鬼面党
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「鬼面党」(きめんとう)は日本の暴走族。東京都世田谷区上北沢を拠点としており「上北沢鬼面党」とも書く。シンボルマークは「般若」で、単車やステッカーなどに描かれている。
1970年代に誕生し関東連合に加盟していた。歴史が古く、メンバーの多くが国士舘生や右翼団体、暴力団組員も兼ねていたため、都内でも武闘派で知られており、世田谷区ではブラックエンペラーと並ぶ有名な暴走族であった。あまりにも有名だったために他の暴走族から売名目的の標的にされることも多かったが、根性がある強力なチームとして周囲の暴走から一目を置かれていた。
国道では甲州街道を縄張りとしていた。「ルート20」(CRS連合)などの多摩方面の暴走族と甲州街道の覇権をめぐり、たびたび喧嘩となっていた。後継者不足により1990年代に自然消滅した。