女子大生AV嬢

女子大生AV嬢（じょしだいせいエーブイじょう）とは、女子大生の身分でアダルトビデオ（AV）に出演した女性のこと。

1980年にアダルトビデオが誕生すると同年80年に女子大生ブームが発生。さらに翌年1981年にノーパン喫茶が全国的ブームになると、女子大生が大量にノーパン嬢となった。これは1970年代には学生運動に熱中していた女子大生にとって、始めての経験であった。アダルトビデオはすぐに大ブームとなり（アダルトビデオブーム）、ノーパン嬢となった女子大生を中心に、女子大生をもブームに巻き込んだ。こうして誕生したのが女子大生AV嬢である。

80年代前半当時は、AVで擬似セックスではなくハメ撮りを行われているというだけで強烈なインパクトがあった。ましてやAVに現役の女子大生が出演することなど、世の男性たちにとっては考えられないことであった。代表的な女子大生AV嬢に早稲田大学法学部の杉田かおりがいる。

1990年代になると女子大生がAVに出演することはもはや“当たり前”のこととなり、「女子大生AV嬢」という概念は徐々に消滅していった。しかし今日でもなお、“国立大”に通う女子大生AV嬢など、“高学歴なAV嬢”はもてはやされている。