1998-8-31-3C" />。 * [[2000年]]（平成12年） ** 4月 - 住友商事と業務・資本提携し、筆頭株主となる<ref name="nissyoku-2000-4-14-1B" />。 ** 5月1日 - 「[[ネットスーパー]]」を開業<ref name="nissyoku-2000-6-28-3G" />。 ** 9月1日 - 九州8店を分社化し、九州西友を設立<ref name="nissyoku-2000-8-25-3J" />。 * [[2001年]]（平成13年） ** 3月1日<ref name="nissyoku-2001-2-28-3G" /> - 北海道内11店舗を分社化し、北海道西友を設立<ref name="nissyoku-2001-2-28-3H" />。 ** 3月1日 - 西友フーズの事業を本体に統合<ref name="nissyoku-2001-6-15-3F">“西友、子会社「西友フーズ」を解散”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年6月15日)</ref>。 ** 3月31日 - ムジ・ホンコン（株）を設立<ref name="nissyoku-2001-4-13-3B">“良品計画が香港に再進出、今年中に3店舗展開を計画”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年4月13日)</ref>。 ** 6月1日 - エンドーチェーンを東北西友に社名変更<ref name="nissyoku-2001-6-6-3C">“エンドーチェーン、東北西友に社名変更”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年6月6日)</ref>。 ** 7月23日 - マーサ・スチュワート・リビング・オムニメディアと商品開発・出版事業について提携<ref name="nissyoku-2001-8-22-3G">“西友、リビング用品で米MSO社と提携”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年8月22日)</ref>。 ** 8月21日 - [[角川・エス・エス・コミュニケーションズ|エス・エス・コミュニケーションズ]]の株式の80%を角川書店（現[[角川グループホールディングス]]）に譲渡<ref name="nissyoku-2001-8-29-3G">“西友、出版事業子会社エス・エス・コミュニケーションズの株式を売却”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年8月29日)</ref>。 ** 8月28日 - 福岡の百貨店[[岩田屋]]が保有する地場スーパー[[サニー]]の株式を買収して傘下に入れることを発表<ref name="nissyoku-2001-8-31-3E" />。 ** 9月12日 - 金融子会社トーキョー・シティ・ファイナンス・アジアを解散<ref name="nissyoku-2001-9-12-3G">“西友、香港の金融子会社を解散”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2001年9月12日)</ref>。 * [[2002年]]（平成14年） ** 3月14日 - アメリカ合衆国のウォルマート・ストアーズと包括的提携をすると発表<ref name="nikkei-np-2002-3-15">“米ウオルマート、西友買収へ 資本・業務で提携”. [[日本経済新聞]] (日本経済新聞社).(2002年3月15日)</ref>。ウォルマートが筆頭株主に。 ** 5月 - 東北若菜を設立<ref name="nissyoku-2003-3-5-10B">“東北業務用流通特集：東北若菜仙台工場、効率化と味を追求するHACCP惣菜工場”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年3月5日)</ref>。 ** 9月 - 東北若菜仙台工場を竣工<ref name="nissyoku-2003-3-5-10B" />。 ** [[西友偽装肉返金事件|偽装肉返金事件]]（元町店（現元町北二十四条店）・狭山市駅前店）<ref name="taihan-news-2002-10-17-12">“西友狭山市駅前店と札幌市の元町店の食肉偽装は予想外に返金額高くついて大失敗”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年10月17日)</ref>。 * [[2003年]]（平成15年） ** 6月16日 - 西友タイランドを解散し、タイ事業から完全撤退<ref name="nissyoku-2003-6-20-3E" />。 ** 7月1日 - [[エス・エス・ブイ]]を株式交換で完全子会社化して上場廃止<ref name="nissyoku-2003-4-25-2D">“西友、系列SMのエス・エス・ブイを完全子会社化、WM流EDLP早期確立へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年4月25日)</ref> ** 8月30日 - 第3者割当増資によりウォルマートの出資比率が37.8%となる<ref name="nissyoku-2003-8-15-3B">“西友、増資でウォルマート37.8%に 営業力強化・利益改善へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年8月15日)</ref>。 ** 9月30日 - リウボウインダストリーやリウボウストアーの株式を全て売却して資本提携を解消<ref name="nissyoku-2003-10-10-2E" />。 * [[2004年]]（平成16年） ** 1月16日 - グループ3社で約1,600人の希望退職による人員削減を行うことを発表<ref name="nissyoku-2004-1-23-2F" />。 ** 4月1日 - 列SM5社を実質経営統合して地域毎の店舗運営の共同運営を開始<ref name="nissyoku-2004-4-7-3B">“西友、系列SM5社を実質経営統合 店舗運営・商品調達などを一本化へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年4月7日)</ref>。 ** 4月7日 - スーパーセンター第1号店として沼津店を開店<ref name="nissyoku-2004-4-12-1I" />。 ** 6月1日 - 株式交換でサニーを完全子会社化<ref name="nissyoku-2004-4-28-3B" />。 * [[2005年]]（平成17年） ** 10月7日 - リチャージ可能な[[プリペイドカード]]「西友ショッピングカード」導入。 ** 12月21日 - ウォルマートが発行済み株式の過半数を取得し、子会社となる<ref name="nissyoku-2005-12-19-2F" />。 * [[2007年]]（平成19年） ** 10月8日 - グループ会社を含め450人規模の早期退職者を募集開始<ref name="nissyoku-2007-9-24-3H" />。 ** 10月22日 - ウォルマートが、完全子会社化を目指して[[株式公開買い付け|TOB]]を行うことを発表<ref name="asahi-np-2007-10-23">“米ウオルマート、西友買収へ 資本・業務で提携”. [[朝日新聞]](朝日新聞社).(2007年10月23日)</ref>、これを受け[[東京証券取引所]]は西友の銘柄を監理ポストへ割り当て。 ** 10月23日 - TOBを開始。 ** 12月5日 - TOB成立。ウォルマートは全株式の95.1%を取得。 * [[2008年]]（平成20年） ** 4月19日 - 上場廃止。 ** 4月25日 - ウォルマートの完全子会社となる。 ** 7月1日 - 北海道西友、東北西友、九州西友、[[エス・エス・ブイ]]、[[サニー (スーパーマーケット)|サニー]]の5つの地域子会社を本体に吸収合併<ref>統合後も「サニー」の店舗ブランドについては引き続き継続使用されている。また、旧東北西友の店舗では統合前からの直営店との区別のため「THE FOOD FACTORY」ロゴが入っている。旧エス・エス・ブイにおいては、自社店舗及び担当する売り場において「SEIYU」ロゴの近くに「S.S.V」等のロゴを入れていたが統合の際に削除された。</ref>。 *[[2009年]]（平成21年） ** 3月1日 - 中間持株会社「ウォルマート・ジャパン・ホールディングス[[合同会社]]」の完全子会社へ移行<ref name="nissyoku-2009-3-4-1" />。 ** 9月1日 - 合同会社に改組<ref name="nissyoku-2009-9-9-4" />。 *[[2010年]]（平成22年）10月1日 - ウォルマートを冠したクレジットカードの発行を開始<ref name="nissyoku-2010-9-15-4">“ウォルマートと西友、単純・明快で訴求 EDLP強化へクレジット決済に特典”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2010年9月15日)</ref>。 *[[2011年]]（平成23年） ** 3月 - [[ネットスーパー]]を札幌と福岡で開始<ref name="nissyoku-2011-5-18-10">“西友、ネットスーパーを東海・関西で拡大”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2011年5月18日)</ref>。 ** 5月 - ネットスーパーを東海と関西で開始<ref name="nissyoku-2011-5-18-10" />。 ** 8月29日 - ネットスーパーを長野県で開始<ref name="nissyoku-2011-9-21-10">“西友、長野3店でネットスーパーを開始 今年度目標は全国125店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2011年9月21日)</ref>。 ** 9月15日 - ネットスーパーを宮城県で開始<ref name="nissyoku-2011-8-24-8">“西友、宮城6店でネットスーパー事業開始”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2011年8月24日)</ref>。 *[[2012年]]（平成24年） ** 7月1日 - 全店で一斉にレジ袋を有料化し、それとともにマイバッグ持参による値引きを廃止<ref name="nissyoku-2012-6-13-6">“西友、全店でレジ袋有料化”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2012年6月13日)</ref>。 ** 12月7日 - 新[[プライベートブランド]]「みなさまのお墨付き」および「きほんのき」発売開始<ref> [http://www.seiyu.co.jp/company/information/2012/2154.php 新プライベートブランド『みなさまのお墨付き』を発表] - プレスリリース（2012年12月5日）</ref>。 *[[2013年]]（平成25年） ** 1月 - 欧州の加工食品の直輸入を開始<ref name="nissyoku-2012-10-26-1">“ウォルマートが新輸出戦略 欧州に食品調達を集約 日本市場で実験開始 西友、直輸入へ”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2012年10月26日)</ref>。 ** 6月27日 - 店舗配送を基盤に運営するネットスーパーとセンター配送を基盤に運営するネットショッピングサイト<ref name="nissyoku-2013-12-11-12">“西友、無料配送購入額下げ ネット販売拡大狙う”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2013年12月11日)</ref>をSEIYUドットコムとして統合<ref name="nissyoku-2013-7-1-1">“西友、ネットサイトを統合”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2013年7月1日)</ref>。 == 運営形態 == * 西友 ** ゼネラルマーチャンダイズストア ** スーパーマーケット ** [[スーパーセンター]] - ウォルマート流のワンフロア店舗<ref name="nissyoku-2004-11-10-3C">“西友、来春オープンの「平塚店」で2フロアスーパーセンターを開発”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年11月10日)</ref>。沼津店<ref name="nissyoku-2004-4-12-1I" />、浜北店の2店舗のみが当てはまる。 ** 西友[[ネットスーパー]] * [[リヴィン]]（LIVIN） 「新生活百貨店」<ref name="nissyoku-2002-3-15-3I" />。大型店舗 * [[サニー (スーパーマーケット)|サニー]] - [[福岡県]]を中心に九州で運営されているスーパーマーケット。 * ショッピングセンター ** [[ザ・モール (ショッピングセンター)|ザ・モール]] - 総合スーパーを核店舗とする<ref name="nissyoku-2001-3-2-3D">“大手スーパーの店舗活性化戦略（5）西友”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年3月2日)</ref>コミュニティ型 ** 西友楽市 - 食品スーパーを核店舗とする<ref name="nissyoku-2001-3-2-3D" />ネイバーフッド型<ref name="nissyoku-2001-5-23-3C">“西友、「西友楽市守谷」を来年10月開店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年5月23日)</ref> ** EPO - 専門店型店舗。[[木更津市]]にも存在したが、[[小田原市]]のみ。 ==== 過去に展開していた店舗 ==== * DAIK - 都市型[[ホームセンター]]・生活雑貨店<ref name="nissyoku-2000-3-24-1A">“大競争時代の小売戦略（8＝完）販売戦略（下）”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2000年3月24日)</ref>。リヴィンや一部の西友店舗にも存在した。2014年現在は、リヴィン店舗は「住まいと暮らし館」などといった直営売り場、深沢店は西友名義のホームセンター店舗として存在。 * 西武店 - 西武百貨店の名称・[[デザイン|意匠]]を借りた百貨店型店舗（百貨店事業部→SEIBU事業部運営）。西武百貨店との間で一部店舗の持ち替えを経た後、当該店舗はリヴィンに転換。 ** SEIYO - 仙台店のみ。「西武店」と同じ事業部運営店舗だった。 * [[良品計画|無印良品]] - 1980年に[[プライベートブランド]] (PB) 商品として誕生。無印良品事業部運営のあと、本社から「良品計画」として分離・独立。 * [[ファミリーマート]] * フードプラス - 現在の新座店などに存在した。 * フードマガジン - 2001年（平成13年）11月28日に六本木店を皮切りに出店していた都市型スーパーマーケット<ref name="nissyoku-2001-12-7-3C">“西友、「フードマガジン六本木店」開店、都市型新業態で「食」の新しい切り口”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年12月7日)</ref>。2002年（平成14年）10月に既存店を業態転換した[[浜田山]]店<ref name="nissyoku-2003-1-1-58C">“元旦号・1集・2部：開拓・都市需要＝西友・フードマガジン”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年1月1日)</ref>も存在したが、後に浜田山は西友に再転換、六本木ヒルズ店は2011年（平成23年）8月に閉店して当事業から撤退した<ref name="nikkei-np-2011-6-23" />。 * デイリーフーズICHI == システム == [[販売時点情報管理|POSレジ]]は、[[IBM]]製を使用。ウォルマート傘下になる以前は「BCPOS」シリーズを採用していたが、2003年後半頃よりウォルマート仕様の機種に変わった。食品レジは同じ端末でL字型固定スキャナを備えた機種を採用している。 この機種は日本の[[コンビニエンスストア]]をはじめとする各種小売店で導入されている大型ディスプレイを備えた機種とは逆行し、操作画面は漢字対応[[ポケットベル]]のような2行の電光表示のみで、セール品などの値引き操作を行うにも煩雑なコマンドをキーボードに打ち込まなければならないことや、食品レジではPOSレジとチェッカーユニットが一体のため、混雑時に使う2人制に対応しておらず、レジ待ちの原因の一つとされている。2011年頃より、一部店舗ではタッチパネル対応の端末を導入している。 * 店舗・商品に関わるシステムもウォルマートより導入している。 ** '''スマートシステム''' - 店頭商品を単品管理する店舗情報管理システム<ref name="nissyoku-2004-2-20-3A" />。リテールリンクと組み合わせて、自動発注などが行えるとされる。 ** '''リテールリンク''' - 取引先も参加する商品情報管理システム<ref name="nissyoku-2004-2-20-3A" />。納入業者と在庫などの情報を直接共有し、店舗での販売機会損失ロス（在庫切れ）を回避したり、過剰な在庫を抱えないよう在庫のコントロールを担っている。 これらにより店長の裁量で近隣の競合店と同等の価格へ引き下げることが不可能となり、その問い合わせを店舗の責任者へ行っても「本社で管理している」旨しか回答できなくなっていた。上場廃止以前の[[株主総会]]で幾度も質疑応答されていたが、2008年秋に後述の「KY」施策により、チラシ掲載価格への値引き（都度の価格変更）が行われるようになった。ただし、チラシ掲載品以外の他店で安く売られている商品に対しての値引きは行われていない。 == プライベートブランド == プライベートブランドは、ウォルマート傘下になってから、「西友ファインセレクト」からウォルマートと同じ「Great Value」（グレートバリュー）へ切り替えられた。さらに、ウォルマートの既発製品の導入（本場の「Great Value」「[[#George|George]]」商品や、低価格な[[中華人民共和国|中国]]製[[トイレットペーパー]]・[[腕時計]]・[[CDプレーヤー#携帯型|ポータブルCDプレーヤー]]）の販売など、ユニークな試みも見られる。しかし、2012年（平成24年）には、新しいプライベートブランドとして「みなさまのお墨付き」と「きほんのき」を開発し、「グレートバリュー」については、直輸入品などの一部を除き、順次取り扱いを終了することとなった。この切り替えの背景には、プライベートブランドを取り巻く市場環境の変化と、その市場の中での「グレートバリュー」のブランド力が弱いことがあった<ref>[http://toyokeizai.net/articles/-/12007 ウォルマート流は通じず、西友がＰＢ刷新] - 東洋経済オンライン（2012年12月6日）</ref>。 * みなさまのお墨付き - 2012年（平成24年）12月7日から発売した品質を重視した西友独自のプライベートブランド<ref name="nissyoku-2012-12-12-4">“西友、顧客変化に新PBで対応 “品質良いもの安く買いたい””. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2012年12月12日)</ref>。ウォルマート傘下のスーパーマーケット、[[アズダ]]の手法を参考に、第三者機関が実施した調査において70％以上の評価を得たもののみを商品化。 * きほんのき - 調味料など価格が最重視される商品カテゴリーに限定して展開されているブランド。みなさまのお墨付きに比べて、さらに価格対応力を強化している。 * グレートバリュー - 2004年（平成16年）より導入された加工食品や飲料などのウォルマートのプライベートブランド<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D" />。ウォルマート基準によるものだが、食品を中心にファインセレクトからの移行による西友オリジナル品（[[チーズ]]類など）も存在。 * シンプリーベーシック - 2004年（平成16年）より導入されたファミリーカジュアル衣料品のウォルマートのプライベートブランド<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D" />。 * G - 2004年（平成16年）より導入されたヨーロピアンカジュアル衣料品のウォルマートプのライベートブランド<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D" />。 * メアリー&ケイト - 2004年（平成16年）より導入されたティーンズ向けアメリカンカジュアル衣料品のウォルマートのプライベートブランド<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D" />。 * キッドコレクション - 2004年（平成16年）より導入された玩具のウォルマートのプライベートブランド<ref name="nissyoku-2004-10-1-3D" />。 * エクストラスペシャルワイン - 2008年（平成20年）末より導入されたウォルマートグループの英国アズダのプライベートブランドワイン<ref name="nissyoku-2009-6-17-4">“西友、英国アズダ社のPBワインが好調 伸び率は計画の3.5倍”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2009年6月17日)</ref>。 === George === '''George''' （'''ジョージ'''）は、ウォルマートがグローバルに手がける衣料品ブランドであり、西友ではプライベートブランドして2005年頃より投入した。 元々は[[イギリス]]の大手スーパーのASDA（アズダ）のプライベートブランド (PB) 商品として1990年に生まれ、イギリス国内では価格も安い上にデザイン性に優れたブランドとして一定の地位を持っていた。ASDAは1999年にウォルマートに買収され子会社となったが、既にブランド力を持っていたGeorgeについては買収後イギリス以外のウォルマートグループでも販売を始め、世界的に展開する衣料ブランドとして確立するに至った。 [[H&M]]、[[ユニクロ]]のような[[ファストファッション]]<!--製品企画と製造については-->（[[製造小売業|製造型小売業]]）専門店<!--(SPA:Speciality store retailer of Private label Apparel)をとり、製品企画は本国であるが、製造を中国や[[東南アジア]]諸国からのサプライヤーや工場に頼る。この方式はH&M、ユニクロなどの多くの庶民向け低価格ブランドが低価格を実現するための秘訣であり、庶民向けブランドの製造の多くは中国や東南アジア諸国が中心となってまかなっている。-->がさまざまな工夫で消費者の支持を確立させていったのに比較すると、あくまでGeorgeはウォルマート系列店のみで扱うブランドという極めて内向きの戦略であり、<!--あくまでウォルマート店舗に付随したサブブランドにとどまり、-->内に篭った情報発信しかしないことから日本での知名度は今ひとつとなっている。 当初、イトーヨーカ堂などの他スーパーでの衣料品と比較して、イギリス好みの地味なデザインでかつ同程度の売価であったこと、情報発信もほとんどないため日本国外ですでに確立されたブランド力すらまったく発揮できず、「安かろう悪かろう」のイメージが定着し、衣料品の売上げが2007年度決算まで年々逓減する事態に陥っていた。 2008年には7,900円の[[背広|スーツ]]を発売。一定の品質に対する[[コストパフォーマンス]]が受け容れられ、『[[日経トレンディ]]』等にも低価格スーツの一つとして取り上げられる。カジュアル衣料にも力を入れはじめ、翌2009年から展開された「西友ファッションプロジェクト」への布石を作り出す形となった。 細身のシルエットが特徴であり、当初はなかったが現在は「SLIM FIT」というタグが付けられている。 === 過去に展開していたプライベートブランド === * 西友ライン - 1971年（昭和46年）に発売された初のプライベートブランド<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * [[良品計画|無印良品]] - 「わけあって、安い。」をキャッチフレーズに<ref name="asahi-np-2013-2-25">多賀谷克彦 (2013年2月25日). “〈証言そのとき〉詩と芝居と経営と：7 無印ブランド”. [[朝日新聞]](朝日新聞社)</ref>1980年（昭和55年）12月5日に発売されたプライベートブランド<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * 故郷銘品1 - 1981年（昭和56年）に発売されたプライベートブランド<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * 主婦の目商品 - 1983年（昭和58年）に発売されたプライベートブランド<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 * 食の幸 - 1984年（昭和59年）に発売された<ref name="season-history-2-1991-6-1" />生鮮食品のプライベートブランドで生産から販売までの一貫管理体制構築や明確な栽培・飼育管理による安心で美味しく手ごろな価格のを目指していた<ref name="nissyoku-2004-3-1-6A">“有力CSのPB戦略（2）西友 食品の課題はライン強化”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年3月1日)</ref> 。 * エスリボン - 食料品・日用雑貨のプライベートブランドで2000年（平成12年）3月に廃止され、西友ファインセレクトへ置き換えられた<ref name="nissyoku-2000-3-15-1B" />。 * 西友ファインセレクト - 2000年（平成12年）3月に発売された米アソシエイツ社と共同開発した<ref name="nissyoku-2000-3-15-1B" />食料品・日用雑貨のプライベートブランド<ref name="nissyoku-2000-3-24-3B" />。2004年（平成16年）11月現在で約500品目あった<ref name="nissyoku-2004-12-15-3F">“大手SMの食品開発（3）西友 カテゴリー開発でシェア拡大”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年12月15日)</ref>。 == KY戦略 == 2008年（平成20年）11月より、「'''KY'''（カカクヤスク）'''で行こう!'''」と称したキャンペーンの展開を開始した。従来からのEDLPに加えて、[[生鮮食品]]・[[冷凍食品]]を中心に従来より値段を格段に引き下げたり、他店のチラシに掲載された商品が西友の売価より安い場合は、チラシの掲載価格で販売する（値引く）'''チラシマッチ'''といった、従来の西友のイメージを覆させるかのような戦略を打ち出している。 また「'''SEIYU FASHION PROJECT'''」として、ユニクロ・[[しまむら]]等で支持されている低価格衣料品をGeorgeブランドで積極的に投入し、売上の底上げを図ろうとしている。2008年度の売上は2007年度比で6割増であったことがプレスリリースで触れられている。 これらの施策実施に伴い、築年数が相当経過した店舗を順次リニューアルさせたり、2008年11月からは[[コマーシャルメッセージ|テレビCM]]をかつてない程大量に[[スポットCM|スポット放映]]してアピールしている（後述）。2009年2月からは[[クレイジーケンバンド]]と[[タイアップ]]した作品も大量に放映された。 なお、「KY」は、「カカクヤスク」のローマ字頭文字を西友サイドでより抜いた用語とされている。ちなみに[[ギャル語]]発祥の「[[KY語]]」である'''KY'''＝『[[場の空気|空気読めない]]』が2007年に流行している。 この「KY」は「カカクヤスク」以外にも「'''クラシヤスク'''」、「'''カッコイイ（を）ヤスク'''」や「'''カデンもヤスク'''」にもCMによって引っ掛けている。 2011年（平成23年）1月27日から「バスプラ（バスケット・プライス）」の訴求に切り替えたため、このキャンペーンは終了した<ref name="nissyoku-2011-1-26-4">“西友、「バスケット・プライス」で価格優位性を訴求”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2011年1月26日)</ref>。 == 商品券・ギフトカード == かっては旧セゾングループの流れから、西友の[[商品券]]は西武百貨店・ロフト・[[パルコ]]各店で使用可能で、逆に西武百貨店の商品券も西友で使用可能であったが、資本構成の変化に伴い2006年5月末でこの取扱を終了した。 ただし、表面に「SEIBU」と表記された商品券であっても、裏面記載の発行元が「株式会社西友」である（かつての[[LIVIN|西友運営の西武店]]で発行された）場合は、西友の商品券同様、西友で利用できるが、西武百貨店・ロフト・パルコ各店では利用できない（パルコでの利用は可。http://www.seiyu.co.jp/pdf/faq/faq_4.pdf）。 なお、2005年（平成17年）よりクレジットカード型の磁気プリペイドカード「'''SEIYUショッピングカード'''」のサービスを開始した。西友店内の直営売場レジのみが利用対象となるが、あとからリチャージ（追加入金）が可能であるため、[[電子マネー]]的な使い勝手を兼ね備えている。持参人式のため紛失盗難時の残高補償はない。 2007年（平成19年）以降に展開されている同種のプリペイドカードである「イオンギフトカード」や「百貨店ギフトカード」（どちらもリチャージは不可）よりも先駆けて導入したことになるが、以前に[[そごう]]が「スマイルカード」（発売終了）を発行していた。 == 不祥事 == *狭山駅前店と札幌市元町店で輸入豚肉を国産と偽装して一年間販売<ref name="taihan-news-2002-10-10-11">“西友、狭山駅前店と札幌市元町店で輸入豚肉を国産と偽装して一年間販売”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年10月10日)</ref>。 *[[一般用医薬品]]販売のための「[[登録販売者]]」受験用「実務経験証明書」不正発行事件<br/>2012年11月3日、[[厚生労働省]]は西友が登録販売者試験を受験する自社従業員に対し実務経験時間を不正に水増しした虚偽の証明書を大量に発行していたと公表した<ref>{{cite news |title=薬品販売者試験で不正受験か　西友従業員200人超」 |newspaper=北海道新聞 |date=2012-11-04 |url=http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/416883.html |accessdate=2012-11-10}}</ref>。11月6日 西友は不正の事実を認め謝罪した。西友は19都道府県で282人分の実務経験の時間を長く偽るなどしたうその証明書を発行し、そのうち200名が合格、2012年8月末時点で70店舗、101人が販売業務に従事し、不正発覚後は2店で販売休止、45店で営業時間を短縮していた。西友の金山亮[[執行役員]]は不正が会社による[[組織]]ぐるみである可能性は否定した。