論語

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論語(ろんご)は、中国古代、春秋時代の孔子とその弟子たちの言行を記録した書物である。儒教における「四書五経」の経典の1つである。二十篇からなるが成立年代は不明である。

内容

成立年代は不明であるが、江戸時代の伊藤仁斎は前半10編(上論)と後半10編(下論)に分け、全者の成立が古いとした。


子曰。学而時習之。不亦説乎。有朋自遠方来。不亦楽乎。人不知而不慍。不亦君子乎。

 孔子いわく、学んで時にこれを習う。またよろこばしからずや。友あり遠方より来る。また楽しからずや。人知らずしてうらみず、また君子ならずや。

 道を学んで日々に努力する、なんと悦ばしきことであるか。道を語り合う朋友が来た、なんと楽しきことであるか。 人が道を行なわずともうらまず、自ら誠をもって接すすのは、これを君子というべきであらんか。


構成

  • 学而第一(がくじ)
  • 為政第二(いせい)
  • 八佾第三(はちいつ)
  • 里仁第四(りじん)
  • 公冶長第五(こうやちょう)
  • 雍也第六(ようや)
  • 述而第七(じゅつじ)
  • 泰伯第八(たいはく)
  • 子罕第九(しかん)
  • 郷党第十(きょうとう)
  • 先進第十一(せんしん)
  • 顔淵第十二(がんえん)
  • 子路第十三(しろ)
  • 憲問第十四(けんもん)
  • 衛霊公第十五(えいれいこう)
  • 季氏第十六(きし)
  • 陽貨第十七(ようか)
  • 微子第十八(びし)
  • 子張第十九(しちょう)
  • 堯曰第二十(ぎょうえつ)