無実の投獄者 (2007)は木山光による作曲作品。ピアノ独奏曲。調性音楽や伝統的なピアノ奏法の枠などを越えた前衛的な作品として知られる。
楽曲
ほぼ単一楽章で中断はない。冒頭は不協和音を効果的に用いて衝撃的にして諧謔的な演奏効果を意図している。
トッカータ奏法と音量を豊かにするためオクターヴ奏法を主に使用している。
演奏者にはピアノ鍵盤操作だけでなく、特殊奏法として肉声による補強演奏・舞踏的な表現などを求めている。高い演奏技術が必要。
日本では野田憲太郎の演奏で知られる。
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