中沢けい

提供: Yourpedia
2019年10月12日 (土) 06:41時点におけるChobichobi (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

中沢 けい(なかざわ けい、1959年10月6日 - )は、日本の小説家、法政大学教授。群像新人文学賞受賞、野間文芸新人賞受賞、1978年、芥川賞候補

目次

  • 1 人物・来歴
  • 2 著書
  • 3 脚注
  • 4 外部リンク


人物・来歴

千葉県館山市出身。千葉県立安房高等学校卒業。1978年明治大学政治経済学部経済学科に入学し、同年「海を感じる時」で第21回群像新人文学賞を受賞した。1982年明治大学卒業。明治大学大学院政治経済学研究科経済学専攻博士前期課程修了、明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得。文学博士(法政大学)。

1985年には『水平線上にて』で第7回野間文芸新人賞を受賞した。芥川賞候補。 21歳で出版社社員と結婚、二児を産んだが離婚[2]。シングルマザーとして親子関係や子育てに関しての発言も多い。 西部邁主宰の雑誌『発言者』に、1999年から2000年「思考の原器」、2000年から2005年まで「器物愛玩」を連載した。 2005年法政大学文学部日本文学科教授に就任。「法政文芸」編集長も務める。BRC(放送と人権等権利に関する委員会)委員となっている。 2013年『楽隊のうさぎ』が鈴木卓爾監督で映画化された。中沢作品初の映画化となる。 有田芳生と仲がよく、のりこえねっと『ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと? 』(のりこえブックス)2014年4月23日刊行で、中沢が日本のレイシズムの事例項目を担当している。 2015年8月3日のニコニコ動画で、「ヘイトスピーチをする人間は3歳児のようなものであり、反論するのではなく叱りつけるしかない。」と自身が批判するレイシストと同様の発言を行い大きな批判を浴びた[要出典]。またインターネット上の言論において「インターネットにおいて言論の管理をすることが必要」という言論の自由を否定する発言を行い痛烈な批判を浴びているが、反省や謝罪は一切行っていない[要出典]。 2016年東京都知事選挙では、野党共闘の統一候補として立候補した鳥越俊太郎への支持を表明していたが、鳥越が落選した後の8月13日にはツイッターで「こんなアホダラ候補でも『野党共闘が大事』でがんばれば130万票とれたってこと。良い候補が見つかれば300万票超えも夢ではありません。」と鳥越を揶揄した[3]。 

令和元年8月23日、中沢けい教授のツイート 韓国は8つも偵察衛星を持っていることを知らない人がぞろぞろ出てきた。そんな人たちに支持される首相は自分の政府が出した「個人賠償権は残っている」との見解を忘れている。

著書

  • 『海を感じる時』講談社 1978、のち文庫、文芸文庫 *2014年12月に映画化[4]
  • 『女ともだち』河出書房新社 1981 のち文庫、講談社文芸文庫
  • 『野ぶどうを摘む』講談社 1981、のち文庫
  • 『風のことば海の記憶』冬樹社 1983 のち中公文庫
  • 『ひとりでいるよ一羽の鳥が』講談社 1983 のち文庫
  • 『水平線上にて』講談社 1985 のち文芸文庫(海を感じる時との合冊)
  • 『往きがけの空』河出書房新社 1986
  • 『静謐の日』福武書店 1986
  • 『曇り日を』福武書店 1988
  • 『喫水』集英社 1988 のち文庫
  • 『遊覧街道』リクルート出版 1989
  • 『首都圏』集英社 1991 のち文庫
  • 『男の背中』日本文芸社 1993
  • 『仮寝』講談社 1993
  • 『楽譜帳 女ともだちそれから』集英社 1994 のち文庫
  • 『親、まあ』河出書房新社 1994
  • 『夜程』日本文芸社 1995

『豆畑の夜』講談社 1995

  • 『占術家入門報告』朝日新聞社 1996
  • 『さくらささくれ』講談社 1999
  • 『豆畑の昼』講談社 1999
  • 『時の装飾法』青土社 2000
  • 『楽隊のうさぎ』新潮社 2000 のち文庫
  • 『人生の細部』青土社 2001
  • 『月の桂』集英社 2001
  • 『うさぎとトランペット』新潮社 2004 のち文庫
  • 『豊海と育海の物語』集英社文庫 2006(文庫オリジナル編集)
  • 『大人になるヒント』メディアパル 2008
  • 『書評 時評 本の話』河出書房新社 2011
  • 『動物園の王子』新潮社、2013
  • 『麹町二婆二娘孫一人』新潮社、2014
  • 『アンチヘイト・ダイアローグ』(対談集)人文書院、2015年 


脚注

  • 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.459
  • 「年譜」『女ともだち』講談社文芸文庫

^*https://mobile.twitter.com/kei_nakazawa/status/764264713152671744

  • “市川由衣、少女から女への変貌…中沢けい「海を感じる時」映画化で大胆演技!”. シネマトゥデイ. (2014年3月27日) 2014年12月5日

閲覧

  • 外部リンク[編集]
  • 中沢けい - Facebook
  • 公式ウェブサイト「豆畑の友」
  • くすだま「明日、何を食べようか」
  • 中沢けい - Researchmap
  • 中沢けい - J-GLOBAL