厚生労働省がそれまでに不正で認可を取り消したのはそれまでで計168人で、西友による不正は過去最大規模になると見られる<ref>{{cite news |title=西友、不正合格200人 薬登録販売、組織ぐるみ否定 |newspaper=朝日新聞 |date=2012-11-06 |url=http://www.asahi.com/business/update/1106/TKY201211060617.html |accessdate=2012-11-10}}</ref><ref>{{cite news |title=西友、200人の不正受験認める 医薬品登録販売者 |newspaper=日本経済新聞 |date=2012-11-06 |url=http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG06020_W2A101C1CR0000/ |accessdate=2012-11-10}}</ref><ref>{{cite news |title=西友、虚偽の証明書発行認める 大衆薬「登録販売者」試験 |newspaper=産経新聞 |date=2012-11-06 |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121106/crm12110614110013-n1.htm |accessdate=2012-11-10}}</ref>。 *客による不適切行為<br/>2013年（平成25年）8月23日未明、河辺店([[東京都]][[青梅市]])において女子高生とみられる客2名が店内の冷蔵庫・食品陳列棚等に侵入し<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130827-OHT1T00027.htm?from=related 西友で女子高生が食品陳列棚に上がりネット投稿]（2013年8月27日　スポーツ報知　同8月27日）</ref>、その映像がブログ等を経由してインターネット上に公開されていた事が翌24日深夜発覚したため、西友は([[青梅警察署]]に通報の上)同26日深夜河辺店を臨時休業として商品入替および該当設備の清掃を実施した<ref>[http://www.seiyu.co.jp/information/important/2013/2576.php 西友河辺店の専門業者による特別清掃終了のお知らせ]（2013年8月27日　公式サイト内インフォメーション　同8月27日閲覧）</ref>。<!-- なお、当該客2名はいずれも[[ピザーラ]]のアルバイト従業員であり、同24日に勤務先においても[[ピザーラ#不祥事|同様の行為]]をしていた事が判明している<ref>[http://getnews.jp/archives/405776 炎上のピザーラ店員は西友でもご乱行　店は臨時休業し清掃「速やかに警察へ連絡致しました」]（2013年8月27日　ガジェット通信　同8月27日閲覧）</ref>。 --> 2007年（平成19年）10月に平塚店の[[エスカレーター]]で男児が首を挟まれ重体となる事故が発生し、緊急点検を行ったところ、横須賀店やLIVINよこすか店などの他の店舗の一部でも同様に基準と合致しない保護板が見つかり、交換修理を行うまでエスカレーターの運行を休止する事態となった<ref name="kanagawa-np-2007-10-20">“西友の一部店舗でエスカレーター停止状態続く／横須賀”. [[神奈川新聞]](神奈川新聞社). (2007年10月20日)</ref>。 == 店舗 == 2014年（平成26年）10月末時点で、373店舗で展開をしている<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8">“西友が県内4店舗閉鎖へ 地権者側に方針伝える” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (2014年11月8日)</ref>。 === 現在の店舗 === ''現行店舗については、[http://www.seiyu.co.jp/searchshop 西友店舗情報]を参照'' === 過去に存在した西友の店舗 === * ×は現在建物が解体された店舗。 ==== [[北海道]]・[[東北地方]] ==== ===== 北海道 ===== * 滝川店（1986年（昭和61年）開店<ref name="hokkaido-industrial-history-2002-11">大沼盛男 『北海道産業史』 [[北海道大学図書刊行会]]、2002年11月。ISBN 978-4832963313</ref> - 2003年（平成15年）8月31日閉店<ref name="hokkaido-np-2003-10-22">“旭友出店白紙撤回 滝川中心街に激震 賃貸料折り合わず 健康プラザ計画見直しも”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2003年10月22日)</ref>） : 滝川駅前再開発ビルの核店舗として出店していた<ref name="national-big-store-list-japan-2000">『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2000年版』 [[東洋経済新報社]]、2000年。</ref>。店舗面積7,361m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 * [[月寒]]店×（1973年（昭和48年）10月4日開店<ref name="new-sapporo-city-history-5-2005-3">札幌市教育委員会 『新札幌市史 第5巻通史5（下）』 [[北海道新聞社]]、2005年3月。</ref> - 1992年（平成4年）8月末閉店<ref name="hokkaido-np-1992-4-23">“競争激化、大型店。進むスクラップアンドビルド－西友、月寒店が閉店へ。札幌・西区などに新店舗”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (1992年4月23日)</ref>） : 西武流通グループの北海道1号店「ショッピングタウン月寒」として豊平区月寒中央通九丁目に出店した<ref name="new-sapporo-city-history-5-2005-3" />。 : [[パチンコ]]店「マンモス'21」 * [[岩見沢]]店（1988年（昭和63年）12月開店<ref name="hokkaido-np-2008-11-14">“西友、岩見沢店閉店へ 来年3月 合理化策で道内初”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2008年11月14日)</ref> - 2009年（平成21年）3月31日閉店<ref name="hokkaido-np-2009-4-1">“西友岩見沢が閉店 一部テナントは営業継続”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2009年4月1日)</ref>） → ビル残留テナントのみで営業 → 市民交流施設「[[岩見沢ポルタ|であえーる岩見沢]]」 : 岩見沢ポルタの核店舗として<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />地上5階・地下1階建てのビルのうち地上4階から地下1階に出店していた<ref name="hokkaido-np-2008-11-14" />。店舗面積8,600m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 : [[2004年]]（平成16年）11月3日に開店した[[ポスフール]]岩見沢店<ref name="hokkaido-np-2004-11-3">“きょうポスフール岩見沢店オープン”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2004年11月3日)</ref>の影響を受けて売上が減少し<ref name="hokkaido-np-2005-11-5">“ポスフール岩見沢店の初日 集客、目標2割上回る 西友は減 既存店に打撃も”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2004年11月5日)</ref>、閉店となった。 : 店舗跡は2012年（平成24年）4月1日に「であえーる岩見沢」として新装開業し<ref name="hokkaido-np-2012-5-23">“＜地域けいざい 現場から＞岩見沢 ポルタビル新装開店 再生、商店街への効果鍵”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2012年5月23日)</ref>、1階にいわみざわ農協のAコープが入居し<ref name="hokkaido-np-2012-3-7">“ポルタビル 4月1日新装開店 イベント多彩に盛大に 人形劇／コンサート／チビッコ餅つき大会”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2012年3月7日)</ref>、3階に岩見沢市教育委員会の教育や子育て関連部署が入居などが入居した<ref name="hokkaido-np-2012-4-3">“子育ての悩み 解消の場に 岩見沢市教委が4課集約 移転のポルタで業務開始”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2012年4月3日)</ref>。 * 函館西武店（函館市梁川町9<ref name="hakodate-np-2003-6-26">“西武函館店閉店セール始まる”. [[函館新聞]] (函館新聞社). (2003年6月26日)</ref>、1981年（昭和56年）3月開店<ref name="hakodate-np-2003-6-26" /> - 2003年（平成15年）8月10日閉店<ref name="hakodate-np-2003-8-12">喜多真哉 (2003年8月12日). “西武函館店が閉店”. [[函館新聞]] (函館新聞社)</ref>） : 西武百貨店40%、西武化学工業20%、西友ストアー15%、江原産業15% 、北海道西武10%という出資比率で設立した資本金10億円の「'''函館西武'''」が運営する形で開業した<ref name="season-history-2-1991-6-1" />。 : 1991年（平成3年）度に「西友」から譲渡することが公正取引委員会から許可を得られた<ref name="japan-fair-trade-commission-year-book-1991">『平成3年版 公正取引委員会年次報告 独占禁止白書』 [[公正取引委員会]]、1991年12月。</ref>ため、「西武北海道函館西武店」となった<ref name="national-big-store-list-japan-1994">『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 1994年版』 [[東洋経済新報社]]、1994年。</ref>。 : 1997年（平成9年）3月1日に西武百貨店に吸収合併されたため西武百貨店に移管され<ref name="hokkaido-np-2005-8-5">“トップが語る 西武百貨店旭川店 店長 佐野豊さん”. [[北海道新聞]] (北海道新聞社). (2005年8月5日)</ref>、2003年（平成15年）8月10日に閉店した<ref name="hakodate-np-2003-8-12">喜多真哉 (2003年8月12日). “西武函館店が閉店”. [[函館新聞]] (函館新聞社)</ref>。 : 西武百貨店函館店。延べ床面積約25,000m²の建物で<ref name="hakodate-np-2004-8-11">喜多真哉 (2004年8月11日). “函館西武閉店から1年”. [[函館新聞]] (函館新聞社)</ref>、店舗面積約12,300m²であった<ref name="hakodate-np-2003-6-26" />。 : 坂倉建築設計事務所の設計による大沼の白鳥を摸した建物で、1982年（昭和5年）6月には建築業協会賞を受賞している<ref name="season-history-2-1991-6-1">由井常彦 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 下巻』 [[リブロポート]]、1991年6月1日。ISBN 978-4845706259</ref>。 : 最盛期の1991年（平成3年）に売上高約128億円を上げたが、郊外型大型店との競合などの影響で2002年（平成14年）には売上高約82億円へ減少したため、西武百貨店の再建策の一環として閉店となった<ref name="hakodate-np-2003-6-26" />。 : 当店閉店後、本町から当店のあった梁川町への人の流れが減少し、隣接する[[テーオーデパート]]の売上が減少するなど店舗周辺の商店街の集客力や売上が減少するなどの影響が出た<ref name="hakodate-np-2004-8-11" />。 : 店舗跡は2005年（平成17年）12月22日に西友系不動産管理会社のエスシーシーが運営する複合娯楽施設「パボッツ函館」として開業した<ref name="hakodate-np-2005-12-23">“「パボッツ」一部オープン”. [[函館新聞]] (函館新聞社). (2005年12月23日)</ref>。 * 旭川西武店（1975年（昭和50年）8月8日開店<ref name="hokkaido-np-2005-8-5" />。） - 1997年（平成9年）3月1日（株）西武百貨店旭川店<ref name="hokkaido-np-2005-8-5" />） : 1981年（昭和56年）9月1日に旭川緑屋ストアーと統合<ref name="hokkaido-np-2005-8-5" />。現在の西武百貨店旭川店 B館<ref name="hokkaido-np-2005-8-5" />。 ===== 宮城県 ===== [[File:SEIYU Sendai-eki-higashiguchi 001.JPG|thumb|right|180px|仙台駅東口店（2010年12月8日）]] * SEIYO仙台店（1997年（平成9年）7月31日閉店） → EBeanS（[[エンドーチェーン]]が運営するファッションビル） * 長命ヶ丘店×（閉店日不明 - エンドーチェーン時代からの店舗）→セカンドストリートが入居していたが閉店し、建物は解体され現在はセブンイレブンになっている。） * 仙台駅東口店×（旧[[エンドーチェーン]]、再開発計画により2011年5月8日閉店） → 西友が入居していた駅東口スカイビル自体が解体され、跡地はヨドバシ仙台第2ビルとその立体第1駐車場となった。 * 多賀城桜木店（2012年（平成24年）1月付け閉店、東日本大震災により津波被害を受け、復旧作業がおこなわれたものの営業再開せず閉店） * 勝山公園店（2012年（平成24年）6月10日閉店<ref name="kahoku-shinpo-2012-4-5">“スーパー西友・仙台勝山公園店が6月閉店、再開発計画の一環”. [[河北新報]](河北新報社). (2012年4月5日)</ref>、周辺の再開発計画に伴うもの。かつては、勝山ボウリング場の1階に立地していた。） * 台原店（東日本大震災のため建替え<ref name="taihan-news-2013-2-21-2">“西友台原店 震災のため建替え 宮城県仙台市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2013年2月21日)</ref>） * 中新田店（?開店 - 2006年（平成18年）5月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006">『平成18年12月期 第3四半期業績のご報告』 西友、2006年5月。</ref>） : 店舗面積1,838m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 ===== 福島県 ===== * 郡山店 → 郡山西武店（1975年（昭和50年）9月9日開店<ref name="season-history-2-1991-6-1" /> - 2000年（平成12年）10月15日閉店<ref name="kinukawa-2001-3">立松潔 『郡山市中心商店街に関する実態調査』 地方都市における中心市街地の活性化に関する研究 ([[山形大学]]人文学部街づくり研究会) (2001年3月)</ref>、最後の'''西武'''店舗だった） : 郡山西武店については、2000年（平成12年）11月22日開店の[[ザ・モール郡山]]内の「LIVIN郡山店」<ref name="nissyoku-2001-1-24-11A">“東北地区新春特集：「ザ・モール郡山」「イオン山形南SC」同時オープン”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年1月24日)</ref>に移転・業態転換をした扱い。 : 店舗跡は2001年（平成13年）5月25日に[[アティ郡山|ATi郡山]]が開業<ref name="nissyoku-2001-3-23-9C">“旧郡山西武、「ATi郡山」として新装オープン”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年3月23日)</ref>。 * [[郡山市|郡山]]アティ食品館（2001年（平成13年）5月25日開店<ref name="nissyoku-2001-3-23-9C" /> - 2003年（平成15年）頃閉店） : ATi郡山地下1階に出店していた店舗面積1,452m²の店舗であった<ref name="nissyoku-2001-3-23-9C" />。 ==== [[関東地方]] ==== ===== 群馬県 ===== * 新桐生店（1974年（昭和49年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1">セゾングループ史編纂委員会 『セゾンの活動 年表・資料集』 [[リブロポート]]、1991年11月1日。ISBN 978-4845706266</ref> - ?閉店） : [[フレッセイ]] * 前橋店 → 前橋西武店 → LIVIN前橋店（1975年（昭和50年）6月開店<ref name="season-history-2-1991-6-1" /> - 2004年（平成16年）1月12日閉店、現在は「前橋プラザ元気21」）前橋市本町2-12-1<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1979">『流通会社年鑑 1979年版』 [[日本経済新聞社]]、1978年10月20日。</ref> : 店舗面積17,681m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 : 群馬県外の出身者の利用の多い店舗であった<ref name="modern-retail-town-1991-11-1">[[戸所隆]] 『商業近代化と都市』 [[古今書院]]、1991年11月1日。ISBN 978-4772217156</ref>。 * Walk前橋店（?開店 - 2006年（平成18年）1月29日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積1,177m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 * 伊勢崎店×（1973年（昭和48年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2009年（平成21年）3月31日閉店<ref name="people-star-2009-4-25">“スーパー西友が20店舗閉店 無念の社員・パート”. [[日本共産党（左派）]]中央委員会機関紙 人民の星 5372号(人民の星社). (2009年4月25日)</ref><ref name="yomiuri-np-2009-3-9">“県都の苦境一段と 市街地再開発暗礁に”. [[読売新聞]](読売新聞社). (2009年3月9日)</ref>） : 2000年（平成12年）開業の西友楽市伊勢崎茂呂店<ref name="taihan-news-2000-3-27-4">“西友楽市伊勢崎店10月30日オープンめざす 群馬県伊勢崎市 マツモトキヨシ・ライトオン・大創産業”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年3月27日)</ref>とは別店舗。 : 店舗面積7,384m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 ===== 茨城県 ===== * 水戸店 → 水戸西武店 → LIVIN水戸店×（1971年（昭和46年）9月24日開店<ref name="mito-city-history-modern-3-1998-5">水戸市史編さん近現代専門部会 編 『水戸市史 下巻(三)』 水戸市、1998年5月。</ref> - 2009年（平成21年）3月31日閉店<ref name="nikkei-2009-4-1">“リヴィン水戸店が閉店 中心街空洞化に拍車も”. [[日本経済新聞]](日本経済新聞社). (2009年4月1日)</ref>） : [[丸井]]とともに[[水戸駅]]前の商業の中心的存在だった。2012年（平成24年）8月8日に店舗解体が始まり<ref name="ibaragi-np-2012-8-11">“旧リヴィン解体始まる 水戸駅前”. [[茨城新聞]](茨城新聞社). (2012年8月11日)</ref>、解体完了<ref name="sankei-np-2013-12-6">“リヴィン跡地再開発 地権者ら要望書提出 茨城” [[産経新聞]] (産経新聞社). (2013年12月6日)</ref>。同年9月に埼玉県の通信販売企業[[ベルーナ]]に売却した<ref name="sankei-np-2013-12-6" />。 * 牛久店（1983年（昭和58年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1995年（平成7年）2月閉店） : [[牛久駅]]前にあった。2006年（平成18年）12月13日に開店した[[ひたち野うしく駅|ひたち野うしく]]店（牛久市ひたち野東22-1）<ref name="nissyoku-2006-12-22-3H">“西友、「ひたち野うしく店」オープン 買い回り利便性追求”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2006年12月22日)</ref>とは別店舗。 * 土浦店× （1958年（昭和33年）10月1日開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1998年（平成10年）<ref name="ibaragi-np-2013-2-18">“市民ら名残惜しむ ヨーカドー土浦店閉店 39年超、歴史に幕”. [[茨城新聞]](茨城新聞社). (2013年2月18日)</ref>10月閉鎖。その後店舗は解体されマンションが建つ） : 旧西武ストアー（西友の前身）'''第1号店'''である<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。1982年（昭和57年）に増改築したWALK館をパチンコリゾートKINBASHAなどに譲渡。 * 石岡店×（1973年（昭和48年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1988年頃閉店） : [[石岡駅]]前にあった。閉鎖から20年以上建物はそのままで[[廃墟]]と化していたが、2009年（平成21年）に解体工事が行われ、2010年（平成22年）に解体完了。 * 取手店（1972年（昭和47年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1986年<ref name="mainichi-np-2012-8-1">“西友:取手に出店 駅西口前、旧東急ストアのビル 年内開店予定”. [[毎日新聞]] (毎日新聞社). (2012年8月1日)</ref>8月閉店） : [[取手駅]]西口にあった<ref name="mainichi-np-2012-8-1" />。（[[宇田川コーポレーション|宇田川]]ビル）新日本証券 → [[新光証券]] → パチンコリゾートKINBASHAなど。 : 2012年（平成24年）12月6日に同じく取手駅西口の「リボンとりで」（旧：取手[[東急ストア|とうきゅう]]）の1階にキーテナントとして開業した取手駅前店<ref name="asahi-np-2012-12-5">“茨城・取手駅前ビルが再オープン 6日、西友など出店”. [[朝日新聞]](朝日新聞社). (2012年12月5日)</ref>とは別店舗<ref name="mainichi-np-2012-8-1" />。 ===== 埼玉県 ===== * 上尾店× （1969年（昭和44年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11">鈴木均 『近郊都市 ある地方都市の戦後社会史』 日本経済新聞社、1973年11月。</ref>、閉店後[[チルコポルト]]となる。その後建物が解体され、跡地は高層マンションとなる） * 越谷店（1969年（昭和44年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2011年（平成23年）9月閉店） : → [[テスコジャパン|つるかめ]]越谷店 * 大袋店×（1977年（昭和52年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : [[セキ薬品]]（現・ドラッグストア セキ）弥十郎店 * 浦和店× （1969年（昭和44年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" /> - 1992年閉店<ref>「浦和市史　通史編IV」p558</ref>）→ 跡地に浦和[[ワシントンホテル]] * 戸田店×（1977年（昭和52年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2006年（平成18年）3月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積1,443m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 * 志木店（1969年（昭和44年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" /> → 1995年（平成7年）9月5日に[[ウェルセーブ]]開店<ref name="nissyoku-1995-9-8-1j">“外資系初の食品DS登場 合弁会社「ディエフアイ西友」ウェルセーブ志木店開店”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (1995年9月8日)</ref> → [[エコス|たいらや]] * 所沢フラワーヒル店（1972年（昭和47年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * 川越店 （1970年（昭和45年）開店<ref name="saitama-pref-history-7-1991">『新編埼玉県史 通史編 7 現代』 埼玉県、1991年。</ref>） → 藤沢プラザ（建物現存） : [[本川越駅]]前に出店していた<ref name="saitama-pref-history-7-1991" />。 * 狭山台店（1975年（昭和50年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * 朝霞店（1974年（昭和49年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2009年（平成21年）3月31日閉店<ref name="people-star-2009-4-25" /><ref name="yomiuri-np-2009-3-9" />） * 大井町店（1994年（平成6年）6月18日開店<ref name="nissyoku-1994-6-27-5J">“西友、激戦地埼玉・入間に「大井町店」開店”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (1994年6月27日)</ref> - 2006年（平成18年）1月29日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : [[上福岡駅]]から西に約2kmのところに出店していた<ref name="nissyoku-1994-6-27-5J" />。 : 店舗面積1,443m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 ===== 千葉県 ===== * 幕張店×（1978年（昭和53年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2003年（平成15年）秋閉店） : [[メガーズ]]幕張店→[[ゲオ|GEO]]幕張店→現在は更地 * 稲毛店 (1971年（昭和46年）12月10日開店<ref name="inage-np-1997-8-10">“西友稲毛店が撤退！！ 業績不振で今月31日まで”. [[稲毛新聞]](稲毛新聞社). (1997年8月10日)</ref> - 1997年（平成9年）8月31日閉店<ref name="inage-np-1997-8-10" />) → 1階にパチンコ店、6階にボウリング場などが入るテナントビル : JR稲毛駅前に出店していた<ref name="inage-np-1997-8-10" />。開店当初は4階まで売り場があり、店舗面積約750坪の店舗だった<ref name="inage-np-1997-8-10" />。 * [[津田沼]]店（西武津田沼ショッピングセンター、1977年（昭和52年）<ref name="season-history-list-1991-11-1" />7月開店 - 1985年（昭和60年）頃閉店） → [[パルコ|津田沼パルコ]] Let's館（1985年（昭和60年）11月開店、地下食品売り場のみに縮小し、西友津田沼パルコ店として現在も存在） → 津田沼パルコB館 * 市川店×（[[西武百貨店]]市川店 → 西友 → 1996年（平成8年）5月18日に[[ウェルセーブ]]開店<ref name="nissyoku-1996-5-20-4c">“ディエフアイ西友、DS「ウェルセーブ」千葉県に初出店”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (1996年5月20日)</ref> → たいらや → [[エコス]] → 建物解体後マンションに） * 高根台店×（1978年（昭和53年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1998年（平成10年）秋閉店） : 現在はマンションに * 五香店（→ DAIKに業態転換 → 1階はパチンコ店、2階には[[ゲオ|GEO]] → [[インターネットカフェ]]があった） * 柏店×（1966年（昭和41年）12月3日開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" />、1980年代閉鎖） → [[ハヤミズ]] → 土屋家具 → 建物解体 その後、[[京葉銀行]]や[[ディスクユニオン]]が入居する新しいビル「柏セントラルプラザ」となった。現在営業している柏東店とは別店舗。 * 木更津店×（1972年（昭和47年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1999年（平成11年）閉店） : EPOに業態転換後、閉店。建物解体後は駐車場。 * 八千代台店（1971年（昭和46年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : DISCA → [[ラオックス]] → WAKOガーデン ===== 東京都 ===== * [[西小山]]店→ 建物解体後、マンションとなる。 * [[エンドーチェーン#過去に存在したエンドーの店舗|下北沢エンドー]] → [[ファーストキッチン]] * 赤羽店（1号館と2号館が存在した。1号館が2000年頃閉鎖 → その後本部移転後、旧2号館が新赤羽店に店名変更 → 赤羽店に店名変更。旧1号館はツタヤ、ブックストア談など複数テナントが入る。赤羽店は店舗部分は地上1階と地下1階に縮小。屋上駐車場は廃止） * 浜田山リビング館→ DAIK× （1976年（昭和51年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 建物解体後、更地となる。 * 志村店（1965年（昭和40年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : [[コンサートホール (パチンコ)|コンサートホール]]志村店 * 志村第二店（1973年（昭和48年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店）× → 建物解体後、高層マンションとなる。 * 千早店 * [[北町 (練馬区)|練馬北町]]店（1963年（昭和38年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * （初代）中村橋店×（1968年（昭和43年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2003年（平成15年）12月閉店<ref name="nissyoku-2004-3-26-3G">“西友、「中村橋店」開店、駅前で深夜営業で利便性追求”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年3月26日)</ref> ） : 道路建設のため閉店<ref name="nissyoku-2004-3-26-3G" />。中村橋駅改札口と直結する西武線高架下に（2代目）中村橋店が2004年（平成16年）3月9日に開店した<ref name="nissyoku-2004-3-26-3G" />。 : [[郵便局]]舎隣りの場所で営業し、移転前まで合鍵売り場と、キャッシュポイントを併設していたが、[[男性差別|男子トイレだけが、2階の従業員兼用のものに留まっていたこと]]や、築年数を問題視するむきもあったためか、道路新設計画に合わせるように、一時閉店。2004年（平成16年）3月9日に[[中村橋駅]]改札近くの高架下に移転している<ref name="taihan-news-2004-3-29-9">“西友中村橋店3月9日オープン 東京都練馬区”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2004年3月29日)</ref>。 * 大泉学園店×（1967年（昭和42年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2006年（平成18年）5月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積1,560m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 : 店舗解体済 → シティタワー大泉学園 * （初代）保谷店（1964年（昭和39年）11月3日開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2006年（平成18年）2月28日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積1,979m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 : 保谷駅南口地区再開発事業により閉店し、店舗解体後、[西東京市立保谷駅前図書館・公民館]、[[ツタヤ]]を併設した複合ビル「ステア」 (SUTEA) に改築し、そのビル内に（2代目）保谷店が2008年（平成20年）9月3日に開店した<ref name="taihan-news-2008-9-4-7">“西友保谷店 9月3日（水）オープン 東京都西東京市” タイハン特報 (大量販売新聞社). (2008年9月4日)</ref> * （初代）田無店×（1963年（昭和38年）4月5日開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : [[田無駅#駅構内店舗（駅ビル）|田無駅ビル]]（旧）内に西興ストアー田無店として開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。 * （2代目）田無店×（1971年（昭和46年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1995年（平成7年）閉店） : 閉鎖、店舗解体済み。LIVIN田無店が代替店だが、LIVINが『田無西武』店として開店した当初は併存していた。 * （初代）ひばりが丘店 → （初代）ひばりが丘団地店×（1959年（昭和34年）4月24日開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 1978年（昭和53年）に（2代目）ひばりが丘店が西東京市ひばりが丘3-6-26に開店した<ref name="nissyoku-2007-6-20-4L">“オープン情報＝西友「西友ひばりが丘団地店」”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2007年6月20日)</ref>。（バス停1つ分北側の新店舗に移転）「団地西友前」停留所は「ひばりが丘団地」に改称 * ひばりヶ丘駅前店×（1967年（昭和42年）4月25日開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1980年（昭和55年）2月閉店） * 東久留米店（1962年（昭和37年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * （初代）小金井店（小金井市本町、1965年（昭和40年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 住宅公団の要睛により出店していた<ref name="season-history-1-1991-6-1" />。 * （初代）清瀬店（1967年（昭和42年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : [[清瀬駅]]北口から徒歩2分の商店街内にあった。駅前の新清瀬店（2002年に清瀬店に改称）の開業により閉店。現在は[[シダックス]]清瀬駅前クラブになっている。 * 武蔵境店×（1967年（昭和42年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1980年代閉店、店舗解体済み） * 祖師谷店 ([[祖師ヶ谷大蔵駅]]の南側300mほど、祖師谷南商店街の中ほどに存在していた。建物は現存、現在は[[CFSコーポレーション|ハックドラッグ]]と[[大創産業|100円ショップダイソー]]が入居している) * 狛江店×（1970年（昭和45年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 再開発 → 駐車場 * （初代）国領店（1967年（昭和42年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2002年（平成14年）閉店） : 売場面積約1,200m²の店舗だったが、駅前再開発のため閉店となった<ref name="nissyoku-2004-11-10-3F">“西友「西友国領店」、新店初の24時間営業”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年11月10日)</ref>。 : 34階建ての[[国領駅]]前再開発ビル「コクティー」内に2004年（平成16年）10月6日に（2代目）国領店（売場面積約1,400m²）が開店<ref name="nissyoku-2004-11-10-3F" />。 * （初代）府中店×（1970年（昭和45年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1995年（平成7年）閉店） : その後建物の1階にドラッグストアと[[大創産業|ダイソー]]が営業していた ⇒ 現在[[府中駅南口市街地再開発事業計画|再開発]]により「[[くるる (東京都府中市)|くるる]]」となる。 <!--*: 【ちなみに同時期に駅ビルにも[[大創産業|ダイソー]]があり駅ビルは大規模店舗だが同店のダイソーはドラッグストアの中に有った為小規模店舗で有った】--> : 2005年ごろより市内の別地域・物流拠点跡地にスーパーセンター店舗を置く計画があり、当初2008年（平成20年）春の開業予定だったが数度の延期を経て2011年（平成23年）末にようやく着工、2012年（平成24年）末開業に向けて工事が進められている。 * 聖蹟桜ヶ丘店×（1970年（昭和45年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 跡地は聖蹟桜ヶ丘[[OPA]]。） * 西八王子店（1975年（昭和50年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : [[TSUTAYA]] * （初代）福生店×（1973年（昭和48年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2004年（平成12年）閉店<ref name="nissyoku-2004-5-12-3D">“西友、「福生店」の売場を2.5倍に拡張”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2004年5月12日)</ref>） : 旧店舗は解体済みだが、旧店舗閉店中は同店の駐車場【[[福生駅]]沿いに食品など一部に絞った】に臨時店舗【プレハブ】で営業していた。<br />同時期頃に[[ザ・モールみずほ16]]がオープンし同店から無料バス≪現在は運行休止≫が出ており取扱がない商品はそちらへ行ってもらう形態だった。 : 建て替えを行い<ref name="taihan-news-2001-11-29-3">“西友福生店が建て替えし03年12月オープンへ 東京都福生市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年11月29日)</ref>、2004年（平成16年）4月21日に2.5倍に拡張した総合スーパーとして（2代目）福生店が開店した<ref name="nissyoku-2004-5-12-3D" />。（part1と2階以上駐車場棟のpart2がある） ** [[シネ・ヴィヴァン・六本木]]×（映画館[[WAVE (企業)|六本木WAVE]]のB1F、[[東京テアトル]]に移管後、再開発に伴い1999年閉館） * [[キネカ錦糸町]]×（映画館、1994年閉館） * フードマガジン六本木店（東京都港区六本木6丁目11-1<ref name="nissyoku-2002-1-1-3K">“元旦号・1集・2部：新マーケット開拓へ挑戦＝フードマガジン六本木店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年1月1日)</ref>、2001年（平成13年）11月28日開店<ref name="nissyoku-2001-12-7-3C" /> - 2011年（平成23年）8月閉店<ref name="nikkei-np-2011-6-23" />） : [[六本木ヒルズ]]に出店していた店舗で<ref name="nissyoku-2003-1-1-58C" />、最後まで残っていたフードマガジンの店舗だった<ref name="nikkei-np-2011-6-23" />。 ===== 神奈川県 ===== * 希望ヶ丘店 → [[ユータカラヤ]]（横浜市旭区、1968年（昭和43年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" />） * 瀬谷店（横浜市瀬谷区、1968年（昭和43年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" /> - 2006年（平成18年）1月30日閉店<ref name="taihan-news-2006-3-16-2">“西友瀬谷店 1月30日閉店 神奈川県横浜市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2006年3月16日)</ref>） → 空き地 → [[創価学会|創価学会瀬谷文化会館]] : 店舗面積1,959m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 * 相模大野店×（1968年（昭和43年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" /> - 1996年（平成8年）10月閉店。しばらくは空き店舗状態だったが、数年後に店舗解体済。現在、跡地を含めた周辺地区で[[相模大野#相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業|相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業]]が着手中） * 戸塚店×（JR戸塚駅前<ref name="taihan-news-2009-1-29-2">“JR戸塚駅前西友跡地に複合施設 オープン予定12月 神奈川県横浜市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2009年1月29日)</ref>、1968年（昭和43年）開店<ref name="suzuki-suburb-history-after-war-1973-11" /> - 2008年3月9日閉店） : 店舗解体済。跡地にサクラス戸塚<ref name="taihan-news-2009-10-8-10">“Saclass（サクラス）戸塚 神奈川県横浜市 ヒマラヤ・三和・ニトリ”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2009年10月8日)</ref>。 * ジャンボ藤沢店（1970年（昭和45年）<ref name="season-history-list-1991-11-1" />6月25日開店 - 1976年8月31日閉店） : [[オーケー]]と提携してジャンボ藤沢店の2階以上の核テナントとして出店。旧志澤を買収・改装した藤沢西武店出店に伴い閉店。→[[家具の大正堂]]→しまむら・ダイソー・[[サカゼン]]などフロアごとに異なるテナントが入居） * 志澤藤沢店(1974年（昭和49年）3月<ref name="miya-retailt-strategy-1985-5" />29日開店、1975年8月西武流通グループと提携) → 藤沢西武店（1978年9月15日西友が買収し改称。1997年閉店。1999年解体。現在はマンションのクリオ藤沢駅前） * 茅ヶ崎店（1970年（昭和45年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 丸岡屋テナント * 西鎌倉店×（1966年（昭和41年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 閉店と同時に店舗解体。跡地にローソン西鎌倉二丁目店 * 横須賀店（ジャンボヨコスカ）×（1970年（昭和45年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2012年（平成24年）4月閉店<ref name="kanagawa-np-2013-4-24">“横須賀中央駅前再開発事業、高層ビル工事が本格始動”. [[神奈川新聞]](神奈川新聞社). (2013年4月24日)</ref>） : 京急線横須賀中央駅の近くの商店街の一角に出店していた<ref name="kanagawa-np-2013-10-12">“集客アップへ連携 横須賀中央駅周辺商店街、統一ロゴや大道芸”. [[神奈川新聞]](神奈川新聞社). (2013年10月12日)</ref>。 : 当店と近隣にあった[[さいか屋]]横須賀店大通り館の閉鎖が影響して、横須賀中央駅周辺の商店街の来街者数は大きく減少したとされている<ref name="kanagawa-np-2013-10-11">“集客アップへ連携 横須賀中央駅周辺商店街、統一ロゴや大道芸”. [[神奈川新聞]](神奈川新聞社). (2013年10月11日)</ref>。 : 跡地では、商業施設などとマンションが入る地上38階建てで高さ143mの超高層ビルが建設されることになり、2013年（平成25年）4月24日に着工した<ref name="kanagawa-np-2013-4-24" />。 : 2000年（平成12年）9月13日開店のLIVIN横須賀店<ref name="taihan-news-2000-9-28-6">“西友、横須賀市に大型SC LIVIN9月13日開業 神奈川県横須賀市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年9月28日)</ref>とは別店舗。 : 店舗面積10,605m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 * 追浜店（1985年（昭和60年）11月開店<ref name="town-news-2008-8-29">“西友追浜店 来年1月末の撤退で調整 地下のスーパーヨコサンは継続営業の方針”. タウンニュース 横須賀 ([[タウンニュース社]]). (2008年8月29日)</ref> - 2009年（平成21年）1月31日閉店<ref name="kanagawa-np-2009-1-27">“後継テナント探し難航/横須賀の西友追浜店、31日に閉店”. [[神奈川新聞]](神奈川新聞社). (2009年1月27日)</ref>） : 店舗面積約4,600m²<ref name="kanagawa-np-2009-1-27" />。 : 追浜駅前の[[サンビーチ追浜]]（売り場面積約12,200m²）の核店舗として<ref name="town-news-2008-8-29" />2階から4階に出店していた<ref name="kanagawa-np-2009-1-27" />。 : 衣料品・日用品のみで<ref name="kanagawa-np-2009-1-27" />、地下1階に食品スーパーの[[ヨコサン]]が入居していたため<ref name="town-news-2008-8-29" />、同社が主力事業として展開している食品スーパーを展開できなかったことも影響してて閉店となった<ref name="town-news-2008-8-29" />。 ==== [[中部地方]] ==== ===== 山梨県 ===== * 中込店 → [[甲府西武]]店 （1974年（昭和49年）4月中込西友<ref name="sakayori-area-coop-1981-6" /> - 1998年（平成10年）<ref name="yamanashi-pref-history-6-modern-2-2006-3-31"> 『山梨県史 通史編6 近現代2』 [[山梨日日新聞社]]、2006年3月31日。ISBN 978-4897108339</ref>2月閉店）甲府市丸の内1-8-5<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1979" /> : 中込百貨店(甲府)と提携して中込西友甲府店として開店した<ref name="wada-seibu-groop-1976">和田進 『西武グループ』 [[ユニオン出版社]]、1976年。</ref>。甲府西武になった後に閉店した<ref name="yamanashi-pref-history-6-modern-2-2006-3-31" />。 : 跡地は[[山梨県民情報プラザ]]×（2009年閉鎖） ===== 長野県 ===== 以前は百貨店事業の上田西武店とGMS店舗の川中島店のみ本社直営で、長野県内の他の小型店舗は[[エス・エス・ブイ]]の運営であった。 * ハウディ西武長野店 : 長野市の中央通り沿いにあった敷地約1,300m²に4階建て売場面積約1,400m²の店舗だった<ref name="shinano-mainichi-np-1998-2-15">“長野の中央通りどうする五輪後 大型店が相次ぎ撤退” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (1998年2月15日)</ref>。 * 若穂店×（長野市<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23">“西友、県内７店閉鎖方針 東北信で来月から順次” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (2008年10月17日)</ref>若穂綿内、2003年（平成15年）2月期に開店<ref name="nissyoku-2003-4-28-5E">“エス・エス・ブイ、2003年2月期決算”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年4月28日)</ref>-2008年（平成20年）11月<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />30日閉店） <!--* 稲里店（長野市広田<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8">“西友が県内4店舗閉鎖へ 地権者側に方針伝える” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (2014年11月8日)</ref>、2015年（平成27年）3月末閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />） --> * 更埴店（[[更埴市]]<ref name="nissyoku-1996-7-31-15H">“エス・エス・ブイの粟佐店、笹部店が開店、鮮度重視の品揃え”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1996年7月31日)</ref>、1972年（昭和47年）10月開店<ref name="nissyoku-1996-7-31-15H" /> - 1996年（平成8年）閉店<ref name="nissyoku-1996-7-31-15H" />） : 店舗の老朽化と駐車場不足や商業集積の移動などに対応するため約1㎞離れた場所に粟佐店を1996年（平成8年）7月19日に開設することに伴って閉店となった<ref name="nissyoku-1996-7-31-15H" />。 * 中野店（中野市、-2002年（平成14年）2月期に閉店<ref name="nissyoku-2002-4-22-8I">“エス・エス・ブイ、2002年2月期決算”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年4月22日)</ref>） * 埴生店（千曲市、2003年（平成15年）2月期に開店<ref name="nissyoku-2003-4-28-5E" />-2009年（平成21年）3月閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />） * 上田店（上田市天神1丁目<ref name="ueda-cci-100-history-1998">『上田商工会議所百年史』 [[上田商工会議所]]、1998年。</ref>、1974年（昭和49年）10月開店<ref name="ueda-cci-100-history-1998" /> - 2009年（平成21年）3月末閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2009-9-16">“リヴィン上田の建物解体へ 土地売却” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (2009年9月16日)</ref>） → 1976年（昭和51年）に上田西武に業態転換<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-3">“リヴィン上田店 来年をめどに閉店の方針” [[信濃毎日新聞]] (信濃毎日新聞社). (2008年10月3日)</ref> → 2000年（平成12年）9月にLIVIN上田店に業態転換<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-3" /> * 丸子店（上田市<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />、2008年（平成20年）11月閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />） <!--* 三好町店（上田市御所<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />、2015年（平成27年）3月末閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />） --> <!--* 秋和店（上田市上塩尻<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />、2015年（平成27年）4月末閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />） --> * 東部店（[[東御市]]<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />、-2009年（平成21年）3月閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />） * 坂城店（埴科郡坂城町<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />、-2008年（平成20年）11月閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2008-10-23" />） * （初代）松川店（[[北安曇郡]][[松川村]]） : 1995年（平成7年）3月24日に向かい側に新店舗を開設して増床移転したため閉店となった<ref name="nissyoku-1995-3-31-4D">“エス・エス・ブイ、「西友松川店」開店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1995年3月31日)</ref>。 * 諏訪店（[[諏訪市]]） : 1995年（平成7年）7月28日に諏訪城南店を開設して増床移転したため閉店となった<ref name="nissyoku-1995-7-28-4A>“エス・エス・ブイ、「諏訪城南」「古里」2店同時オープン”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1995年7月28日)</ref>。 * 上諏訪店×（諏訪市上諏訪　店舗解体済。跡地は駐車場） * （初代）下諏訪店（[[諏訪郡]][[下諏訪町]]、2007年（平成19年）閉店<ref name="nissyoku-2007-7-25-7E">“エス・エス・ブイ、SM「下諏訪店」オープン”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (2007年7月25日)</ref>） : 開店から34年営業したが手狭になっていたため、200mほど離れた土地に（2代目）下諏訪店を新築して移転する形で閉店となった<ref name="nissyoku-2007-7-25-7E" />。 <!--* 茅野本町店（[[茅野市]]本町東<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />ショッピングセンターイオ内<ref name="nagano-nippo-2005-7-1">“茅野のイオ店内でフリマ 人気占い師も来店してあす” [[長野日報]] (長野日報社). (2005年7月1日)</ref>、1986年（昭和61年）12月開店<ref name="nagano-nippo-2005-7-1" /> - 2015年（平成27年）3月末閉店<ref name="shinano-mainichi-np-2014-11-8" />） --> * 飯田店×（飯田市、現在駐車場） * 駒ケ根店（[[駒ケ根市]]上穂南<ref name="nagano-nippo-2005-6-15">“アップルランド駒ケ根店が閉店へ 商議所「再検討を」” [[長野日報]] (長野日報社). (2005年6月15日)</ref>、1974年（昭和49年）6月開店<ref name="nagano-nippo-2005-6-15" /> - 1984年（昭和59年）閉店<ref name="nagano-nippo-2005-6-15" />） : 松電ストア（現[[アップルランド]]）と共同出店で5階まで売り場のある店舗だった<ref name="nagano-nippo-2005-6-15" />。西友撤退後は3階までに売り場を縮小して松電ストア（現アップルランド）が営業を引き継いだが、2005年（平成17年）6月末で閉店することになった<ref name="nagano-nippo-2005-6-15" />。 * 穂高西店（?開店 - 2006年（平成18年）7月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積2,208m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 * 松岡店（?開店 - 2006年（平成18年）8月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積2,241m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 ===== 静岡県 ===== * 焼津店（焼津市、1975年（昭和50年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 1996年（平成8年）2月12日閉店<ref name="nissyoku-1996-2-7-4g">“スーパーもちづき、焼津のテナントにDS出店”. [[日本食糧新聞]] (日本食糧新聞社). (1996年2月7日)</ref>） : 店舗跡は[[望月巌商店|スーパーもちづき]]焼津店が1996年（平成8年）4月26日に開店したが<ref name="nissyoku-1996-5-1-4F">“注目の「スーパーもちづき焼津店」、西友撤退跡に開店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1996年5月1日)</ref>、2013年（平成25年）1月18日に閉店となった<ref name="shizuoka-np-2013-1-16">“スーパーもちづき 全営業店18日までに閉鎖”. [[静岡新聞]] (静岡新聞社). (2013年1月16日)</ref>。 : 2014年（平成26年）9月29日にドラッグストア「サンドラッグ」が開店し、スーパーマーケットなどの出店する複合商業ビル「焼津ビル」として全館の再開を目指すことになった<ref name="shizuoka-np-2014-9-25">“もちづき焼津店跡地 複合商業ビルに再生”. [[静岡新聞]] (静岡新聞社). (2014年9月25日)</ref>。 ===== 愛知県 ===== * 味岡店（[[小牧市]]<ref name="nissyoku-1997-10-17-14F">“エス・エス・ブイ、「伊那竜東店」開店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1997年10月17日)</ref>、1997年（平成9年）9月末閉店<ref name="nissyoku-1997-10-17-14F" />） * 大口店（[[丹羽郡]][[大口町]]大字余野字少々腰70<ref name="nissyoku-1994-12-21-4C">“エス・エス・ブイ、愛知県初出店「西友大口店」開店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (1994年12月21日)</ref>、1994年（平成6年）12月15日開店<ref name="nissyoku-1994-12-21-4C" />） : ブイ・マートと合併後エス・エス・ブイが初めて愛知県内に出店した延べ床面積約2,126m²に売場面積約1,876m²で190台の駐車場を併設していた<ref name="nissyoku-1994-12-21-4C" />。 * 春日井店（西友楽市春日井(現・[[ザ・モール春日井]]Part2)の核テナントとして） ===== 富山県 ===== * 富山西武店 → 西武百貨店富山店（富山市総曲輪3丁目<ref name="toyama-np-2011-7-12">“富山西武跡、5億円で売却 アパマンHDが大和小田急と契約へ”. [[富山新聞]] (北國新聞社). (2011年7月12日)</ref>、1976年（昭和51年）7月2日開店 - 2006年（平成18年）3月31日閉店<ref name="toyama-np-2006-4-1">“閉店惜しみ2万人 西武富山店が営業最終日 市街地活性化が課題に”. [[富山新聞]] (北國新聞社). (2006年4月1日)</ref>） : 西友初の百貨店業態の店舗で、西武百貨店と当時提携していた[[大和 (百貨店)|大和]]の富山店のすぐ近くへの出店で競合関係となったため、当店開店翌月の1976年（昭和51年）8月に提携が解消となった<ref name="season-history-1-1991-6-1">由井常彦 『セゾンの歴史 変革のダイナミズム 上巻』 [[リブロポート]]、1991年6月1日。ISBN 978-4845706259</ref>。 : 西武北陸の店舗になり、1994年（平成6年）4月1日に西武百貨店に吸収合併された<ref name="jsda-data-yearbook-1994">『平成6年 日本百貨店協会統計年報』 [[日本百貨店協会]]、1995年3月。</ref>。 : 店舗跡の土地約3,100m²は大和小田急建設が取得し<ref name="toyama-np-2011-7-12" />、周辺を含む約3,800m²に商業施設とマンションに駐車場を併設した複合ビルを建設するため、2013年（平成25年）2月14日に総曲輪3丁目地区市街地再開発準備組合が発足した<ref name="toyama-np-2013-2-15">“準備組合が発足　富山西武跡地の再開発”. [[富山新聞]] (北國新聞社). (2013年2月15日)</ref>。 ===== 石川県 ===== * 小松店（1970年（昭和45年）12月開店<ref name="big-store-close-renewal-2003">大型閉鎖店舗再生等対策の総合プロデュース人材育成事業 副読本 (Report). 経済産業省. (2003年).</ref> - 1996年（平成8年）12月閉店<ref name="big-store-close-renewal-2003" />） : 1983年（昭和58年）に小松西武<ref name="big-store-close-renewal-2003" /> → 1992年（平成4年）10月に西武百貨店小松店<ref name="big-store-close-renewal-2003" />。 : 店舗跡は1998年（平成10年）3月21日に[[大和 (百貨店)|ダイワ]]小松店が開店したが<ref name="big-store-close-renewal-2003" />、2010年（平成22年）6月25日に閉店した<ref name="hokkoku-np-2010-6-25">“32億円争奪、過熱せず 小松大和、25日閉店 香林坊店弱気、エムザ様子見”. [[北國新聞]] (北國新聞社). (2010年6月25日)</ref>。 ===== 福井県 ===== * 若狭小浜店（小浜市小浜白鬚<ref name="yomiuri-np-2013-1-11">“一等地を催し広場に 小浜市、4月から無料開放”. [[読売新聞]](読売新聞社). (2013年1月11日)</ref>、1992年（平成4年）10月開店<ref name="yomiuri-np-2013-1-11" /> - 2004年（平成16年）8月閉店<ref name="yomiuri-np-2013-1-11" />） : 鯖街道の起点として知られるいづみ町商店街の近くにあった<ref name="yomiuri-np-2013-4-16">“小浜市、中心部のビル跡地利用低調”. [[読売新聞]](読売新聞社). (2013年4月16日)</ref>6階建ての商業ビル「つばき回廊」の核店舗として出店していた<ref name="yomiuri-np-2013-1-11" />。 : 2010年（平成22年）7月から更地になって空き地状態となっていることから<ref name="yomiuri-np-2013-4-16" />、商業利用も含めて2013年（平成25年）4月から原則無料で開放されることになったものの<ref name="yomiuri-np-2013-1-11" />、ほとんど利用されていない<ref name="yomiuri-np-2013-4-16" />。 ==== [[近畿地方]] ==== ===== 滋賀県 ===== * 石山店（1976年（昭和51年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 石山商店街に出店していた地域密着型の店舗であった<ref name="modern-retail-town-1991-11-1" />。 * 草津店×（1973年（昭和48年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2000年（平成12年）閉店<ref name="kyoto-np-2006-12-13">“JR草津駅東側、旧西友跡地に複合商業施設”. [[京都新聞]](京都新聞社). (2006年12月13日)</ref>） → 高層マンション : JR草津駅東側の草津市大路2丁目に出店していた<ref name="kyoto-np-2006-12-13" />。 : 一駅大津寄りの[[南草津駅]]前に移転して、西友楽市南草津が開店している。 * グリーンヒル店（1984年（昭和59年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * パナ西友桜ヶ丘店（1983年（昭和58年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） ** フードプラザ店（[https://www2.seibu.co.jp/wsc-customer-app/page/062/dynamic/normal/Normal?view=1f 西武百貨店大津店内、食品のみ]{{smaller|[[HTTPS]]}}） → [[シェルガーデン|ザ・ガーデン自由が丘]]に転換したが、2009年に閉店。現在は[[大近|パントリー]] * 旧長浜店（1966年（昭和41年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 旧コマストアー<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。1988年（昭和63年）に[[長浜楽市]]として移転新築し営業<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。 * 彦根銀座店 → [[大安家具]] → [[民主党 (日本 1998-)|民主党]]彦根連絡所 → 現在は廃ビル * （初代）守山店（[[守山市]]、1971年（昭和46年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - 2000年（平成12年）11月閉店<ref name="nissyoku-2002-4-12-9E">“西友、新型スーパーマーケット「西友守山店」オープン”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2002年4月12日)</ref>） : 店舗跡地には14階建てマンションが建設され、その1階に（2代目）守山店が2002年（平成14年）4月10日に出店した<ref name="nissyoku-2002-4-12-9E" />。 ===== 京都府 ===== * 伏見店（1968年（昭和43年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 旧コマストアー<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。プラザ大手筋（内部には食品スーパーや100円ショップが入居している） * 宇治店（1976年（昭和51年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 店舗跡は2001年（平成13年）4月20日に近商ストア等の出店する[[レインボー小倉]]（商業施設）として新装開店した<ref name="nissyoku-2001-4-27-19A">“近商ストア、「小倉店」を開業、こだわり商品充実で年商16億円目標”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2001年4月27日)</ref>。 * 千本店（1985年（昭和60年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 無印良品千本 * 銀閣寺店（1967年（昭和42年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 旧コマストアー<ref name="season-history-list-1991-11-1" />。 * 桂坂店（1987年（昭和62年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * 京産大PAO店 ===== 大阪府 ===== * 都島店 → [[ベルファ]]（[[大阪市]][[都島区]]） * 粉浜店（大阪市[[住之江区]]・[[南海本線]][[粉浜駅]]高架下、旧南海西友ストアー<ref name="national-big-store-list-japan-2006" />、1984年（昭和59年）10月開店<ref name="national-big-store-list-japan-2006" /> - 2002年（平成14年）10月21日閉店） : 店舗面積1,100m²<ref name="national-big-store-list-japan-2006" /> : 2002年（平成14年）11月に[[コノミヤ]]が居抜きで出店<ref name="taihan-news-2002-11-18-7">“スーパーも土俵も熱い！ 二〇〇二年度の経営課題は「情熱」 コノミヤが「南海西友」の二店舗を買収 粉浜店・狭山店を居抜きで出店 大阪府”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2002年11月18日)</ref> * 千里丘店（[[吹田市]]<ref name="taihan-news-2000-7-24-6">“西友千里丘店7月13日オープン 大阪府吹田市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年7月24日)</ref>、2000年（平成12年）7月13日開店<ref name="taihan-news-2000-7-24-6" /> -?閉店） * 高槻店（[https://www2.seibu.co.jp/wsc-customer-app/page/061/dynamic/normal/Normal?view=2f 西武百貨店高槻店内、インナーウェアのみ]{{smaller|HTTPS}}） → 退店 * 八尾西武店（[https://www2.seibu.co.jp/wsc-customer-app/page/064/dynamic/normal/Normal?view=floor 西武百貨店八尾店内]{{smaller|HTTPS}}） → 退店 * 八尾店（八尾西武店とは別、?開店 - 1981年（昭和56年）閉店<ref name="miya-retailt-strategy-1985-5" />） * 富田林店（1972年（昭和47年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） * 狭山ニュータウン店（旧南海西友ストアー） : 狭山ニュータウンの中央に出店していた<ref name="nissyoku-2003-6-9-22B" />南海西友ストアー第1号店 : 2002年（平成14年）12月16日にコノミヤ狭山店が居抜きで出店<ref name="nissyoku-2003-6-9-22B">“スーパー・コノミヤ経営特集：店舗紹介＝コノミヤ狭山店”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年6月9日)</ref> * 河内長野店（1989年（平成元年）4月開店<ref name="asahi-np-2008-12-22">“河内長野の複合施設 「西友」撤退へ”. [[朝日新聞]] (朝日新聞社). (2008年12月22日)</ref> - 2009年（平成21年）3月8日閉店） : [[ノパティながの]]北館（店舗面積12,737m²）の核店舗として出店していた<ref name="national-big-store-list-japan-2000" />。 : 北館のうち半分以上を自社で所有していたが、2009年（平成21年）4月中旬に賃貸部分の契約が満了することに伴う交渉を打ち切り、契約を延長せずに閉店することになった<ref name="asahi-np-2008-12-16">“西友、09年春撤退へ 河内長野駅前ビル”. [[朝日新聞]] (朝日新聞社). (2008年12月16日)</ref>。 * 新河内長野店（1994年（平成6年）9月開店<ref name="national-big-store-list-japan-2006" /> - 2010年（平成22年）5月31日閉店） : ジャンボスクェア河内長野（店舗面積10,909m²）の核店舗として出店していた<ref name="national-big-store-list-japan-2000" /> * 美加の台店（旧南海西友） * 黒土店（[[堺市]][[北区 (堺市)|北区]]、?開店 - 2006年（平成18年）1月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） → [[サンプラザ (スーパーマーケット・大阪府)|サンプラザ]]三国ヶ丘東店が出店 : 店舗面積2,160m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 * 光明池店（堺市[[南区 (堺市)|南区]]・[[泉北高速鉄道線|泉北高速鉄道]][[光明池駅]]前<ref name="taihan-news-1999-12-2-3">“出店 西友が13年1月に堺市光明池駅前に大型店オープン”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (1999年12月2日)</ref>、2001年（平成13年）1月16日開店<ref name="taihan-news-2001-2-22-9">“西友光明池店1月16日（火）オープン 大阪府堺市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2001年2月22日)</ref> - 2009年3月31日閉店） → サンプラザ光明池店が出店<ref name="taihan-news-2010-5-6-12">“サンプラザ光明池店 堺市南区 旧 西友光明池店跡”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2010年5月6日)</ref> * 羽衣店（[[高石市]]・南海本線[[羽衣駅]]構内、旧南海西友ストアー） * 高石店（高石市加茂<ref name="taihan-news-2013-3-7-6">“大阪府高石市加茂「西友高石店」跡に 関西スーパー 全5店舗で構成”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2013年3月7日)</ref>・南海本線[[高石駅]]前、1979年（昭和54年）6月開店<ref name="national-big-store-list-japan-2006">『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2006年版』 [[東洋経済新報社]]、2006年。