ヒップ・ドロップ
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ヒップ・ドロップ (Hip drop) は、プロレスにおける技の一種である。ヒップ・プレス、尻落とし(しりおとし)、臀部落とし(でんぶおとし)、ライデン・ドロップなどとも呼ばれる。
この技を決めた状態のまま相手をピン・フォールするものはヒップ・ドロップ・ホールド(Hip drop hold)、尻落とし固め(しりおとしがため)、臀部落とし固め(でんぶおおしがため)、ライデン・ドロップ・ホールドなどと称される。ヒップ・プレスは、フォール式の場合もヒップ・プレスと呼ぶ。
概要
ダウンした相手に向かって自分の尻を落下させる技で、多くは落差を付けるためにジャンプして仕掛ける。主にあんこ型の巨漢レスラーが得意技としている。
なお、ロープに振って戻ってきた相手に後ろ向きにジャンプし、カウンターで自分の尻をぶつけるヒップアタック(越中詩郎などが得意技にしている)という技もあるが、こちらは巨漢レスラーはあまり使用しない。
主な使い手
- ボディ・プレスと並ぶ必殺技。アンドレの場合はジャンプせず、尻餅をつくようにして浴びせる。身長223cm、体重237kgというずば抜けた巨体であったため、それでも十分必殺技になり得た。
- 上記2人ともコーナーからリング内に背面を向けた状態でジャンプして決め、「バンザイ・ドロップ」と称した。ともに力士ギミックの巨漢レスラーで、巨体を生かした技であった。
- サンダー杉山にあやかり、「雷電ドロップ」として使用。
- プロレス以外の例
- 『New スーパーマリオブラザーズ』などシリーズの一部作品で、特殊技としてヒップドロップが使用出来る。
- ダウンした相手への追撃技のひとつにヒップドロップがあり、「ライデン・ドロップ」の名称が使われている。
派生技
- バーミヤン・スタンプ
- 顔面へのヒップドロップホールド。つぼ原人(小坪弘良)の得意技。技名は小坪が酔った際に生尻をガラス窓に押し付けたところ、ガラスに大手ファミレスチェーン「バーミヤン」のマークのような跡が残ったことから。山川竜司はコスチュームをめくり、生尻で見舞ったこともある。