豊臣秀吉

• 羽柴藤吉郎秀吉 （ハシバ　トウキチロウ　ヒデヨシ）。

「戰國時代（室町時代後期）」から「安土桃山時代」の、「織田信長」の「家臣」。

出自

• 東海道地方尾張國愛知郡中村郷鉄炮足輕（農民武士）。
• 天文五年（1536年）二月六日生。　初名・木下藤吉郎秀吉。
• 父・木下弥右衛門。　母・大政所。　弟・羽柴秀長。　子・羽柴秀頼。
• 松下氏に奉公した後に、織田信長に仕え始める。

出世

• 織田信長に仕え始めてからは、持前の機転や陽気な性格で気に入られ、異例の出世を遂げて行った。
• 斎藤氏との合戰では、｢墨俣一夜城傳説｣などに見られるように、既に功績を挙げていた。

朝倉氏との合戰では「殿軍（しんがり）」を努めるなど、確実に織田信長の信頼を獲得して行った。

• 羽柴秀吉が最も得意としたのは｢城攻｣であり、水攻や兵糧攻など多様な作戦を用いた。

「織田信長の死後」の「内戰」

• 織田信長が、本能寺の変で、明智光秀に暗殺されると、中国地方の毛利氏と即時講和した直後に、山崎合戰で明智光秀を破って「織田氏政権の主導権」を握った。
• 織田信孝を擁立する柴田勝家を滅ぼし（賤ヶ岳の戦い）、織田信雄を擁立する徳川家康を従える（小牧・長久手の戦い）と、織田信長の後繼者に成った。

「日本帝國」を「天下統一」する

• 四国征伐・九州征伐・小田原征伐・奥州仕置に依って、天下統一。羽柴氏から豊臣氏に改め、関白に成り、更に、太閤に成った羽柴秀吉は、天下人と成った。

晩年

• 羽柴秀吉は、日本帝國を天下統一した後は、異國へも目を向けた。そして、朝鮮へ出兵（文禄・慶長の役、いわゆる朝鮮出兵）した。しかし、朝鮮出兵は失敗に終わった。また、これに前後して「豊臣秀次（羽柴秀吉の甥・豊臣秀次一派粛清）事件」などもあり、羽柴政権は揺らいだ。このような動揺の中、慶長三年（1598年）八月十八日に、羽柴秀吉は、亡く成った。享年62歳（数歳）。

関係事項

• 羽柴誠三秀吉