</ref> - 2006年（平成18年）1月閉店） : 店舗面積6,800m²<ref name="national-big-store-list-japan-2000" /> : 2013年（平成25年）に[[関西スーパーマーケット|関西スーパー]]が出店<ref name="taihan-news-2013-3-7-6" /> ===== 兵庫県 ===== * パナ西友北六甲台店（[[西宮市]]） * 兵庫店（神戸市[[兵庫区]]、1974年（昭和49年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 白木屋・わらわら・パチンコ店 * 宝塚西武店 → LIVIN宝塚店（[[宝塚市]]、1987年（昭和62年）開店 - 2006年（平成18年）6月30日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 宝塚市の事業として建設された[[逆瀬川駅]]南口の再開発ビル「アピア1（現；アピアさかせがわ）」核店舗として入居した<ref name="sugioka-bigstore-citizen-1991-11-20">[[杉岡碩夫]] 『大店法と都市商業・市民 商業集積政策序説』 [[日本評論社]]、1991年11月20日。ISBN 978-4535579859</ref>。 : 店舗面積8,760m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 : 1999年（平成11年）11月6日にLIVINに業態転換した<ref name="taihan-news-1999-11-11-6">“LIVIN（リヴィン）宝塚店11月6日リフレッシュオープン”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (1999年11月11日)</ref>後に、2006年（平成18年）6月30日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006">『平成18年12月期 第3四半期業績のご報告』 西友、2006年5月。</ref>。 * 大久保店（[[明石市]]、1975年（昭和50年）開店<ref name="season-history-list-1991-11-1" /> - ?閉店） : 競合する「マイカル明石」（現：[[イオン明石ショッピングセンター]]）の出店と建物の老朽化により閉店した。 ===== 和歌山県 ===== * 城山店 * 三石店 ==== [[九州]]・[[沖縄県|沖縄地方]] ==== ===== 福岡県 ===== * 美野島店（[[福岡市]][[博多区]]） → [[サニー (スーパーマーケット)|サニー]]美野島店 * 茶山店（福岡市[[城南区]]） → サニー茶山店 上記店舗は西友から系列のサニーに運営が委譲され店舗名が変わったものの、後に西友直営店に戻っている。 * 平島店（?開店 - 2006年（平成18年）7月31日閉店<ref name="seiyu-q3-report-2006" />） : 店舗面積558m²<ref name="seiyu-q3-report-2006" />。 ===== 佐賀県 ===== * 佐賀巨勢店（佐賀市巨勢町<ref name="saga-np-2010-10-16">“モラージュ佐賀の西友閉店 撤退惜しむ声”. [[佐賀新聞]](佐賀新聞社). (2010年10月16日)</ref>、2003年3月21日開店<ref name="nissyoku-2003-3-26-1B">“九州西友、「西友佐賀巨勢店」オープン、ウォルマート提携後では初”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年3月26日)</ref> - 2010年（平成22年）10月15日閉店<ref name="saga-np-2010-10-16" />） : 「ウォルマート」提携後の初の出店となった店舗でウォルマートの持つノウハウを取り入れた売場づくりが行われた<ref name="nissyoku-2003-3-28-10A">“九州西友、「西友佐賀巨勢店」オープン、売場を写真で紹介”. [[日本食糧新聞]](日本食糧新聞社). (2003年3月28日)</ref>。 : [[ミスターマックス]]と共に「[[モラージュ佐賀]]」の核店舗の一つとして出店していた<ref name="saga-np-2009-9-4">“佐賀市内スーパー激戦 2店が相次ぎオープン”. [[佐賀新聞]](佐賀新聞社). (2009年9月4日)</ref>。1階の食料品売り場と2階の衣料品売り場を展開していた<ref name="saga-np-2010-10-16" />。 : 2010年（平成22年）11月26日に食料品売り場の後継店舗として「ハイマート」が運営する食品スーパーの「フードウェイ」や輸入食品の「ジュピター」など出店したほか、格安衣料品店の「サンキ」やベビー用品や子ども服の「西松屋」が後継店舗として出店した<ref name="saga-np-2010-11-27">“モラージュ佐賀リニューアルオープン ファミリー照準”. [[佐賀新聞]](佐賀新聞社). (2010年11月27日)</ref>。 ===== 大分県 ===== * 大分店（大分市府内町<ref name="oita-godo-np-2011-2-1">“34年流行発信地に幕 大分パルコ閉店”. [[大分合同新聞]] (大分合同新聞社). (2011年2月1日)</ref>、1974年（昭和49年）6月開店<ref name="season-history-2-1991-6-1" /> - 1976年（昭和51年）閉店<ref name="oita-godo-np-2011-1-31">““最後”にどっと 入店3倍！ 大分パルコ”. [[大分合同新聞]] (大分合同新聞社). (2011年1月31日)</ref>） → [[大分パルコ]]（1977年（昭和52年）4月開店<ref name="oita-godo-np-2011-1-31" /> - [[2011年]]（平成23年）[[1月31日]]閉店<ref name="oita-godo-np-2011-2-1" />） *: 店舗跡は1977年（昭和52年）4月に[[大分パルコ]]が開店したが<ref name="oita-godo-np-2011-1-31" />、2011年（平成23年）1月31日で閉店<ref name="oita-godo-np-2011-2-1" />。 *: 2012年（平成24年）9月に店舗跡は大分開発から大分中村病院を運営する医療法人「恵愛会」に売却され<ref name="oita-godo-np-2012-9-7">“15年度中に開業 パルコ跡に大分中村病院”. [[大分合同新聞]] (大分合同新聞社). (2012年9月7日)</ref>、2013年（平成25年）7月7日から解体工事が開始された<ref name="oita-godo-np-2013-7-8">“姿見せず、お別れ 大分パルコ”. [[大分合同新聞]] (大分合同新聞社). (2013年7月8日)</ref>。 == 関連会社 == * [[西友リテールサポート]]（旧・二光） - 西友を主なクライアントとする人材派遣事業を手がける。通信販売事業からは撤退。 * 西友プロキュアメント - プライベートブランドの企画・開発および商品調達など * [http://www.e-wakana.co.jp 若菜] - 西友店内での惣菜販売・売り場の運営。独自の路面店事業（弁当・惣菜販売）。 * ニジコム - 主に西友グループ店内における[[携帯電話]]の販売 「西友」を冠する企業は多数存在するが、社会問題を起こした西友商事（商品先物取引業、東京都中央区）、西友開発（不動産業、香川県高松市。2000年に[[破産]]）を始め無関係なものが多いため注意を要する。 == コマーシャル == {{要出典範囲|date=2014年11月|[[テレビ]]・[[ラジオ]]でCMが主にスポット放送で流れ、1994年 - 1997年頃まで歌手・タレントの[[西城秀樹]]を『'''西城店長'''』としてイメージキャラクターに起用していた。その当時の[[キャッチコピー]]は『'''くらべれば西友'''』であった。経営状態の悪化のためか、1999年以降しばらくは[[関東ローカル]]では一切出稿されなかった。<!--サニーなどご存じの方は加筆ください--> ウォルマート傘下となった2005年前後に、食品売り場の女性店員が自身の仕事の思い入れを語る企業CMがスポット放送（[[ご存じですか]]の時間帯など）されるようになったが、イオンやイトーヨーカ堂が打ち出していたセール品やバーゲン告知の類のCMは一切制作されなかった。しかし、前述のKY戦略を打ち出した2008年からは安売りを伝えるユニークなCMが増えるようになった。主な例としては次の通り。 ;バッタリ篇 :'''[[コジマ]]さん'''、'''[[ヤマダ電機|ヤマダ]]さん'''、'''[[ビックカメラ|ビック]]さん'''、'''[[ジャパネットたかた|タカタ]]さん'''等と言った男性が店内で偶然逢う、という内容。西友で販売している家電商品の価格が、家電量販店及び通信販売業にも負けない、という事を消費者に訴求した。 ;新生活のうた篇 :家具のCMで、「 '''セイユー[[ニトリ]]ーアエーズ[[イケア]]''' （西友にとりあえず行けや）」という[[空耳]]ソングを延々と流していた。家具大手のニトリとイケアの名前を敢えて出した、インパクトのあるもの。これは総合ショッピングセンターの位置づけである西友でも家具を扱っている、というメッセージである。 ;会見篇 :CM冒頭から突然謝罪会見をし西友の安さをアピール。これは同時期にあった[[船場吉兆|老舗料亭]]の謝罪会見を[[パロディ]]化したもの。他の店舗より西友のほうが高い場合はそのチラシを見せれば安くする、という定価販売の常識を覆す販売戦略を強くPRした。 ;AKYな42日間篇 :『'''AKY42'''』（'''アットーテキ　カカク　ヤスク　（な）　42日間'''の略）と題し、[[女性アイドルグループ]]・[[AKB48]]を意識したネーミングだけあり、CM中にクレイジーケンバンドの「1107」の歌とともに主婦風の女性が1人ずつ切り替わりで大勢出演するというもの。 ;おおむね15篇 :2010夏ギフトのPRで、中学生風の女性3人が歌いながら海でじゃれ合うバージョン。[[中元|お中元]]とはかけ離れたイメージの「女子学生トリオ」の起用に加え、企業名どころか何を訴求したいのかさえもぼかしたことで却って話題を集め、日頃西友を利用しているメーン層以外からの問い合わせや感想が多く寄せられ、売り上げが上がった<ref>[[週刊TVガイド|インターネットTVガイド]]（[[東京ニュース通信社]]）　[http://www.tvguide.or.jp/contents/cm_ura/20101203.html 西友／冬ギフト「いきなり50」編]（2010年12月11日閲覧）</ref>。なお、このシーズンよりギフトカタログのタイトルが「''' '' ギフトの友'' '''」（『[[女学生の友]]』のパロディ）となっている。 ;まだまだ15篇 :「おおむね15篇」と歌と背景が一緒だが、メインが[[セーラー服]]の制服を着た中年女性に変わっていたセルフパロディバージョン（同時期に放映）。 ;いきなり50篇 :2010冬ギフトのCMでは、夏ギフトのCMにさらに手を加え『おおむね15篇』のうち、一人が覆面を取ると50歳だったというダブルセルフパロディになった。 ;ぞくぞく15篇 :2010冬ギフトのCMで「おおむね15篇」のメンバーに加え「まだまだ15篇」（配役は変更）の後に、男子中学生をはじめ、大勢が行進するというトリプルパロディバージョン。 ;[[政見放送]]篇 :2011夏ギフトのCMで、タイトルの通り政見放送仕立てにしたもの。'''夏ギフ党'''党首の'''五十'''嵐 '''五十'''郎（いがらしごじゅうろう）が「皆様の夏ギフト費を、最大50%カットします。」と[[マニフェスト]]を表明する内容。CMの2 - 6秒の間に「※これはCMです」のテロップが小さく表示され、10秒付近から夏ギフトをPRするテロップが入り、「夏ギフトは、西友」のナレーションが入る。公式サイトでは「西友はギフト文化を啓蒙する（架空の）夏ギフ党を結成いたしました」と説明<ref>[http://www.seiyu.co.jp/cm/ 西友CM情報]</ref>がある。撮影セットとシチュエーション・演出が現実の政見放送と酷似しているのが特徴。 ;バスプラ篇 :キャッチコピーの「バスプラ」を連呼する音楽に乗せて、女性の集団が[[パラパラ]]を模したダンスを踊る。（振り付けは[[パパイヤ鈴木]]）<ref>[http://www.fashionsnap.com/news/2011-01-19/seiyu-baspura-start/ 2011年の西友は"バスプラ"?! アラサー女性ユニットも]（[[Fashionsnap.com]], 2011年1月19日）</ref> :なお「バスプラ」とはバスケットプライスの略で、単品だけでなく店全体の商品での安売りをアピールするもの。 ;バスプラくん篇 :「バスプラ」シリーズの一環で、母の寒気に娘が心配（[[大正製薬|パブロン]]のパロディ）すると'''バスプラくん'''（[[グラクソ・スミスクライン|Mr.コンタック]]のパロディ）が現れてバスプラの効能を説明するという、[[風邪薬]]のCMをパロディ化したもの。なお、CMの最後には『※バスプラという商品は存在しませんのでご注意ください』という注意書きが右下に表示されている。}} === CM出演者 === {{要出典範囲|date=2014年11月| * [[荒川恵理子]]（チラシにも出演。当時西友でレジ打ちのアルバイトをしながらサッカー選手をしていた） * [[伊丹十三]] * [[ライオネル・リッチー]]（彼の代表曲「セイ・ユー・セイ・ミー」が流れていた） * 西城秀樹 * [[北陽]] * [[壇蜜]]（2013年、冬ギフトのCMに登場） '''おおむね15篇・ぞくぞく15篇''' * [[ななみ]] （[[Girl's Next]] R1ユニット） * [[長尾寧音]] * [[田中ひかり]] （[[ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー]]ジュニアクラス） '''まだまだ15篇''' * [[桂木朝美]] * [[竹内晶子]] * [[松永麻里]] '''いきなり50篇''' * ななみ * 長尾寧音 → 竹内晶子 ※長尾が覆面を取ると50歳（竹内は実際に当時50歳）だった、というパロディ。 * 田中ひかり}} === CMソング担当 === {{要出典範囲|date=2014年11月| * [[蓮実重臣]]（「火曜得の市」「オットセイユー」を作曲） * [[クレイジーケンバンド]]（CKB表記、使用曲「[[1107 (曲)|1107]]」等）}} == 脚注 == == 関連項目 == * [[ウォルマート]] * [[リヴィン]] * [[サニー (スーパーマーケット)]] * [[ザ・モール (ショッピングセンター)]] * [[サンストリート浜北]] === 企業など === * [[西武百貨店]] ** [[そごう・西武]] * [[セゾングループ]] * [[西武鉄道グループ]] * [[クレディセゾン]] * [[リウボウ]] * [[日テレ・ベレーザ]]（1993 - 1997年に「読売西友ベレーザ」と名乗る） * [[おしゃべりレタス]]（1987 - 1990年放送のテレビ提供番組） * [[荻窪タウンセブン]] * [[橋のない川]]（1992年公開の映画、西友が出資した作品） === 人物 === * [[沖正一郎]]（元常務、ファミリーマート 初代社長、良品計画 元会長） * 木内政雄（前社長、無印良品事業部の独立黒字化に尽力） * [[坂本春生]]（元副社長、セゾン総研 元理事長） * [[サム・ウォルトン]]（ウォルマート創業者） * 高丘季昭（元会長、セゾングループ 元代表幹事。経団連 元副会長） * [[堤清二]]（セゾングループ元会長であり、西友の創業者でもある） * [[堤康次郎]]（西武ストアー創業者、現在も社内主要施設には銅像が存在） * [[三好基之]]（元社長、産経新聞社 元専務） * [[渡辺紀征]]（前会長、ファミリーマート事業の成功に尽力、現在は[[スギ薬局]]社外取締役） * [[山根卓二]] == 外部リンク == * [http://www.seiyu.co.jp/ 合同会社西友] {{ja icon}} * [http://www.walmart.com/ ウォルマート]（親会社のWebサイト） {{en icon}} {{DEFAULTSORT:せいゆう}} [[Category:西友|*]] [[Category:ウォルマート]] [[Category:日本のGMS]] [[Category:日本のスーパーセンター]] [[Category:東京都北区の企業]] [[Category:合同会社]] [[Category:セゾングループ]] [[Category:1963年設立の企業]]